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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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折紙生活展

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三軒茶屋にある 「暮らしのデザインセンター」 こと、
世田谷文化生活情報センター 生活工房に行ってきました。
現在、こちらで開催されているのは、
“折紙生活展―もしも折紙が日常に折り込まれたら!?” という展覧会です。




今世界が注目する日本の 『ORIGAMI』。
単なる遊びの域を超え、もはや折紙は日本を代表するアートの一つに。
折り紙作家として、世界を舞台に活躍する人も少なくありません。
そんな数多くの折紙クリエイターの中で、
新進気鋭のグループとして注目を集めているのが、折紙創作集団スクエア。
東京大学の折紙サークルOristのOB、および有志メンバーによって結成されたグループです。
今回の展覧会では、そんな折紙創作集団スクエアが、
“もしも日常生活の中に、こんな感じで折紙がひそんでいたら?” を提案しています。

こちらは、家の書斎。




棚には、折紙で作られたネズミがいます。




机の上をよく見れば、シャープペンや消しゴムも折紙で作られています。




・・・・・と、ここまでは、普通の (?) 折紙展。
日常生活にフィーチャーした今回の折紙展では、
日常生活に取り入れやすい折紙が提案されているのが、ポイントです。
例えば、紙袋の口の閉じ方。
折り方次第でリボンのようになったり、ペンギンのようになったり。




また、例えば、しおり代わりに本の隅っこを折り曲げるドッグイア。
折紙創作集団スクエアの手にかかれば、本当にドッグのドッグイアとなります。





また、リビングでは、意外なものの折り方が提案されていました。




テーブル中央の紙コップにご注目。




上から見ると、猫の顔になっています。




か・・・かわいいラブラブ
思わずチャレンジしてみたくなりました。


全体を通して、個人的に一番ツボだったのは、トイレットペーパーの折り方です。
ホテルやレストランといった接客業のバイト歴が長かったので、
いまだにトイレの個室から出るときは、三角折してしまう癖が抜けない僕。
なるほど、こんなユーモラスな折り方もあったのですね!
今度、こちらもチャレンジしてみます。




ちなみに、特に難易度が高そうだったのは、
トイレットペーパーで作られたフェニックスとペガサスでした。




「ねー、まだ?」 とノックすると、「もう少し待って!」 の声。
で、出てきて、こんな大作が折られていたら、暴動が起こることでしょう。
日常生活に折紙を取り入れるのも、時と場合がありそうです。
星


さてさて、会場の一角には、折紙体験コーナーも。




不器用さに定評のある僕ですが、
数々の折紙を目にして、さすがに実践してみたくなりました。
というわけで、ペンギンにチャレンジ。




見る分には簡単そうですが、やはり手を動かしてみると難しいです。
何度も折ったり、戻したり。
悪戦苦闘の末・・・




ペンギン的なものが出来上がりました。
(肝心の顔の部分は巧く表現できず。誤魔化しました・・・)


また、例のトイレットペーパーの折り方も紹介されていたので、帰宅後早速、家でチャレンジ。




・・・・・・・・・・・・・・・。

どんだけ頑張っても、出来る気がしませんでした。
不器用さは折り紙付きです。




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