歴史ファン、大河ドラマファンの皆さまのお待ちかね。
毎年恒例の大河ドラマと連動した特別展が、いよいよスタートしました。
今年は、“NHK大河ドラマ特別展 「西郷どん」” 。
例年は、両国にある江戸東京博物館が会場となっていましたが、
今年は、西郷隆盛にゆかりの深い上野にある東京藝術大学大学美術館で開催されています。
会場には、今年の大河の主役・西郷どんに関連する資料や展示品が大集合!
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
幕末史にとって重要な資料も数多くありましたが、
西郷どんが実際に着用していたという軍服のように、プライベートな展示品も数多くありました。
中には、西郷どんが沖永良部島の座敷牢で作ったと伝えられるイカ釣り用の疑似餌 (ルアー) も。
そこまでプライベートなものまで展示されているだなんて。
まるで西郷隆盛記念館のよう (≒石原裕次郎記念館、加山雄三ミュージアム)。
そういった意味でも、西郷どんのスター性を改めて実感する展覧会です。
また、西郷どん関連の品だけでなく、薩摩の名君・島津斉彬や、
第十三代将軍徳川家定の正室となった天璋院篤姫をはじめ、
『西郷どん』 の主要キャラにまつわる資料や展示品も充実していました。
歴史ファン、大河ドラマファンのツボをきちんと押さえた展覧会といえましょう。
今回の展示品の中で、やはり印象に強く残っているのは、
いつも見慣れている 「上野の西郷さんの銅像」 に関する資料の数々です。
西郷さんを描いた肖像画や西郷さんを主役にした浮世絵は数多くあれど、
その生涯で1枚も肖像写真を残さなかったという西郷隆盛。
実際にどんな顔だったのかわからないため、
彫刻家の高村光雲率いる制作チームは途方に暮れたのだとか。
そんな制作過程の苦悩が伝わってくる貴重な古写真が今回初公開されています。
《西郷隆盛未成像幷面部》 東京藝術大学 (注:展示は、5/26~6/17)
顔の部分が、完全にのっぺらぼう状態!
『20世紀少年』 のワンシーンかと思いました。
ちなみに、犬ものっぺらぼう。
ペットは飼い主に似るとは、よく言ったものです。
犬と言えば、こんな展示品も。
《西郷隆盛所用 刀装具(縁頭、目貫)》 個人蔵
こちらは、明治天皇から下賜されたと伝わる刀装具です。
そんな貴重な刀装具を、犬好きだった西郷さんは、
あろうことか、地元鹿児島の住民が飼っていた白い犬を借り受ける代わりに渡したのだそう。
地元鹿児島の住民にとっては、『わらしべ長者』 のような話、
もしくは、犬が大金を産んだという意味では、『花咲か爺』 のような話です。
┃会期:2018年5月26日(土)~7月16日(月・祝)
┃会場:東京藝術大学大学美術館
┃https://www.geidai.ac.jp/museum/
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “特別展 「西郷どん」” の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
(応募条件:これまでに自身が主催するアートツアーやアートイベントへご参加頂いたことがある方)
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、6月5日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
毎年恒例の大河ドラマと連動した特別展が、いよいよスタートしました。
今年は、“NHK大河ドラマ特別展 「西郷どん」” 。
例年は、両国にある江戸東京博物館が会場となっていましたが、
今年は、西郷隆盛にゆかりの深い上野にある東京藝術大学大学美術館で開催されています。
会場には、今年の大河の主役・西郷どんに関連する資料や展示品が大集合!
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
幕末史にとって重要な資料も数多くありましたが、
西郷どんが実際に着用していたという軍服のように、プライベートな展示品も数多くありました。
中には、西郷どんが沖永良部島の座敷牢で作ったと伝えられるイカ釣り用の疑似餌 (ルアー) も。
そこまでプライベートなものまで展示されているだなんて。
まるで西郷隆盛記念館のよう (≒石原裕次郎記念館、加山雄三ミュージアム)。
そういった意味でも、西郷どんのスター性を改めて実感する展覧会です。
また、西郷どん関連の品だけでなく、薩摩の名君・島津斉彬や、
第十三代将軍徳川家定の正室となった天璋院篤姫をはじめ、
『西郷どん』 の主要キャラにまつわる資料や展示品も充実していました。
歴史ファン、大河ドラマファンのツボをきちんと押さえた展覧会といえましょう。
今回の展示品の中で、やはり印象に強く残っているのは、
いつも見慣れている 「上野の西郷さんの銅像」 に関する資料の数々です。
西郷さんを描いた肖像画や西郷さんを主役にした浮世絵は数多くあれど、
その生涯で1枚も肖像写真を残さなかったという西郷隆盛。
実際にどんな顔だったのかわからないため、
彫刻家の高村光雲率いる制作チームは途方に暮れたのだとか。
そんな制作過程の苦悩が伝わってくる貴重な古写真が今回初公開されています。
《西郷隆盛未成像幷面部》 東京藝術大学 (注:展示は、5/26~6/17)
顔の部分が、完全にのっぺらぼう状態!
『20世紀少年』 のワンシーンかと思いました。
ちなみに、犬ものっぺらぼう。
ペットは飼い主に似るとは、よく言ったものです。
犬と言えば、こんな展示品も。
《西郷隆盛所用 刀装具(縁頭、目貫)》 個人蔵
こちらは、明治天皇から下賜されたと伝わる刀装具です。
そんな貴重な刀装具を、犬好きだった西郷さんは、
あろうことか、地元鹿児島の住民が飼っていた白い犬を借り受ける代わりに渡したのだそう。
地元鹿児島の住民にとっては、『わらしべ長者』 のような話、
もしくは、犬が大金を産んだという意味では、『花咲か爺』 のような話です。
┃会期:2018年5月26日(土)~7月16日(月・祝)
┃会場:東京藝術大学大学美術館
┃https://www.geidai.ac.jp/museum/
~読者の皆様へのプレゼント~
こちらの “特別展 「西郷どん」” の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
(応募条件:これまでに自身が主催するアートツアーやアートイベントへご参加頂いたことがある方)
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、6月5日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
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