~前回までのあらすじ~
「国宝道と云ふはハンティングする事と見つけたり」
日本全国にある国宝をすべて目にするべく、
日夜、国宝道を邁進する国宝ハンター・とに~は、紅葉シーズンの滋賀県へ。
秋を満喫する旅情溢れる旅路になるかと思いきや、
いつものように、いや、いつも以上に過酷な旅になったのであった―
西明寺を見終えた後は、再び予約型乗合タクシーを利用して河瀬駅へ。
ここから次の駅へと向かいます。
・・・・・・・・が。
この日の朝に沿線で起きたという踏切事故のせいで、1時間に1本しかない電車が遅延とのこと。
完璧に計画したこの日のスケジュールは、この時点で、音を立てて崩れてしまいました。
ということで、急きょ予定を変更して、別の国宝をハンティングすることに。
さらに北上し、「観音の里」 と呼ばれる長浜市高月町へ向かいました。
「観音の里」 というだけに、このエリアには、
たくさんの観音があるようなのですが、国宝の観音は1件だけ。
向源寺にある 《木造十一面観音立像(観音堂安置)》(ジャンル:建造物) ただ1つです。
最寄駅から向源寺へと向かうその途中、不思議な看板に遭遇しました。
「渡岸寺?向源寺??」
なんでも国宝の十一面観音像を所蔵しているのは向源寺なのですが、
安置されているのは、向源寺の本堂ではなく、少し離れた場所にある観音堂とのこと。
で、この観音堂がある場所の地名が、渡岸寺なのだそうです。
ややこしいなぁ、もう。
さてさて、国宝の十一面観音像は、全部で7件ありますが。
その中で最も美しいとされているのが、向源寺の十一面観音像です。
均整の取れた顔立ち。
スレンダーなプロポーション。
長い脚。くびれたウエスト。
確かに、最も美しいとされる十一面観音だけはありました。
しかも、右足がちょっとだけ前に出ていて、ダンサブルな動きすら感じさせます。
う~ん、何かに似てるような。
しばし眺めていると、ふと脳内であの曲が再生されました。
観れば観るほどに、KARAに思えてきます。
ただ、周りを見渡してみると、真剣に拝んでいる人々。
そんな人たちに混ざって、懐かしの韓流ソングを脳内で流しているだなんて。
いますぐにMr. 鳴りやんでMr.です。
さてさて、たっぷり十一面観音を見終えた後は、一路京都へ。
5度目1週間ぶりとなる “国宝展” へとやってきました。
到着したのは、16時半。
前回、前々回と2時間以上も行列に並んでいたので、
今回もかなりの時間並ぶだろうと覚悟していたのですが・・・
まさかの0分待ち!!
前回、前々回のあれは何だったのでしょうか。
夕方以降に訪れれば、待ち時間なしで入れることを5度目にしてようやく知りました。
とは言え、今回が国宝展を訪れるラスト。
もっと早く知っておきたかったです。
ちなみに、第Ⅳ期でゲットした国宝は、以下の4件。
・《伝藤原行成筆仮名消息(十二通)》(ジャンル:古文書)
・《絹本著色山水屏風〈/六曲屏風〉》(ジャンル:絵画)
・《藤原忠通筆書状案》(ジャンル:古文書)
・《一字一仏法華経序品》(ジャンル:書跡・典籍)
第Ⅰ期から第Ⅳ期まで、すべて通った甲斐もあり、
今回の国宝展を通じて、全部で20件の国宝をゲットすることが出来ました。
さすがに取りこぼしは無いと思っていたのですが、
展示替表を何気に見返してみると、衝撃の事実が判明!
どうやら、10月11日から15日の5日間限定で、
前田育英会が所蔵する未見の国宝 《古今集巻十九残巻(高野切)》 が出展されていたようです。
5度も通ったのに。
・・・・・1件、取りこぼしていました。
しかも、10月20日、僕が国宝展に必死になっているのを言いことに (?)、
文化庁は、三重県にある高田本山専修寺の御影堂と如来堂を国宝にすると発表していたようです。
・・・・・2件、ゴールが遠のきました。
今現在の国宝ハンティング数 943/1110(1108改め)
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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「国宝道と云ふはハンティングする事と見つけたり」
日本全国にある国宝をすべて目にするべく、
日夜、国宝道を邁進する国宝ハンター・とに~は、紅葉シーズンの滋賀県へ。
秋を満喫する旅情溢れる旅路になるかと思いきや、
いつものように、いや、いつも以上に過酷な旅になったのであった―
西明寺を見終えた後は、再び予約型乗合タクシーを利用して河瀬駅へ。
ここから次の駅へと向かいます。
・・・・・・・・が。
この日の朝に沿線で起きたという踏切事故のせいで、1時間に1本しかない電車が遅延とのこと。
完璧に計画したこの日のスケジュールは、この時点で、音を立てて崩れてしまいました。
ということで、急きょ予定を変更して、別の国宝をハンティングすることに。
さらに北上し、「観音の里」 と呼ばれる長浜市高月町へ向かいました。
「観音の里」 というだけに、このエリアには、
たくさんの観音があるようなのですが、国宝の観音は1件だけ。
向源寺にある 《木造十一面観音立像(観音堂安置)》(ジャンル:建造物) ただ1つです。
最寄駅から向源寺へと向かうその途中、不思議な看板に遭遇しました。
「渡岸寺?向源寺??」
なんでも国宝の十一面観音像を所蔵しているのは向源寺なのですが、
安置されているのは、向源寺の本堂ではなく、少し離れた場所にある観音堂とのこと。
で、この観音堂がある場所の地名が、渡岸寺なのだそうです。
ややこしいなぁ、もう。
さてさて、国宝の十一面観音像は、全部で7件ありますが。
その中で最も美しいとされているのが、向源寺の十一面観音像です。
均整の取れた顔立ち。
スレンダーなプロポーション。
長い脚。くびれたウエスト。
確かに、最も美しいとされる十一面観音だけはありました。
しかも、右足がちょっとだけ前に出ていて、ダンサブルな動きすら感じさせます。
う~ん、何かに似てるような。
しばし眺めていると、ふと脳内であの曲が再生されました。
観れば観るほどに、KARAに思えてきます。
ただ、周りを見渡してみると、真剣に拝んでいる人々。
そんな人たちに混ざって、懐かしの韓流ソングを脳内で流しているだなんて。
いますぐにMr. 鳴りやんでMr.です。
さてさて、たっぷり十一面観音を見終えた後は、一路京都へ。
5度目1週間ぶりとなる “国宝展” へとやってきました。
到着したのは、16時半。
前回、前々回と2時間以上も行列に並んでいたので、
今回もかなりの時間並ぶだろうと覚悟していたのですが・・・
まさかの0分待ち!!
前回、前々回のあれは何だったのでしょうか。
夕方以降に訪れれば、待ち時間なしで入れることを5度目にしてようやく知りました。
とは言え、今回が国宝展を訪れるラスト。
もっと早く知っておきたかったです。
ちなみに、第Ⅳ期でゲットした国宝は、以下の4件。
・《伝藤原行成筆仮名消息(十二通)》(ジャンル:古文書)
・《絹本著色山水屏風〈/六曲屏風〉》(ジャンル:絵画)
・《藤原忠通筆書状案》(ジャンル:古文書)
・《一字一仏法華経序品》(ジャンル:書跡・典籍)
第Ⅰ期から第Ⅳ期まで、すべて通った甲斐もあり、
今回の国宝展を通じて、全部で20件の国宝をゲットすることが出来ました。
さすがに取りこぼしは無いと思っていたのですが、
展示替表を何気に見返してみると、衝撃の事実が判明!
どうやら、10月11日から15日の5日間限定で、
前田育英会が所蔵する未見の国宝 《古今集巻十九残巻(高野切)》 が出展されていたようです。
5度も通ったのに。
・・・・・1件、取りこぼしていました。
しかも、10月20日、僕が国宝展に必死になっているのを言いことに (?)、
文化庁は、三重県にある高田本山専修寺の御影堂と如来堂を国宝にすると発表していたようです。
・・・・・2件、ゴールが遠のきました。
今現在の国宝ハンティング数 943/1110(1108改め)
1位を目指して、ランキングに挑戦中!(現在7位です)
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