レオナルド×ミケランジェロ展
現在、三菱一号館美術館では、“レオナルド×ミケランジェロ展” が開催されています。こちらは、ルネサンスの2大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチと、ミケランジェロ・ブオナローティの素描を対比する日本初の展覧会です。そう聞いて、「なぁんだ、素描か・・・」と思った方も少なくないはず。素描の 「素」 は、素うどんの...
View ArticleAndy Warhol展
銀座、いや日本を代表する画廊の一つ、日動画廊。藤田嗣治や熊谷守一、猪熊弦一郎など、そうそうたる洋画家たちとも交流の深い日本でもっとも歴史のある洋画商です。そんな日動画廊は、今年で創業90周年 (!) を迎えました。それを記念して、現在、スペシャルな展覧会が開催されています。“Andy Warhol展” です。“キング・オブ・ポップアート”...
View Articleアルチンボルド展
植物や野菜などのモチーフを組み合わせて人の顔のように見せる独創的な肖像画、いわゆる 「寄せ絵」 で知られる16世紀イタリアの画家ジュゼッペ・アルチンボルド。その待望の日本初となる “アルチンボルド展” が、国立西洋美術館で開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)見どころは何と言っても、アルチンボルドを代表する連作 『四季』...
View Article名画IPPONグランプリ 第7問
出張授業などでお世話になった小学生たちに、名画に関する大喜利に挑んでもらい、その中から厳選されたオモシロ回答だけを紹介していく企画。それが、名画IPPONグランプリです。今回は、初となる日本の絵画からの出題。博多の画僧・仙厓さんの 《指月布袋画賛》...
View Article『そこまでやるか』 壮大なプロジェクト展
現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催されているのは・・・“『そこまでやるか』 壮大なプロジェクト展” という展覧会。なんとなく、欽ちゃんのテレビ番組を彷彿とさせるようなタイトルです。展覧会の内容は、まさにタイトルずばり。『そこまでやるか!』 と思わず称えたくなる、ツッコみたくなる (?)、壮大なプロジェクトを紹介する展覧会です。2010年に21_21 DESIGN...
View Article生誕110年記念 漆の画家 太齋春夫展
今年2017年は、太齋春夫 (だざいはるお 1907~1944) の生誕110年の節目の年。それを記念して、現在、練馬区立美術館では、“生誕110年記念 漆の画家 太齋春夫展”...
View Articleもっと知りたい名画の世界 よそおいの200年
名古屋市にあるヤマザキマザック美術館を初訪問してきました。こちらは、2010年4月に開館したばかりの、工作機械メーカーのヤマザキマザック株式会社が母体となった美術館です。コレクションの核となるのは、日本ではなかなか目にする機会が少ないロココ時代の絵画作品。マリー=アントワネットお抱えの女流画家ヴィジェ・ルブランの作品をはじめ、ヴァトー、フラゴナール、ブーシェと “ロココの三羽烏”...
View Article【特別展】没後50年記念 川端龍子 ―超ド級の日本画―
山種美術館で開催中の “【特別展】没後50年記念 川端龍子 ―超ド級の日本画―” に行ってきました。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)こちらは、大正から昭和にかけて活躍した川端龍子の超ド級の回顧展です。「たつこ」 と書いて、「りゅうし」。小野妹子と同じくらいに間違えられやすいですが、れっきとした男性です。そんな “日本画界のドラゴン”...
View Article無印良品と明和電機をくらべた展 ナンセンス計測のこころみ
現在、無印良品有楽町の2階にある・・・ATELIER MUJIでは、“無印良品と明和電機をくらべた展 ナンセンス計測のこころみ” が開催中です。一方は、ナンセンスなマシーンを続々と発表し、今や名実ともに世界的に活躍する芸術家ユニット 『明和電機』。対する (?) は、「わけあって、安い」をキャッチフレーズに、生活の基本となる本当に必要なものを必要なかたちで作ってきた...
View Articleアートテラー的お茶漬け生活 ~その玖~
永谷園のお茶づけ海苔に封入されている東海道五十三次カード。全55枚揃えるには、何日かかるのか?アートテラー・とに~が体を張って検証する企画。それが・・・・・先日、ことわざ辞典を眺めていたら、こんなことわざを発見してしまいました。『朝腹に茶漬け』(意味) 朝、空腹にお茶漬けを食べても腹の足しにならない、 まったくこたえないことから、ものごとが少しもこたえないことを意味する。...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪...
View Article世界が絶賛した浮世絵師北斎展
先日、池袋パルコの近くを通りかかった時のこと、パルコミュージアムにて、“世界が絶賛した浮世絵師北斎展” が開催されているのを知りました。「パルコで浮世絵展?!」そのミスマッチぶりが、妙に刺さったので、訪れてみることにしました。・・・・・・・確かに。《神奈川沖浪裏》 や、《尾州不二見原》 をはじめ、『冨獄三十六景』 シリーズは、それなりに展示されていました...
View Article2017年NHK大河ドラマ 「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ
今年も、江戸東京博物館にて、すっかり毎年恒例のイベントとして定着した大河ドラマと連動した特別展が開催されています。今年の大河ドラマは、『おんな城主 直虎』。戦国時代に男の名で家督を継いだ 「おんな城主」 井伊直虎を主人公にした物語です。非常に資料が乏しく、その生涯に謎が多き井伊直虎。昨年12月には、「直虎は実は男」...
View Article没後40年 幻の画家 不染鉄展
東京ステーションギャラリーで開催中の “没後40年 幻の画家 不染鉄展” に行ってきました。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)こちらは、今年没後40年を迎える日本画家・不染鉄の大々的な回顧展です。「不染鉄」 と書いて、「ふせんてつ」 と読みます。もちろんペンネームです。本名は、不染哲治 (のち哲爾。鐵二とも号する)...
View Article2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
板橋区立美術館の夏の恒例イベント。“イタリア・ボローニャ 国際絵本原画展” が今年も始まりました!51回目となる2017年の 「ボローニャ国際絵本原画展」 には、なんと過去最多となる61か国3368人 (!)...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号115
皆様は、こちらのミュージアムグッズを覚えておいででしょうか?「素晴らしきミュージアムショップの世界」 。その記念すべき100回目に登場した虎子石ステッカー (200円) です。“ん?虎子石って何?”という方のために、簡単に説明しますと。虎子石とは・・・歌川芳員の 《東海道五十三次内 大磯 をだハらへ四り》...
View Article「命短し恋せよ乙女」 ~マツオヒロミ×大正恋愛事件簿~
いつの時代も、人は恋愛ゴシップが大好き。そんなことを実感させられる展覧会が、弥生美術館で開催されています。その名も、“「命短し恋せよ乙女」...
View Article特別展 「タイ~仏の国の輝き~」
東京国立博物館で開催中の “特別展 「タイ~仏の国の輝き~」” に行ってきました。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)こちらは、日本とタイの修好130周年を記念して開催された特別展で、日本初公開の名品や門外不出の至宝など、タイの国宝級の美術品が史上最大規模で展示されています。展覧会の目玉は何と言っても、《ラーマ2世王作の大扉》...
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