わらしべ長者生活
美術品を手に、銀座を代表するギャラリーの数々を訪問し、昔話 『わらしべ長者』 のように、物々交換してもらおうという企画。それが・・・まずは、日本画家・阿部瑞樹さんの作品が、靖山画廊でツジモトコウキさんの日本画作品に。そして、前回、その日本画作品が柴田悦子画廊にて、馬場京子さんの 《虫かごワインケース》 ・・・もとい、《くちなし》...
View Article超絶記録!西山夘三のすまい採集帖
LIXILギャラリーで開催中の “超絶記録!西山夘三のすまい採集帖” に行ってきました。こちらの展覧会の主役は、西山夘三 (にしやまうぞう 1911~1994)。庶民の生活実態を詳細に調査し、日本のすまい研究を牽引してきた建築学者、建築家です。ちなみに、西山夘三は、「食」 と 「寝」...
View Article鏨の華 ―光村コレクションの刀装具―
この秋、根津美術館で開催されているのは、高嶺の花・・・ではなく、“鏨の華” (たがねのはな) という展覧会。鏨で作られた華やかな刀装具をテーマにした展覧会です。根津美術館に伝わる約1200件の 「光村コレクション」...
View Article野生展:飼いならされない感覚と思考
21_21 DESIGN SIGHTで開催中の展覧会、“野生展:飼いならされない感覚と思考” に行ってきました。野生展。その字面から、会場はさながらサバンナのような、はたまたアマゾンのような、野性味あふれる状況になっていることを予想していたのですが。期待に反して、意外といつも通りの21_21 DESIGN...
View Article第百五十二話 国宝ハンター、視聴する!
~前回までのあらすじ~日本全国の国宝をすべて目に焼き付ける!そんな途方もないチャレンジに挑み続けて、6年目。なんと、国宝ハンターとして書籍を出版することとなりました。さらに、その縁でテレビに出演することに!やっててよかった国宝ハンター!11月3日、文化の日。僕が出演するTBSの報道・情報番組 『Nスタ』...
View Article新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで
2016年最大のヒット映画となった 『君の名は。』 でお馴染みの新海誠監督。その作品の魅力や制作過程を約1000点の制作資料を交えて紹介する大大大規模な展覧会、“新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで” が12月18日まで開催されています。監督からのメッセージがあったり、(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)音声ガイドを担当するのが、『君の名は。』...
View Article【特別展】没後60年記念 川合玉堂 ―四季・人々・自然―
現在、山種美術館で開催されているのは、“没後60年記念 川合玉堂 ―四季・人々・自然―” という特別展です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)今年2017年は、『近代日本画壇の巨匠』 と呼ばれた国民的画家・川合玉堂の没後60年の節目の年。それを記念して開催された回顧展で、山種美術館が所蔵する玉堂作品を中心に、貴重な初期の作品から、川合玉堂 《夏雨五位鷺図》...
View Articleあこがれの明清絵画 ~日本が愛した中国絵画の名品たち~
現在、静嘉堂文庫美術館では、“あこがれの明清絵画 ~日本が愛した中国絵画の名品たち~” が開催されています。こちらは、泉屋博古館分館との初となる共同企画展で、泉屋博古館分館で開催中の “典雅と奇想―明末清初の中国名画展”...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View Articleレアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
森美術館で開催中の “レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル” に行ってきました!こちらは、国際的に活躍するアルゼンチン出身の現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒ (1973~) の過去最大クラスとなる個展です。出展作は、新作を含む44点!しかも、その8割が日本初公開の作品です。「レアンドロ・エルリッヒ?誰??」という方でも、彼の代表作の一つである・・・レアンドロ・エルリッヒ...
View Article没後150年記念 菊川英山
今月と来月、前期と後期に渡って、太田記念美術館で開催されているのは、“没後150年記念 菊川英山” という展覧会。東京では実に32年ぶりとなる菊川英山 (1787~1867) の回顧展です。よく言えば、知る人ぞ知る浮世絵師。悪く言えば、知る人しか知らないマイナーな浮世絵師。それが、菊川英山。作者不詳 《菊川英山実像》ちなみに、ゴッホの 《花魁(溪斎英泉による)》 の元ネタとなった...
View Article装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法
約半年ぶりに再オープンした東京都庭園美術館で、現在開催されているのは、“装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法” という展覧会。原始の時代から人間の生活に存在しているにも関わらず、普段あまり意識されていない 『装飾』 。そんな 『装飾』 にスポットを当て、今改めて、『装飾』...
View Article岡本太郎とメディアアート 山口勝弘-受け継がれるもの
現在、川崎市岡本太郎美術館で開催されているのは、“岡本太郎とメディアアート 山口勝弘-受け継がれるもの” という展覧会です。展覧会のチラシが、お世辞にも面白そうになかったので、「行くのどうしようかなァ・・・」と悩んでいたのですが、思い切って足を運んでみて大正解!妖しげでカオスで、かつスタイリッシュな唯一無二の世界が味わえる展覧会でした。アートとテクノロジーを融合させた 「メディアアート」...
View Articleオルビス30周年記念 「ケの美」展
今年2017年は、ポーラの通販部門として設立したオルビスが創業して30年の節目の年。それを記念して、ポーラミュージアムアネックスでは、現在、“オルビス30周年記念 「ケの美」展” が開催されています。こちらは、意外にもオルビス初となる展覧会。そんな 「ハレ」 の機会にもかかわらず、あえて 「ハレ」 とは正反対の概念である 「ケ」 に注目した展覧会で、第一線で活躍するクリエイターたちそれぞれが考える...
View Article現代の写実―映像を超えて
誰が言ったか、「公募展のふるさと」 こと東京都美術館では、来年1月6日まで、“現代の写実―映像を超えて” という展覧会が開催されています。こちらは、現在、公募団体で活躍している作家を紹介するシリーズ、「上野アーティストプロジェクト」 の記念すべき初回を飾る展覧会で、『現代の写実』...
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