現在、外苑前駅のほど近くにある伊藤忠青山アートスクエアでは、
“自転車博覧会2017 自転車とモード展~門外不出のヤガミ・コレクション~” が開催中です。
「自転車月間」 である5月に毎年開催されているという “自転車博覧会” 。
5回目となる今年は、これまで一部の関係者しか見ることが出来なかった、
八神史郎氏の世界屈指の自転車コレクション、通称ヤガミ・コレクションが公開されています。
正直なところ、
“まぁ、自転車好きのためのマニアックな展覧会なんだろうなぁ・・・”
と、そこまで乗り気でなかったのですが。
会場にひとたびを足を踏み入れた瞬間、
「これ絶対楽しいヤツ!」 と、テンションが急上昇しました。
「えっ、そっちに進むの?!」 と思わず二度見の1884年イギリス製の三輪車や、
メリーゴーランドのようで楽しげな子ども用の木馬型自転車、
1950年にアメリカで発売されたファイバーグラス製の近未来型自転車ボーデン スペース ランダーなど、
見たことない自転車のオンパレードに、興奮のブレーキが止まりません。
とりわけ衝撃的だったのが、1895年フランス製のモノ・サイクル。
どう乗るの?
どうバランス取るの?
というか、どう停めるの?
見れば見るほど、「?」 は尽きません。
ちなみに、モノ・サイクルは、相当貴重なものらしく、
現在、世界で2台しかなく、残りの1台はスミソニアン博物館が所蔵しているとのこと。
必見です。
個人的に欲しいと思ったのは、1915年にアメリカで販売されたピエール・アロー号。
荷物を入れる場所が、カゴではなく、
フレーム部分に取り付けられているのが何ともオシャレです。
収納は狭そうだし、物をパッとは取り出せなさそうだし、いろいろ不便そうではありますが。
でも、オシャレ。
ちなみに、今回の展覧会は自転車だけではなく、
当時のモダンで快活な女性像が描かれた貴重な自転車ポスターも併せて展示されています。
ミュシャを彷彿とさせるアールヌーヴォー風なポスターもありますので、
アールヌーヴォー好きは、要チェックな展覧会です。
さてさて、個人的に一番印象に残っているのは、こちらのポスター。
画面の右に描かれているのは、自転車のチェーンが切れて困っている男性です。
その光景を尻目に通り過ぎようとしている女性が乗っているのは、チェーンを使わないタイプの自転車。
完全に勝ち誇っています。
なんかカチンとくるポスターでした (笑)
ちなみにちなみに、浮世絵ファンも要チェック。
展覧会には、自転車が描かれた明治から昭和初期にかけての錦絵の数々も展示されています。
注目してみると、意外と自転車が描かれているものなのですね。
さて、錦絵で自転車に乗っている人は、ほぼ全員男子でしたが、
この時代、女性は自転車に乗っていなかったのでしょうか・・・と思ったら、
1930年代の女性用自転車が展示されていました。
リアル 「はいからさんが通る」 ですね。
珍しい自転車に、貴重な自転車ポスターに錦絵に。
予想以上に見どころ満載の展覧会でした。
しかも、入場料は無料です!
最後に、告知を一つ。
こちらの展覧会がより楽しめるギャラリートークが、5月12日 (金) の18時から開催されます。
講師は、自転車文化センター学芸員の谷田貝一男氏。
そして、そのお相手は、なんと僕。
モノ・サイクル について、いろいろツッコんでみようと思っています (笑)
お時間の合う方は、是非どうぞ!
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“自転車博覧会2017 自転車とモード展~門外不出のヤガミ・コレクション~” が開催中です。
「自転車月間」 である5月に毎年開催されているという “自転車博覧会” 。
5回目となる今年は、これまで一部の関係者しか見ることが出来なかった、
八神史郎氏の世界屈指の自転車コレクション、通称ヤガミ・コレクションが公開されています。
正直なところ、
“まぁ、自転車好きのためのマニアックな展覧会なんだろうなぁ・・・”
と、そこまで乗り気でなかったのですが。
会場にひとたびを足を踏み入れた瞬間、
「これ絶対楽しいヤツ!」 と、テンションが急上昇しました。
「えっ、そっちに進むの?!」 と思わず二度見の1884年イギリス製の三輪車や、
メリーゴーランドのようで楽しげな子ども用の木馬型自転車、
1950年にアメリカで発売されたファイバーグラス製の近未来型自転車ボーデン スペース ランダーなど、
見たことない自転車のオンパレードに、興奮のブレーキが止まりません。
とりわけ衝撃的だったのが、1895年フランス製のモノ・サイクル。
どう乗るの?
どうバランス取るの?
というか、どう停めるの?
見れば見るほど、「?」 は尽きません。
ちなみに、モノ・サイクルは、相当貴重なものらしく、
現在、世界で2台しかなく、残りの1台はスミソニアン博物館が所蔵しているとのこと。
必見です。
個人的に欲しいと思ったのは、1915年にアメリカで販売されたピエール・アロー号。
荷物を入れる場所が、カゴではなく、
フレーム部分に取り付けられているのが何ともオシャレです。
収納は狭そうだし、物をパッとは取り出せなさそうだし、いろいろ不便そうではありますが。
でも、オシャレ。
ちなみに、今回の展覧会は自転車だけではなく、
当時のモダンで快活な女性像が描かれた貴重な自転車ポスターも併せて展示されています。
ミュシャを彷彿とさせるアールヌーヴォー風なポスターもありますので、
アールヌーヴォー好きは、要チェックな展覧会です。
さてさて、個人的に一番印象に残っているのは、こちらのポスター。
画面の右に描かれているのは、自転車のチェーンが切れて困っている男性です。
その光景を尻目に通り過ぎようとしている女性が乗っているのは、チェーンを使わないタイプの自転車。
完全に勝ち誇っています。
なんかカチンとくるポスターでした (笑)
ちなみにちなみに、浮世絵ファンも要チェック。
展覧会には、自転車が描かれた明治から昭和初期にかけての錦絵の数々も展示されています。
注目してみると、意外と自転車が描かれているものなのですね。
さて、錦絵で自転車に乗っている人は、ほぼ全員男子でしたが、
この時代、女性は自転車に乗っていなかったのでしょうか・・・と思ったら、
1930年代の女性用自転車が展示されていました。
リアル 「はいからさんが通る」 ですね。
珍しい自転車に、貴重な自転車ポスターに錦絵に。
予想以上に見どころ満載の展覧会でした。
しかも、入場料は無料です!
最後に、告知を一つ。
こちらの展覧会がより楽しめるギャラリートークが、5月12日 (金) の18時から開催されます。
講師は、自転車文化センター学芸員の谷田貝一男氏。
そして、そのお相手は、なんと僕。
モノ・サイクル について、いろいろツッコんでみようと思っています (笑)
お時間の合う方は、是非どうぞ!
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