今年も、江戸東京博物館にて、
すっかり毎年恒例のイベントとして定着した大河ドラマと連動した特別展が開催されています。
今年の大河ドラマは、『おんな城主 直虎』。
戦国時代に男の名で家督を継いだ 「おんな城主」 井伊直虎を主人公にした物語です。
非常に資料が乏しく、その生涯に謎が多き井伊直虎。
昨年12月には、「直虎は実は男」 説が発表されたほど。
それゆえ、今回の展覧会では、井伊直虎だけでなく、
直虎が養育し、のちに徳川四天王の一人にも数えられた井伊直政にも焦点が当てられています。
そんな “2017年NHK大河ドラマ 「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ” は、8月6日まで。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
『おんな城主 直虎』 は、1年と長きに渡ってお送りされますが。
『おんな城主 直虎』 の特別展の会期は、たったの30日です!
戦国ファン、ドラマファンの方は、是非お早めに。
見どころは何と言っても、こちらのケースで展示されている書状。
《井伊直虎・関口氏経連署状》 です。
浜松市指定文化財 《井伊直虎・関口氏経連署状》 永禄11年(1568) 蜂前神社・浜松市博物館保管
こちらは、井伊直虎の花押が確認できる書状。
(花押とは、公式の文書に自ら署名する際に用いるサインのこと)
実は、直虎の花押が入っているのは、現存この書状だけなのだとか。
書状としては、内容も形式も特に珍しいものではありませんが。
直虎の花押は、めちゃめちゃレア。
“自然と調和する” 花押なので、見逃し厳禁です。
個人的にもっとも見ごたえを感じたのは、
やはり井伊家の代名詞ともいうべき、『井伊の赤備え』 でしょうか。
井伊家は、甲冑や旗など自軍の装備を、シャア専用ばりに赤で統一。
その伝統は代々引き継がれ、現在でも、ひこにゃんがちゃんと赤い兜を被っています。
そんな井伊家のDNAの源流が、会場に!
戦国ファンとしては、胸アツになる光景でした。
特に関ヶ原の合戦で実際に使用したとされる旗に、大コーフン!!
《朱地井桁紋金箔押旗印》 桃山時代 彦根城博物館(井伊家伝来資料)
その色の美しさと、その大きさに惹かれ、
思わず、突進するかの如く、駆け寄ってしまいました。
わしゃ、闘牛の牛か。
ちなみに、オープニングに出席させて頂いたのですが。
なんとスペシャルゲストとして、『おんな城主 直虎』 の主演を務める柴咲コウさんが登場。
凛々しさと美しさとオーラと。
井伊直虎そのものでした。
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
↧
2017年NHK大河ドラマ 「おんな城主 直虎」特別展 戦国!井伊直虎から直政へ
↧