縄文土器好きの皆様必見の展覧会が、國學院大學博物館にて開催されています。
その名も、“火焔型土器のデザインと機能 Jomonesque Japan 2016”。
縄文時代中期の火焔型土器などを構成文化財とした・・・
『「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』
(↑なんだ、そのネーミングは!)
が、昨年2016年に日本遺産に認定されたのを記念し、開催されている展覧会です。
展示の目玉はなんといっても、新潟県十日町市の 《火焔型土器》 。
縄文土器の中で唯一国宝に指定されているking of 縄文土器です。
会場内は写真撮影OK!
スマホの待ち受け画面にしてみては、いかがでしょう?
会場には、国宝以外の火焔型土器の姿も。
どの火焔型土器も、実にアバンギャルド。
現代アートと言われても、さもありなんという感じがします。
が、これら火焔型土器は、オブジェでも祭祀用だったわけでもなく、
内面に炭化物が付着していることから、実際に煮炊きに使われていたことは確実とのことです。
縄文人は、なかなかにDQNなセンスの持ち主だったのですね。
ヴィレヴァンとかドンキとか好きそうな気がします。なんとなく。
ちなみに、こちらは火焔型土器ではなく、王冠型土器。
ギザギザがある火焔型土器に比べたら、まだおとなしい形状をしています。
火焔型土器ほど攻めた土器は欲しくない、
でも、地味な土器だと、人を呼んだ時に恥ずかしいかも。
そんな縄文時代の主婦の心をガッツリ掴んだのかもしれない土器です。
展示室の一角での展覧会であるため、
展示のボリュームは、火焔型土器の装飾とは対照的に、あっさり目。
ただ、博物館の入り口で火焔型土器がお出迎えしてくれたり、
土器を発掘する (気分になれる) コーナーがあったり、
遊び心は、火焔型土器の装飾同様に盛り盛りな展覧会でした。
そんな遊び心は、縄文時代の土器の大きさを解説するパネルでも発揮されています。
日本酒のラベルにご注目。
『越乃火焔』 となっています。
ちなみに、火焔型土器に関して、何やら怪しげな動きがあるようです。
火焔型土器好きの僕でさえ、絶句。
思わず二度見してしまったのは、赤線の箇所です↓
いや、聖火台にしなくていいだろ (笑)
なんだ、そのセンスは!
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火焔型土器のデザインと機能 Jomonesque Japan 2016
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