新年おめでとうございます。
今年2018年は、アートテラー10周年目を迎える節目の年。
昨年以上に面白いことを仕掛けてまいります。
もちろんブログも守りに入ることなく、
あくまでも攻めの姿勢で、休まず頑張ることを誓います!
褒められて伸びるタイプの人間ですので、
みなさま応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします (笑)
さて、2018年のアートシーン。
過去最大級の “プラド美術館展” や “横山大観展”、
さらには、フェルメールが8点も来日する “フェルメール展” など、注目しているトピックはいろいろありますが。
個人的にもっとも注目しているのは、いよいよスタートする 《太陽の塔》 の内部公開です。
当初の予定では、2015年に公開がスタートするはずでしたが、諸事情により延期、そして凍結。
“このまま公開されないのでは?” という声もありましたが、
ついに今年の3月19日より、常時一般公開されることが決定いたしました (入館料700円)。
行かねば!
というわけで、3月19日まで待ちきれないので、
予習も兼ねて、岡本太郎記念館で開催中の “太陽の塔 1967―2018” に行ってきました。
こちらは、フィギュア界の絶対王者・海洋堂の全面協力のもと、
これまで写真でしか見られなかった大阪万博テーマ館を完全ミニチュア立体化した展覧会です。
まず最初に展示されているのは、
《太陽の塔》 の内部にあるオブジェ生命の樹の模型。
生命を支えるエネルギーの象徴であり、
未来に向かって伸びてゆく生命の力強さを表現したというオブジェです。
要するに、プランクトンから人類に至るまでの生命の進化が表現されています。
当然、上に行けば行くほど、猿がいっぱいいます。
モチーフといい、カラーリングといい、
昔、お正月に親戚が集まったときに遊んだゲームを彷彿とさせるものがありました。
ちなみに、こちらの生命の樹。
高さは、実に約41m!
《太陽の塔》 の中にパンパンに詰まっています。
まるで、生命の樹が、《太陽の塔》 の内臓であるかのような印象を受けました。
さてさて、今回の展覧会では、幻の地下の展示空間もフィギュアで再現されています。
地下にも、こんなにべらぼうな空間が広がっていたとは!
ただただ驚かされました。
ちなみに、こちらの地下の展示空間には、
《太陽の塔》 の4つ目の顔とされる 「地底の太陽」 があったそう。
残念ながら、ホンモノは現在行方不明なのだそうですが、
海洋堂によって復元された 「地底の太陽」 が、3月から一般公開されるとのことです。
予想していた以上に、模型がよく出来ていて、見ごたえはありましたが。
予想していた通り、観れば観るほど、大阪で実物を観たくなってくる展覧会でした (笑)
インターネット予約の開始は、1月19日10時より。
要チェックです。
最後に、《太陽の塔》 に関するフィギュアが数多く展示されていましたが、中にはこんなモノも。
太郎さんが、自分と同じ背丈のサイズの 《太陽の塔》 の模型を作っているのでしょうが。
見ようによっては、巨大化した太郎さんが、《太陽の塔》 を作っているようにも見えます。
『岡本太郎vs《太陽の塔》』。
怪獣映画のようです。
ちなみに、このフィギュアの等身大ver.が庭に設置されていました。
リアルな上に全身グレーなので、ちょっと怖かったです。
『ターミネーターⅡ』 のT-1000のよう (笑)
個人的には、下から見上げるアングルがオススメ。
イケメンです。
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太陽の塔 1967―2018
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