現在、無印良品有楽町の2階にある・・・
ATELIER MUJIでは、“無印良品と明和電機をくらべた展 ナンセンス計測のこころみ” が開催中です。
一方は、ナンセンスなマシーンを続々と発表し、
今や名実ともに世界的に活躍する芸術家ユニット 『明和電機』。
対する (?) は、「わけあって、安い」をキャッチフレーズに、
生活の基本となる本当に必要なものを必要なかたちで作ってきた 『無印良品』。
そんな2つの会社が作った同じ機能の道具を比較展示してみるユニークな展覧会です。
例えば、電気の延長コードの比較展示。
無印良品の電気の延長コードは、
予想通りといいますか、イメージ通りといいますか、実にシンプルです。
対して、明和電機が開発したのは、魚の骨をモチーフにした電気の延長コード。
その名も、魚コード (なコード) 。
今年3月に、フライングタイガーにパクられていたことが発覚し、話題になったあのコードです。
改めて、2つの商品を見比べてみると、
“同じ延長コードでも、ここまで違うものになるのか!” と、ちょっとした驚きがありました。
楽しさという観点では、圧倒的に魚コード。
ただ、使いやすさとか、家のインテリアに合うかを考えたら、僕は無印良品のほうを買います。
また例えば、腕時計の比較展示。
明和電機が開発したのは、時報式腕時計ジホッチです。
時間を知りたいときは、「117」 をダイヤル。
そうすると、時報が聞けるという何ともめんどくさい腕時計です。
対して、無印良品が開発した腕時計が、こちら。
ジホッチのあとだと、インパクトは薄れてしまいますが。
視認性を重視し、あえて駅の時計をモチーフにした腕時計なのだとか。
意外とユニークです。
どちらを買うかと聞かれたら、どちらも買いませんが (笑)
どちらかを貰えるなら、アクセサリーとしてジホッチが欲しいです。
時間を知りたかったら、スマホを見ればいいわけですし。
・・・と、今回の展覧会。
“無印良品の商品はシンプルで素晴らしい!” と押し付けるわけでもなければ、
“明和電機のアートはナンセンスで素晴らしい!” と声高に主張するわけでもなし。
あくまで、2つの真逆の会社の商品を比べただけという姿勢に好感を抱きました。
感じ方は、人それぞれなのですから。
デザインについて、じっくりと考える良い機会でした。
ちなみに、比較展示に関しては、特に明和電機寄りというわけではなかったですが。
代表作のオタマトーンや、
ユニフォームが展示されていましたので、
明和電機ファンの皆様、どうぞご安心くださいませ。
最後に、個人的に印象的だった作品をご紹介。
明和電機の 《金魚のフン》 という作品です。
こちらの18金の粒を、一度 「んがぐぐ」 と飲み込み、
排泄物の中から取り出したものを、ピアスにすることで、
金の精神的価値について想いを巡らせる作品なのだとか。
言ってることは、なんか深いですが。
実際にやったら、ドン引きしそうです。
そんな 《金魚のフン》 の隣に、
「錠剤の食べ物」 というキーワードで展示されていたのは (《金魚のフン》 は食べ物なのか?!)、
シュガーレスタブレットスーパーミント (¥190)。
この展示のせいで、食べた日の翌日に、トイレを確認してしまいそうです。
当然、シュガーレスタブレットスーパーミントは、跡形も残っていないでしょうが。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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今や名実ともに世界的に活躍する芸術家ユニット 『明和電機』。
対する (?) は、「わけあって、安い」をキャッチフレーズに、
生活の基本となる本当に必要なものを必要なかたちで作ってきた 『無印良品』。
そんな2つの会社が作った同じ機能の道具を比較展示してみるユニークな展覧会です。
例えば、電気の延長コードの比較展示。
無印良品の電気の延長コードは、
予想通りといいますか、イメージ通りといいますか、実にシンプルです。
対して、明和電機が開発したのは、魚の骨をモチーフにした電気の延長コード。
その名も、魚コード (なコード) 。
今年3月に、フライングタイガーにパクられていたことが発覚し、話題になったあのコードです。
改めて、2つの商品を見比べてみると、
“同じ延長コードでも、ここまで違うものになるのか!” と、ちょっとした驚きがありました。
楽しさという観点では、圧倒的に魚コード。
ただ、使いやすさとか、家のインテリアに合うかを考えたら、僕は無印良品のほうを買います。
また例えば、腕時計の比較展示。
明和電機が開発したのは、時報式腕時計ジホッチです。
時間を知りたいときは、「117」 をダイヤル。
そうすると、時報が聞けるという何ともめんどくさい腕時計です。
対して、無印良品が開発した腕時計が、こちら。
ジホッチのあとだと、インパクトは薄れてしまいますが。
視認性を重視し、あえて駅の時計をモチーフにした腕時計なのだとか。
意外とユニークです。
どちらを買うかと聞かれたら、どちらも買いませんが (笑)
どちらかを貰えるなら、アクセサリーとしてジホッチが欲しいです。
時間を知りたかったら、スマホを見ればいいわけですし。
・・・と、今回の展覧会。
“無印良品の商品はシンプルで素晴らしい!” と押し付けるわけでもなければ、
“明和電機のアートはナンセンスで素晴らしい!” と声高に主張するわけでもなし。
あくまで、2つの真逆の会社の商品を比べただけという姿勢に好感を抱きました。
感じ方は、人それぞれなのですから。
デザインについて、じっくりと考える良い機会でした。
ちなみに、比較展示に関しては、特に明和電機寄りというわけではなかったですが。
代表作のオタマトーンや、
ユニフォームが展示されていましたので、
明和電機ファンの皆様、どうぞご安心くださいませ。
最後に、個人的に印象的だった作品をご紹介。
明和電機の 《金魚のフン》 という作品です。
こちらの18金の粒を、一度 「んがぐぐ」 と飲み込み、
排泄物の中から取り出したものを、ピアスにすることで、
金の精神的価値について想いを巡らせる作品なのだとか。
言ってることは、なんか深いですが。
実際にやったら、ドン引きしそうです。
そんな 《金魚のフン》 の隣に、
「錠剤の食べ物」 というキーワードで展示されていたのは (《金魚のフン》 は食べ物なのか?!)、
シュガーレスタブレットスーパーミント (¥190)。
この展示のせいで、食べた日の翌日に、トイレを確認してしまいそうです。
当然、シュガーレスタブレットスーパーミントは、跡形も残っていないでしょうが。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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