没後90年 萬鐵五郎展
神奈川県立近代美術館 葉山 (通称:葉山館) を初訪問してきました。こちらは、昨年、惜しまれつつ閉館した神奈川県立近代美術館 鎌倉 (通称:鎌倉館) の姉妹館です。鎌倉館のシンボルだったイサム・ノグチの 《こけし》...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号117
現在、“没後90年 萬鐵五郎展” が開催中の神奈川県立近代美術館 葉山館。展覧会後、何気なく立ち寄ったミュージアムショップで、なんとも謎すぎる萬鐵五郎グッズを見つけてしまいました!その名も、萬鉄五郎の美作り箱。とりあえず萬鉄五郎記念美術館で発売されているらしいことと、「美作り箱」 と書いて、「ビックリバコ」...
View Article山口蓬春の日本画と写生 ―花・その煌めきを描くこころ―
神奈川県立近代美術館 葉山を訪れた後は、そのほど近くにある山口蓬春記念館へ。こちらは、日展を中心に活躍した日本画家・山口蓬春の自邸を改修した記念館です。「趣のある」...
View Article鎌倉歴史文化交流館
古都・鎌倉に今年5月にオープンしたばかりの鎌倉歴史文化交流館に行ってきました。こちらは、鎌倉の歴史的遺産・文化的遺産を学び、体験し、交流できるミュージアムです。何故、鎌倉は仏教都市として栄えたのか?何故、鎌倉は武士の都となったのか?何故、鎌倉は観光都市として発展していったのか?そんな様々な “鎌倉よ何故”...
View Article千年の甍 -古代瓦を葺く-
現在、竹中工務店東京本店ビル1階にあるGallery A4 (ギャラリーエークワッド) で開催されているのは、日本建築とは切っても切り離せない 「瓦」 に焦点を当てた “千年の甍 -古代瓦を葺く-” という展覧会です。いたるところで、しかも、ほぼ毎日のように瓦を目にしているわけですが。改めて考えてみると、どうやって屋根に設置しているのか、どうやって作られているのか、まったく想像がつきません...
View Article森本千絵×中島信也〈森の中〉展
鹿児島県霧島アートの森に行ってきました。こちらは、2000年にオープンした鹿児島県立の美術館です。霧島山麓の標高約700メートルの高原に位置しているため、車で行くのも一苦労。延々と続く山道に、“本当に、こんなところに美術館があるのか?”...
View Article草間彌生 My Soul Forever展
京都を代表する観光スポット・祇園。この情緒溢れる街に、今年6月に新たな美術館がオープンいたしました。それが、フォーエバー現代美術館です。もともとは、2006年に秋田県でオープンしたというフォーエバー現代美術館。しかし、3年後の2009年には閉館してしまいました...
View Article27時間アートツアー再び!
こんばんは。ATN (=アートテラーニュース) の時間です。2015年に開催され、大反響を巻き起こした27時間アートツアーが、2年ぶりに、しかも、超パワーアップして今月30日に復活することが発表されました。今回も27時間休まずパーソナリティーを務めるとに~氏より、コメントが寄せられています。「2年前にアートツアーの集大成として、27時間アートツアーを開催しました。...
View Articleアジア回廊 現代美術展
日本・中国・韓国の各国が毎年1つの都市を選び、1年間を通じて文化芸術による多彩なイベントや交流を行う事業。それが、東アジア文化都市。2014年の横浜市から皮切りに、新潟市、奈良市が選ばれ、今年2017年は、日本を代表する古都・京都市が開催都市に選ばれています。そんな東アジア文化都市の一環として開催されているのが、“アジア回廊...
View Article猫百態―朝倉彫塑館の猫たち―
「東洋のロダン」 と称された彫刻家・朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した台東区立朝倉彫塑館。今年2017年で、めでたく開館50周年を迎えました。それを記念して、現在、開催されているのが、“猫百態―朝倉彫塑館の猫たち―”...
View Article上村松園―美人画の精華―
きれいなおねえさんは、好きですか。 「はい。」 と答えた全ての皆様にオススメしたいのが、現在、山種美術館で開催されている “上村松園―美人画の精華―” という企画展です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)会場には、美人画の名手として知られる上村松園の名品を中心に、上村松園 《蛍》 1913(大正2)年 絹本・彩色 山種美術館美人を題材にした浮世絵や、喜多川歌麿 《青楼七小町...
View Article第百四十五話 国宝ハンター、チラ見せする!
~前回までのあらすじ~日本全国にある国宝を全て観て回るのは、どれほど大変なのか? 体を張って検証する国宝ハンター・とに~。 前回は、この企画史上もっとも遠出をして鹿児島へ。 国宝のためなら、どこへでも足を運びます。 日本の果てまでイッテK!鹿児島から帰宅した翌日。東京藝術大学大学美術館へと行ってきました。こちらでは、東京藝術大学創立130周年を記念して、現在、“藝「大」コレクション...
View Article館蔵品展 江戸の花鳥画 ―狩野派から民間画壇まで―
現在、『永遠の穴場』 こと板橋区立美術館では、“館蔵品展 江戸の花鳥画 ―狩野派から民間画壇まで―” という展覧会が開催中です。こちらは、板橋区立美術館の収蔵品の核となる江戸絵画コレクションの中から、花と鳥を主題にした絵画、いわゆる 「花鳥画」...
View Article月岡芳年 月百姿
先月の “月岡芳年 妖怪百物語” に引き続いて、今月も太田記念美術館では、最後の浮世絵師と称される月岡芳年がフィーチャーされています。今月紹介されているのは、芳年の最晩年の傑作である 《月百姿》。日本と中国の物語や歴史の中の 『月』 にまつわる場面を題材とした全100点からなるシリーズです。《月百姿 源氏夕顔巻》《月百姿 玉兎孫悟空 》今月の “月岡芳年 月百姿”...
View Article田原桂一「光合成」with 田中泯
現在、原美術館では、“田原桂一「光合成」with 田中泯” という展覧会が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)展覧会の主役は、2人。一人は、木村伊兵衛写真賞やフランス芸術文化勲章シュヴァリエをはじめ、数多くの賞を受賞してきた世界的写真家で、今年6月に逝去した田原桂一さん。そして、もう一人は、田中泯さん。『まれ』 のおじいちゃん役や 『龍馬伝』...
View Articleボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信
ダイナミックな構図とカラフルな色彩が魅力の浮世絵。しかし、実は、誕生からしばらくのちは、モノクロないしは、モノクロに2、3色ちょんちょんと色付けしたものが主流でした。そんな浮世絵をカラフルなものにした立役者の一人、鈴木春信の大々的な展覧会が、現在、千葉市美術館で開催中です。その名も、“ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信”...
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