本日ご紹介するのは、この夏、国立科学博物館で開催中の “特別展「昆虫」” 。
昆虫をテーマにした史上最大規模の展覧会です。
(注:虫が苦手な方は、この先、昆虫がわらわら登場しますので、ご覚悟くださいませ)
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展覧会の会場に入ると、まず待ち受けているのは、昆虫のリアルな巨大標本。
ニホンミツバチやオオムラサキ、ヒトスジシマカといった、
わりとポピュラーな昆虫たちが、全長約2mに拡大されています。
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鏡張りになっているので、昆虫の裏側を観察することも可能に。
マジマジと見たい人には、嬉しい仕様。
虫が苦手な人には、ありがた迷惑な仕様でした。
これらはもちろん模型ですが、展覧会のメインとなるのは、本物の昆虫の標本です。
集めに集め、展示するに展示したその標本の数は、なんと数万点にも及びます。
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その光景は、まさに圧巻。
思わず背筋がゾワゾワするものがありました。
昆虫は好きか苦手かでいえば、まぁ苦手なので、
全体的には、「うへぇうへぇ」 とうめきながら、鑑賞せざるをえませんでしたが。
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美しい昆虫を紹介するコーナーに関しては、アートテラーとしての血が騒ぎ、俄然興味津々!
食い入るように、1匹1匹を眺めてしまいました。
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特に美しかったのが、プラチナコガネのなかま達。
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あまりにもメタリックで美しすぎるので、作り物感がハンパなかったです。
“こういうガチャガチャなのでは?” と、疑ってしまったほど。
ブローチとしてもイケそう (←?)。
それから、ホウセキゾウムシのなかま達も印象的な美しさ。
やはり美しい昆虫は、名前からして美しいです。
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パープルと蛍光グリーン。
完全にエヴァンゲリオン初号機のカラーリングです。
また、変わった昆虫を紹介するコーナーに関しては、
芸人としての血が騒ぎ、美しい昆虫コーナー以上に、興味津々でした。
特にツッコミたいのが、ツノゼミのなかま達。
こちらは、そのうちの一種マルヨツコブツノゼミです。
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確かに、頭に4つの丸いコブみたいなのが付いています。
シューティングゲームで、アイテムを採ると加わる装備みたいな感じです。
それはともかく、一体何のために、こんなものが頭に付いているのでしょう?
気になって、近くのキャプションに目をやったところ、
「ツノゼミのツノがある理由は、ツノゼミの専門家も知らない。」 とのこと。
何じゃそりゃ。
よくわからないツノを頭に乗せてるツノゼミも、だいぶ謎ですが。
ツノの理由がわからないままに、ツノゼミの専門家を名乗れる人もだいぶ謎です。
それから何と言ってもツッコまざるをえない昆虫が、こちらのトゲアリトゲナシトゲトゲ。
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まず、ハムシの一種に、トゲが生えたトゲハムシがいます。
で、トゲハムシの和名が、トゲトゲです。
ある時、そんなトゲトゲの一種に、トゲのないものが発見されてしまいます。
トゲトゲなのに、トゲがない。
そこで、トゲナシトゲトゲという名前が付けられることとなりました。
さて、またある時、そのトゲナシトゲトゲの一種に、やっぱりトゲがあるものが発見されてしまいます。
う~ん。どうしたものか?
悩んだ末に付けられた名前が、トゲアリトゲナシトゲトゲなのだそうです。
・・・・・トゲにしか注目してないから、そういうことになるんだよ!
昆虫の標本のコーナーは、全体的に見ごたえがありましたが。
昆虫の生態を紹介するコーナーや、昆虫採集に関するコーナー、最新研究の紹介なども少なくなく。
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それらに関しては、ややマニア向けだったような。
標本コーナーが興味深かっただけに、急速にトーンダウンした感は否めません。
虫に興味がないと、「へぇ~。ふ~ん。」 という感じです。
ライトな層もそれなりに楽しめますが、
どちらかと言えば、ガッツリ昆活したい人向けの展覧会でした。
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ちなみに。
展覧会場には、そこら辺のお化け屋敷より数倍背筋が寒くなる通称 「Gの部屋」 があります。
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Gとは、アイツの頭文字。
冷蔵庫の下から、時々 “ひょっこりはん” するアイツです。
『閲覧注意!』 との警告もあり、苦手な方、心臓が弱い方は迂回ルートを推奨されます。
部屋の中には、もちろんGの標本もありましたが、
なんと生きて動き回っている世界の珍しいGも展示されていました。
担当した研究員さん曰く、Gのほとんどは人間界とは関係なく、
森林などに住み、落ち葉や朽ちた木を食べて、生態系において重要な役割を担っているとのこと。
この展覧会を機に、Gの本当の姿を見てほしい、見直してもらいたいとのことでした。
そこまで熱く語られてしまったので、勇気を出してオオマダガスカルGのケースを覗いてみることに。
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(注:さすがに自粛しています)
いや、チャバネより気持ち悪いじゃねーか!!
GはG。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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昆虫をテーマにした史上最大規模の展覧会です。
(注:虫が苦手な方は、この先、昆虫がわらわら登場しますので、ご覚悟くださいませ)
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展覧会の会場に入ると、まず待ち受けているのは、昆虫のリアルな巨大標本。
ニホンミツバチやオオムラサキ、ヒトスジシマカといった、
わりとポピュラーな昆虫たちが、全長約2mに拡大されています。
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マジマジと見たい人には、嬉しい仕様。
虫が苦手な人には、ありがた迷惑な仕様でした。
これらはもちろん模型ですが、展覧会のメインとなるのは、本物の昆虫の標本です。
集めに集め、展示するに展示したその標本の数は、なんと数万点にも及びます。
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その光景は、まさに圧巻。
思わず背筋がゾワゾワするものがありました。
昆虫は好きか苦手かでいえば、まぁ苦手なので、
全体的には、「うへぇうへぇ」 とうめきながら、鑑賞せざるをえませんでしたが。
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美しい昆虫を紹介するコーナーに関しては、アートテラーとしての血が騒ぎ、俄然興味津々!
食い入るように、1匹1匹を眺めてしまいました。
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特に美しかったのが、プラチナコガネのなかま達。
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あまりにもメタリックで美しすぎるので、作り物感がハンパなかったです。
“こういうガチャガチャなのでは?” と、疑ってしまったほど。
ブローチとしてもイケそう (←?)。
それから、ホウセキゾウムシのなかま達も印象的な美しさ。
やはり美しい昆虫は、名前からして美しいです。
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パープルと蛍光グリーン。
完全にエヴァンゲリオン初号機のカラーリングです。
また、変わった昆虫を紹介するコーナーに関しては、
芸人としての血が騒ぎ、美しい昆虫コーナー以上に、興味津々でした。
特にツッコミたいのが、ツノゼミのなかま達。
こちらは、そのうちの一種マルヨツコブツノゼミです。
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確かに、頭に4つの丸いコブみたいなのが付いています。
シューティングゲームで、アイテムを採ると加わる装備みたいな感じです。
それはともかく、一体何のために、こんなものが頭に付いているのでしょう?
気になって、近くのキャプションに目をやったところ、
「ツノゼミのツノがある理由は、ツノゼミの専門家も知らない。」 とのこと。
何じゃそりゃ。
よくわからないツノを頭に乗せてるツノゼミも、だいぶ謎ですが。
ツノの理由がわからないままに、ツノゼミの専門家を名乗れる人もだいぶ謎です。
それから何と言ってもツッコまざるをえない昆虫が、こちらのトゲアリトゲナシトゲトゲ。
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まず、ハムシの一種に、トゲが生えたトゲハムシがいます。
で、トゲハムシの和名が、トゲトゲです。
ある時、そんなトゲトゲの一種に、トゲのないものが発見されてしまいます。
トゲトゲなのに、トゲがない。
そこで、トゲナシトゲトゲという名前が付けられることとなりました。
さて、またある時、そのトゲナシトゲトゲの一種に、やっぱりトゲがあるものが発見されてしまいます。
う~ん。どうしたものか?
悩んだ末に付けられた名前が、トゲアリトゲナシトゲトゲなのだそうです。
・・・・・トゲにしか注目してないから、そういうことになるんだよ!
昆虫の標本のコーナーは、全体的に見ごたえがありましたが。
昆虫の生態を紹介するコーナーや、昆虫採集に関するコーナー、最新研究の紹介なども少なくなく。
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それらに関しては、ややマニア向けだったような。
標本コーナーが興味深かっただけに、急速にトーンダウンした感は否めません。
虫に興味がないと、「へぇ~。ふ~ん。」 という感じです。
ライトな層もそれなりに楽しめますが、
どちらかと言えば、ガッツリ昆活したい人向けの展覧会でした。
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ちなみに。
展覧会場には、そこら辺のお化け屋敷より数倍背筋が寒くなる通称 「Gの部屋」 があります。
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Gとは、アイツの頭文字。
冷蔵庫の下から、時々 “ひょっこりはん” するアイツです。
『閲覧注意!』 との警告もあり、苦手な方、心臓が弱い方は迂回ルートを推奨されます。
部屋の中には、もちろんGの標本もありましたが、
なんと生きて動き回っている世界の珍しいGも展示されていました。
担当した研究員さん曰く、Gのほとんどは人間界とは関係なく、
森林などに住み、落ち葉や朽ちた木を食べて、生態系において重要な役割を担っているとのこと。
この展覧会を機に、Gの本当の姿を見てほしい、見直してもらいたいとのことでした。
そこまで熱く語られてしまったので、勇気を出してオオマダガスカルGのケースを覗いてみることに。
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(注:さすがに自粛しています)
いや、チャバネより気持ち悪いじゃねーか!!
GはG。
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