12月15日より、Gallery A4 (ギャラリーエークワッド) にて、
“Marimekko Spirit -Elämäntapa マリメッコの暮らしぶりー” なる展覧会がスタートしました。
正直なところ、“ここ最近、マリメッコの展覧会多くない?” という気持ちもありましたし、
“てか、Elämäntapaって何?どんな展覧会か全く想像がつかなくない?” という気持ちもあり、
今回の展覧会は、スルーしようかと思っていました。
しかし、これまで良質の展覧会を何度も開催しているGallery A4。
もしかしたら、行かなくて、のちに後悔することも大いに考えられます。
というわけで、Gallery A4のホームページとにらめっこ。
“行かなくていっか?やっぱり、行っとくか?” という考えのいたちごっこの末、
“Gallery A4は基本的にハズレがないから、万が一、今回ハズレでもうらみっこなし!” と、会場へ。
結論から言えば、行って大正解!
今回もアタリの展覧会でした。
まず会場に展示されていたのは、
マリメッコの故郷フィンランドを代表する文化の一つサウナ。
それも、マリメッコがデザイン監修をしたマリメッコスタイルのサウナです。
この展覧会 (しかも無料の!) のためだけに作られたオリジナル。
中に入ることも、もちろん可能です。
さすがに展示スペースであるため、火は使えないとのこと。
なので、少しでも温かさを感じられるようにと、ホッとストーンが用意されています。
そんな小さな気配りにも、心が温まりました。
ちなみに、サウナ内にあるマリメッココーディネートによるバスローブやタオルは・・・
実際に着用OKだそうです!!
ただ、他のお客さんもいるのに、
バスローブに着替えられる勇気は持ち合わせておらず・・・(笑)
触り心地だけを体験してきました。
さて、サウナの目の前に広がっていたのは、マリメッコのファブリックの森と庭。
庭の足元に、クッションがいっぱいある (落ちてる?) 不思議な光景が見られます。
そして、その森と庭を抜けた先にあったのは、なんと茶室です。
サウナと茶室。
一見、何の関係もないような感じがしますが。
実は、かつての茶の湯には、「淋汗茶の湯」というおもてなしがあったそうで、
茶事の前に、湯気を浴びるというサウナに近いスタイルで身体を清めて頂いていたとのこと。
そういう文化的な縁もあり、こちらの茶室もマリメッコがデザイン監修したのだとか。
おそらく世界初となるマリメッコスタイルの茶室。
その名も、『真理庵』 (まりあん)です。
マリメッコのデザインが施されているのは、外装だけではありません。
内装もまたマリメッコデザインです。
さらには、茶道具を見立てたのもマリメッコ。
掛軸や花入れを見立てたのもマリメッコだそうです。
そこまでマリメッコに興味はない僕でさえ、
「どれもこれもセンスいい♪」 と思わずテンションがアップ。
インスタグラムをやっていないのに、
インスタ映えしそうな写真をパシャパシャ撮ってしまいました。
(会場内は撮影可能!)
マリメッコ人気におんぶにだっこすることなく、
茶室という斬新な切り口をぶつけてくるのは、さすがGallery A4。
今回も素晴らしい展覧会でした。
ただ、それだけに、憎まれっ子になるのを覚悟で一言。
このポスター、あまりにもシンプルすぎて何にも伝わってこないですよ (笑)
展覧会は、まだ始まったばかり。
サウナも茶室も出来立てホヤホヤなのでしょう。
新築の匂いがしました。
行くなら、是非お早めに。
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Marimekko Spirit -Elämäntapa マリメッコの暮らしぶりー
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