生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
今年2018年に生誕100周年を迎えるいわさきちひろ。それを記念して、現在、東京ステーションギャラリーでは、“生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。” が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)展覧会タイトルの 「いわさきちひろ、絵描きです。」...
View Articleモネ それからの100年
現在、横浜美術館で開催されているのは、“モネ それからの100年” 。みんな大好きモネの絵画の魅力に迫る展覧会です。代表作のうちの一つ 《睡蓮》 や、日本初公開となる 《ヴィレの風景》 (写真左) を含め、(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)出展されているモネ作品は、初期から晩年までの25点。そう聞いて、「えっ?少なっ?!」...
View Article琉球 美の宝庫
いよいよ夏休みシーズン到来。今年の夏は沖縄に行きたーい!でも、金銭的にも日程的にも余裕がなくて・・・そんな皆様にオススメしたいのが、サントリー美術館で開催中の “琉球 美の宝庫” です。会期は9月2日まで。15世紀に統一王朝が成立し、実に400年以上にもわたって、東アジアを舞台に 『万国津梁(=世界の架け橋)』...
View ArticleFilm:42 『私は、クロード・モネ』
美術を映画館で楽しむ新エンターテインメント。それが、「アート・オン・スクリーン」 です。日本公開第1弾の 『ミケランジェロ:愛と死』 に続き、7月14日より公開されている第2弾 『私は、クロード・モネ』 を鑑賞してまいりました。■私は、クロード・モネ 監督:フィル・グラブスキー...
View ArticleBENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン
現在、東京都美術館のギャラリーA・B・Cで開催されているのは、“BENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン” という展覧会。こちらは、日本独自の食文化である 「おべんとう」...
View Article[企画展]水を描く ―広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお―
現在、山種美術館で開催されているのは、“[企画展]水を描く ―広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお―” 。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)江戸時代の浮世絵から、歌川広重(初代) 《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》 1857(安政4)年 大判錦絵 山種美術館 (注:展示は、後期[8/7-9/6] のみ)近代・現代の日本画の名品まで、東山魁夷 《緑潤う》 1976(昭和51)年...
View Articleデザインあ展 in TOKYO
NHK Eテレの人気番組 『デザインあ』。その番組コンセプトをベースとしつつ、デザインの視点や考え方を体験できる展覧会、それが、この夏、お台場にある日本科学未来館で開催中の “デザインあ展 in TOKYO” です。2013年には、六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、“デザインあ展” が開催されましたが、動員数は驚異の22万人を記録しました。今回の “デザインあ展”...
View Articleこれが噛まずにいられるか!言いづらい美術用語ランキング
先日、とある学芸員さんと会話をしていたときのこと。その学芸員さんは、どうも 『搬出』 という言葉が言いづらいようで、会話中に、何度も何度も 『はんしゅちゅ』 と声に出してしまっていました。そこで思ったのですが、美術用語の中でもっとも言いづらい言葉は何なのでしょうか?というわけで、本日は、作家名、作品名、美術館名など、さまざまな美術用語の中から、取捨選択した老若男女問わず噛むであろう...
View Article美しいぼろ布展~都築響一が見たBORO~
トークショーに、ワークショップ企画に、ピカソを主役にした演劇に、そして、ツインツインの復活ライブに、これまでたくさんお世話になったアミューズミュージアム。残念ながら、建物の老朽化を理由に、来年の3月31日をもって、閉館となってしまうそうです。その後の予定は、未定とのこと。あぁ、しばらく、『BORO』 をまとめて目にする機会が失われてしまうのですね。『BORO』...
View Articleあそぶ plaplax
今年2018年は、いわさきちひろの生誕100年の節目の年。そんなメモリアルイヤーを盛り上げるべく、ちひろ美術館・東京では1年を通して、「Life」 をテーマに様々な分野で活躍する作家とコラボする “Life展” がシリーズ展開されています。その第3弾となるのが、7月28日よりスタートした “あそぶ...
View Articleルドン ひらかれた夢
つい先日まで、三菱一号館美術館にて、“ルドン―秘密の花園” という大規模なルドンの展覧会が開催されていましたが。それと入れ替わるかのように、現在、ポーラ美術館では、“ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ” という展覧会が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)入り口に待ち受けているのは、巨大な 『ルドン』 の文字。ここを 「脳カベ」...
View Articleイサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─
現在、東京オペラシティアートギャラリーでは、“イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─” という展覧会が開催されています。「地球を彫刻した男」...
View Article第百六十三話 国宝ハンター、叱られる!
~前回までのあらすじ~日本にある国宝の数は、2018年8月現在で1115件。やれ国宝の建造物だとか、やれ国宝の美術工芸品だとか、日本国宝のなんと多いことか。そもそも国宝って、何で国の宝なのでしょう?そんなことも知らないで国宝ハンターをしているだなんて、「ボーっとハンティングしてんじゃねえよ!」...
View Articleフィンランド陶芸 ―芸術家たちのユートピア
今年2018年は、日本とフィンランドの外交関係が樹立して、ちょうど100年目。それを記念して、現在、目黒区美術館では、”フィンランド陶芸 ―芸術家たちのユートピア”...
View Article没後50年 藤田嗣治展
今年2018年は、ヨーロッパで最も活躍した日本人画家といわれる藤田嗣治の没後50年の節目の年。それを記念して、現在、東京都美術館では、“没後50年 藤田嗣治展”...
View Article名画IPPONグランプリ 第10問
出張授業などでお世話になった小学生たちに、名画に関する大喜利に挑んでもらい、その中から厳選されたオモシロ回答だけを紹介していく企画。それが、名画IPPONグランプリです。今回のお題となる絵は、こちら。印象派の画家たちの経済的支援者であり、自身もまた印象派の画家であったギュスターヴ・カイユボットの 《床を削る人々》...
View Article芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師
現在、練馬区立美術館で開催されているのは、”芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師” という展覧会。江戸から明治にかけて活躍し、「最後の浮世絵師」 とも称される月岡芳年の大規模な回顧展です。月岡芳年と言えば、昨年2か月にわたり、太田記念美術館にて、“月岡芳年 妖怪百物語” と “月岡芳年 月百姿” が開催されていましたので。「へー、今年も月岡芳年の展覧会があるんだー」...
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