現在、“没後90年 萬鐵五郎展” が開催中の神奈川県立近代美術館 葉山館。
展覧会後、何気なく立ち寄ったミュージアムショップで、
なんとも謎すぎる萬鐵五郎グッズを見つけてしまいました!
その名も、萬鉄五郎の美作り箱。
とりあえず萬鉄五郎記念美術館で発売されているらしいことと、
「美作り箱」 と書いて、「ビックリバコ」 と読むことはわかりましたが。
結局のところ、一体どんな箱なのか、まったくもって謎です。
裏返してみましたが、こちら側にも何のヒントもなし。
謎はますます深まります。
ちなみに、お値段は1200円。
高すぎるわけでもなければ、そこまで安いわけでもなし。
これまた、あまりヒントになりません。
リアル “箱の中身は何じゃろな” 状態です。
答えが気になって仕方がありません。
気づけば、萬鉄五郎の美作り箱を持ってレジに並んでいる自分がいました。
そんな自分にビックリです。
とりあえず購入してみて、一つ確実にわかったのは、ずっしりと重いということ。
葉山館からの長い帰りの道中、重たくなったリュックに苦しめられました (笑)
さてさて、家に帰って、早速オープンしてみることに。
その時、勢い余って落としてしまい、すべてが床にドバーッ!
予想を遥かに超える数の何やらが、箱から飛び出してきました。
まさに、ビックリ箱。
かき集めてみると、萬鉄五郎の漫画をはじめ、
シールやらペーパークラフトやらが大量に入っていました。
その数があまりにも膨大なので、どれからら手を付けて良いものやら。。。
ひとまず最初に目に留まった萬鉄五郎・九変化なるものを作ってみることにします。
指示通りに制作すること、約1時間。
こんな楽しげなものが完成しました。
キューブを動かすと、いろんな萬鉄五郎の顔が現れるという画期的なアイテムです。
いろいろと動かして遊んでみましたが、さすがにすぐに飽きが来てしまいました。
1時間もかけて作ったというのに、2分で終了です (笑)
続いては、萬鉄五郎の代表作の一つ 《もたれて立つ人》 をモチーフにした・・・
こちらのペーパークラフトに挑戦してみることにしました。
見るからに難易度が高そうです。
指示通りに制作すること、約1時間半。
ようやく手足と胴体のパーツが完成しました。
予想していた以上に難易度が高かったです。
今さら気が付きましたが、
そもそも、《もたれて立つ人》 を立体化させるという時点で無理があるわけで。
そのしわ寄せは作り手側にくるのです (泣)
何度も壁にもたれながらも、気力でもくもくと作業を続け、ついに3D版の 《もたれて立つ人》 が完成しました!
持ち前の不器用さを発揮して、ところどころ不格好になっていますが。
それでも、ちゃんと 《もたれて立つ人》 になっています。
実にクオリティの高いペーパークラフトでした。
ちなみに、後ろから見るとこんな感じ。
360度どこから見ても、絵になるペーパークラフトです。
再現度がハンパではありません。
《もたれて立つ人》 を立体化させた人は天才です。
ちなみに、完成後、時計を見てビックリ。
気づけば、作業開始から3時間以上が経過していました。
もう他のペーパークラフトを作る気力は残っていません。
今の僕はこんな顔をしています。
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