~前回までのあらすじ~
日本全国にある国宝をすべて目にする。
何よりも国宝ファーストを徹底した生活を続けて、6年目。
これまでに、899件の国宝と対面してきました。
そして、いよいよ900件目の国宝との邂逅。
国宝ハンター劇場、見せ場です!
ある関西の大物芸人さんは、こう言いました。
小さなことからこつこつと。
1000件以上もある国宝をすべて目にするだなんて。
企画を始めた当初、それを実現できると思っていた人は、誰一人いなかったことでしょう。
正直なところ、僕自身も現実味はなかったです。
せいぜい、見れて、500件くらいだろうと。
しかし、こつこつと続けていれば、ゴールはきちんと近づいてくるもの。
いつしかハンティングした国宝の数は500件を超え、
600件、700件、800件、そして、900件まであと1つに迫るまでになりました。
そして、その時は、唐突にやってきたのです。
5月31日。
泉屋博古館分館の内覧会に出席させて頂いた時のことです。
開催を明日に控えていたのは、“名刀礼賛―もののふ達の美学”という展覧会。
兵庫県にある黒川古文化研究所の名刀コレクションが、
初めて東京でまとめて紹介されるという刀剣ファン垂涎の展覧会です。
当初のアナウンスでは、黒川古文化研究所が所蔵する2件の国宝の刀のうち、
東京にやってくるのは、《短刀〈朱銘貞宗(名物伏見貞宗)/本阿花押〉》 のみでした。
実は、そちらの刀は、昨年4月に、わざわざ現地を訪れてハンティング済です。
(参考記事→第百二十話 国宝ハンター、へたばる!)
「何で、こっちが来るんだよ!!」
黒川古文化研究所が悪いわけでも、
泉屋博古館分館が悪いわけでもないのは重々承知していますが。
やり場のない感情に苛まれていました。
ところが、今回、内覧会を訪れてみると・・・まぁ、なんということでしょう!
《短刀〈銘来国俊/〉》 (ジャンル:工芸品) も展示されてるではないですか。
なんか、いろいろあって、こちらもやってくることになったのだそうです。
こんな近場で国宝を目にすることができたのは、嬉しいです。
もうあの坂道を登らなくていいのは、嬉しいです。
嬉しいですが。。。
記念すべき、900件目をこんな感じでサラッと目にすることになろうとは!
藤井四段が、29連勝目を達成したような感じとまでは、さすがに言いませんが。
もう少しドラマが欲しかったです。
いや、これこそが筋書きのないドラマ。
人生なんて、こんなものなのでしょう。
さらに、その翌日に、901件目。
大盛況のうちに閉幕した “茶の湯” 展にて、6日間限定公開という超激レア国宝、
《密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉》 (ジャンル:工芸品) をハンティングしました。
最近はなかなか東京で国宝を目にする機会に恵まれなかったのに。
続くときは続くものです。
これもまた人生。
さて、先日は名古屋へ。
ブラタモリの名古屋編で観たばかりの光景を目にしてから、
徳川美術館へ。
こちらの常設展では、「名刀物語」 というシリーズミニ展示が開催中。
今月は、《太刀〈銘正恒/〉》 (ジャンル:工芸品) が出展されていました。
が、しかし!
もっともフィーチャーされていたのは、
国宝でも重要文化財でもない、名物鯰尾藤四郎。
オリジナル和菓子を作ったり、
名古屋港水族館とコラボしていたり。
国宝<刀剣乱舞
これが現実。
国宝ハンターとしては、悲しい現実。
ちなみに、国宝ハンターとは全く関係ないですが。
どうしても紹介したい写真をご紹介して、今回はお別れいたしましょう。
名古屋で出会ったツッコまざるをえないお店です。
で、結局、何の専門店?!
今現在の国宝ハンティング数 902/1108
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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日本全国にある国宝をすべて目にする。
何よりも国宝ファーストを徹底した生活を続けて、6年目。
これまでに、899件の国宝と対面してきました。
そして、いよいよ900件目の国宝との邂逅。
国宝ハンター劇場、見せ場です!
ある関西の大物芸人さんは、こう言いました。
小さなことからこつこつと。
1000件以上もある国宝をすべて目にするだなんて。
企画を始めた当初、それを実現できると思っていた人は、誰一人いなかったことでしょう。
正直なところ、僕自身も現実味はなかったです。
せいぜい、見れて、500件くらいだろうと。
しかし、こつこつと続けていれば、ゴールはきちんと近づいてくるもの。
いつしかハンティングした国宝の数は500件を超え、
600件、700件、800件、そして、900件まであと1つに迫るまでになりました。
そして、その時は、唐突にやってきたのです。
5月31日。
泉屋博古館分館の内覧会に出席させて頂いた時のことです。
開催を明日に控えていたのは、“名刀礼賛―もののふ達の美学”という展覧会。
兵庫県にある黒川古文化研究所の名刀コレクションが、
初めて東京でまとめて紹介されるという刀剣ファン垂涎の展覧会です。
当初のアナウンスでは、黒川古文化研究所が所蔵する2件の国宝の刀のうち、
東京にやってくるのは、《短刀〈朱銘貞宗(名物伏見貞宗)/本阿花押〉》 のみでした。
実は、そちらの刀は、昨年4月に、わざわざ現地を訪れてハンティング済です。
(参考記事→第百二十話 国宝ハンター、へたばる!)
「何で、こっちが来るんだよ!!」
黒川古文化研究所が悪いわけでも、
泉屋博古館分館が悪いわけでもないのは重々承知していますが。
やり場のない感情に苛まれていました。
ところが、今回、内覧会を訪れてみると・・・まぁ、なんということでしょう!
《短刀〈銘来国俊/〉》 (ジャンル:工芸品) も展示されてるではないですか。
なんか、いろいろあって、こちらもやってくることになったのだそうです。
こんな近場で国宝を目にすることができたのは、嬉しいです。
もうあの坂道を登らなくていいのは、嬉しいです。
嬉しいですが。。。
記念すべき、900件目をこんな感じでサラッと目にすることになろうとは!
藤井四段が、29連勝目を達成したような感じとまでは、さすがに言いませんが。
もう少しドラマが欲しかったです。
いや、これこそが筋書きのないドラマ。
人生なんて、こんなものなのでしょう。
さらに、その翌日に、901件目。
大盛況のうちに閉幕した “茶の湯” 展にて、6日間限定公開という超激レア国宝、
《密庵咸傑墨蹟〈法語(綾本)/淳熙己亥仲秋日〉》 (ジャンル:工芸品) をハンティングしました。
最近はなかなか東京で国宝を目にする機会に恵まれなかったのに。
続くときは続くものです。
これもまた人生。
さて、先日は名古屋へ。
ブラタモリの名古屋編で観たばかりの光景を目にしてから、
徳川美術館へ。
こちらの常設展では、「名刀物語」 というシリーズミニ展示が開催中。
今月は、《太刀〈銘正恒/〉》 (ジャンル:工芸品) が出展されていました。
が、しかし!
もっともフィーチャーされていたのは、
国宝でも重要文化財でもない、名物鯰尾藤四郎。
オリジナル和菓子を作ったり、
名古屋港水族館とコラボしていたり。
国宝<刀剣乱舞
これが現実。
国宝ハンターとしては、悲しい現実。
ちなみに、国宝ハンターとは全く関係ないですが。
どうしても紹介したい写真をご紹介して、今回はお別れいたしましょう。
名古屋で出会ったツッコまざるをえないお店です。
で、結局、何の専門店?!
今現在の国宝ハンティング数 902/1108
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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