昨年秋より改修工事に伴い全館休館していた江戸東京博物館。
先日4月1日、半年ぶりに再オープンしたとのことで、早速行ってきました。
どんな風にリニューアルされたのかと楽しみにしていたのですが・・・
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まだ普通に工事が続いていました。
来年の4月まで特別展は開催されないそうです。
ちなみに、常設展示室が特に大きく変わったということでもないとのこと。
“ん?じゃあ、何がリニューアルしたの??”
と思ったら、館内のレストランとカフェが新しくなったのだそうです。
どちらも三笠会館プロデュース。
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これまでよりは、ハイカラでこじゃれた感じになりました。
ということで、リニューアルと騒ぎ立てるほど、
そこまでリニューアルされてはいなかった江戸東京博物館。
(ビフォーとアフターが、ほぼ同じ感じ)
その再オープン1発目の企画展として、
”NHKスペシャル関連企画 「大江戸」展” が開催されていました。
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こちらは、4月29日より全3回で放送予定の 『NHKスペシャル シリーズ 大江戸』 の関連企画。
小さな城下町に過ぎなかった “江戸” が、いかにして “大江戸” へと発展していったのかを、
「江戸城の絵図」 や 「火事と江戸」、「水辺の風景」 など5つの視点から紹介しようという展覧会です。
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それなりに貴重な資料は展示されていましたが。
パッと見て楽しめる、頭に入ってくるような感じではなく。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間に、
「あっ、これは関連の番組を見て、はじめて楽しめるヤツだ!」
と、悟りました。
他のお客さんたちも、スタスタ出口に向かっていたような。
![星]()
とはいえ、全く見るべき作品がなかったわけではありません。
個人的には、歌川広重の 《東都名所 高輪二十六夜待遊興之図》 がツボでした。
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群衆の中に、タコのコスプレをしている人を発見!
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近くを歩く女子たちには全然ウケていませんが。
隣の男だけは、「お前、最高だぜ!」 とハマっているようです。
それと、橋本貞秀の 《東都両国ばし夏景色》 も印象的な浮世絵でした。
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今も昔も、日本人は花火が大好き。
墨田川は見物客を乗せた船で、芋を洗うような有様です。
と、船にばかり注目していたのですが、ふと両国橋に目をやると驚きの光景が・・・
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人がギッシリ!!
一瞬、人には見えず、炒る前のポップコーンかと思いました。
というか、橋の上に何人いるのでしょう(汗)??
1000人、2000人ではきかないのでは?
こんなに人が乗っても大丈夫な両国橋。
イナバ物置が大したことないように思えてきました。
ちなみに。
企画展ではないですが、リニューアルを記念して、
常設展示室では、“写楽の眼・恋する歌麿-浮世絵ベストコレクション-” と題して、
新たに収蔵された3点を含む写楽と歌麿の浮世絵約30点を公開しています。
こちらは初公開作品のうちの1点で、喜多川歌麿の 《高島屋おひさ》 です。
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保存状態が良好で、背景の雲英摺もキレイに残っていました。
角度を変えて見ると、キラキラ光ります。
まるでビックリマンシールのよう。
また、東洲斎写楽の 《市川鰕蔵の竹村定之進》 も初公開。
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実は、こちらの浮世絵は、江戸東京博物館にとって最も重要な作品と言っても過言ではありません。
というのも、意外と知られていないのですが・・・
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江戸東京博物館のロゴマークは、《市川鰕蔵の竹村定之進》 の目が元となっているのです。
今さらながら、なぜ、あえて写楽の浮世絵の目をロゴマークにしたのか。
謎に思えてきました。
フジテレビに対抗したのかも?
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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先日4月1日、半年ぶりに再オープンしたとのことで、早速行ってきました。
どんな風にリニューアルされたのかと楽しみにしていたのですが・・・

まだ普通に工事が続いていました。
来年の4月まで特別展は開催されないそうです。
ちなみに、常設展示室が特に大きく変わったということでもないとのこと。
“ん?じゃあ、何がリニューアルしたの??”
と思ったら、館内のレストランとカフェが新しくなったのだそうです。
どちらも三笠会館プロデュース。

これまでよりは、ハイカラでこじゃれた感じになりました。
ということで、リニューアルと騒ぎ立てるほど、
そこまでリニューアルされてはいなかった江戸東京博物館。
(ビフォーとアフターが、ほぼ同じ感じ)
その再オープン1発目の企画展として、
”NHKスペシャル関連企画 「大江戸」展” が開催されていました。

こちらは、4月29日より全3回で放送予定の 『NHKスペシャル シリーズ 大江戸』 の関連企画。
小さな城下町に過ぎなかった “江戸” が、いかにして “大江戸” へと発展していったのかを、
「江戸城の絵図」 や 「火事と江戸」、「水辺の風景」 など5つの視点から紹介しようという展覧会です。


それなりに貴重な資料は展示されていましたが。
パッと見て楽しめる、頭に入ってくるような感じではなく。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間に、
「あっ、これは関連の番組を見て、はじめて楽しめるヤツだ!」
と、悟りました。
他のお客さんたちも、スタスタ出口に向かっていたような。

とはいえ、全く見るべき作品がなかったわけではありません。
個人的には、歌川広重の 《東都名所 高輪二十六夜待遊興之図》 がツボでした。

群衆の中に、タコのコスプレをしている人を発見!

近くを歩く女子たちには全然ウケていませんが。
隣の男だけは、「お前、最高だぜ!」 とハマっているようです。
それと、橋本貞秀の 《東都両国ばし夏景色》 も印象的な浮世絵でした。

今も昔も、日本人は花火が大好き。
墨田川は見物客を乗せた船で、芋を洗うような有様です。
と、船にばかり注目していたのですが、ふと両国橋に目をやると驚きの光景が・・・

人がギッシリ!!
一瞬、人には見えず、炒る前のポップコーンかと思いました。
というか、橋の上に何人いるのでしょう(汗)??
1000人、2000人ではきかないのでは?
こんなに人が乗っても大丈夫な両国橋。
イナバ物置が大したことないように思えてきました。
ちなみに。
企画展ではないですが、リニューアルを記念して、
常設展示室では、“写楽の眼・恋する歌麿-浮世絵ベストコレクション-” と題して、
新たに収蔵された3点を含む写楽と歌麿の浮世絵約30点を公開しています。
こちらは初公開作品のうちの1点で、喜多川歌麿の 《高島屋おひさ》 です。


保存状態が良好で、背景の雲英摺もキレイに残っていました。
角度を変えて見ると、キラキラ光ります。
まるでビックリマンシールのよう。
また、東洲斎写楽の 《市川鰕蔵の竹村定之進》 も初公開。

実は、こちらの浮世絵は、江戸東京博物館にとって最も重要な作品と言っても過言ではありません。
というのも、意外と知られていないのですが・・・

江戸東京博物館のロゴマークは、《市川鰕蔵の竹村定之進》 の目が元となっているのです。
今さらながら、なぜ、あえて写楽の浮世絵の目をロゴマークにしたのか。
謎に思えてきました。
フジテレビに対抗したのかも?
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