現在、東京都美術館のギャラリーA・B・Cで開催されているのは、
“BENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン” という展覧会。
こちらは、日本独自の食文化である 「おべんとう」 を、
人と人とを繋ぐコミュニケーションデザインの観点から捉えてみようという展覧会です。
まず紹介されていたのは、江戸時代の弁当箱の数々。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
ひょうたん型に、楼閣型に、碁盤型、茶釜型、印籠型と、
実に、たくさんの変わり種の弁当箱が展示されていました。
こんなにも変わった弁当箱が存在しているということは、
江戸時代の人々が、それだけお弁当を楽しみにしていたし、サプライズを求めていたということ。
インスタ映えの無い時代でも、映える盛り付けをしていたのですね。
展覧会のメインとなるのは、現代作家による 「おべんとう」 をテーマにした作品。
『サラメシ』の 「お弁当ハンター」 でお馴染みの阿部了さんによるポートレート作品や、
発酵デザイナーの小倉ヒラクさんによる新作アニメーション、
さらには、おべんとうの精霊の案内 (ガイド機) のもと、巨大な空間をさまようという
オランダのデザイナーのマライエ・フォーゲルサングによるインスタレーション作品などが、
会場内にバランスよく、色とりどりに敷き詰められていました。
お弁当で例えると (?)、幕の内弁当のような感じでしょうか。
個人的に好きだったおかず・・・もとい、作品は、小山田徹さんによる 《お父ちゃん弁当》 です。
こちらは、保育園に通う弟のお弁当のために、小学生の姉がまず指示書を作成、
それを父である小山田徹さんが悪戦苦闘しながら再現した一連をアーカイブ化したもの。
お姉ちゃんの指示書が、何とも言えない絶妙な味を醸し出していました。
動物のように小学生らしいお題もあるのですが、
噴火や太陽の塔など、渋いお題のときも。
朝の限られた時間の中で、しかも、材料に限りがある中で、再現するのは至難の業。
お父ちゃんの努力、そして愛情には、頭が下がります。
確かに、おべんとうはコミュニケーションのツールでもあるのですね。
今さらながら、高校生時代に毎日お弁当を作ってくれていた母に感謝。
色味が茶色ばかりだの、フルーツはいらないだの、文句をいろいろと言ってしまっていたような。
ちなみに、おべんとうのおかずが、まるまる昨晩の残りのおでんだった時がありました。
クラスの友人みんなにイジられて、恥ずかしい思いをしたことが・・・。
それもまたおべんとうによるコミュニケーションですね。
おべんとうとそこまで直接結び付きは感じられませんでしたが (笑)
北澤潤さんによる 《おすそわけ横丁》 もコミュニケーションを楽しめる作品です。
中に入ってみると、そこには、たくさんのモノが溢れていました。
まるで、アジアの市場のようです。
こちらの横丁にあるモノは、なんとすべて 「おすそわけ」 して頂くことが可能!
気に入ったものがあれば、スタッフさんに声がけして、ゲットすることが出来るのです。
せっかくなので、何か一つくらい 「おすそわけ」 してもらうことに。
隅々まで目を光らせて、欲しいものを探します。
電卓とそろばんがセットになった謎のアイテムも気になったのですが・・・
悩みに悩んだ末、絶対にこの場所でしか手に入らない、
生涯で二度と出逢わないであろうモノを、「おすそわけ」 してもらうことにしました。
それが、こちらの浅野中学校、浅野高等学校の学校案内DVD。
TSUTAYAでもレンタルできない、Amazonでも取り扱ってない超貴重なDVDです。
浅野中学校、浅野高等学校に通っていたわけでないですし、
そもそもどこにある学校なのかも知りませんでしたが、これはきっと何かの縁。
帰宅後、早速、再生してみました。
・・・・・・・・・。
とりあえず、浅野中学校の1年生がマザー牧場に行くこと、
打越祭と呼ばれる文化祭が盛り上がるということは、わかりました。
あと、ネタバレになりますが (←?)。
DVDのラストでいきなり、
「いろんな個性100連発」 というバラエティ番組っぽいタイトルのコーナーが差し込まれます。
いうほど個性的な人は登場しないので、実にシュールな仕上がりのコーナーでした。
ちなみに、《おすそわけ横丁》 に、自分のモノを 「おすそわけ」 することも可能です。
会場で、こちらの箱を手に入れて、後日持ってくる流れとなっています。
再訪の際は、箱を見せれば、入場料はパスとなる仕組み。
僕は一番乗りであるモノを、《おすそわけ横丁》 に 「おすそわけ」 してきました。
そのモノが何なのか気になる方は、ぜひ会場へ!
(もう 「おすそわけ」 されていたら、ごめんなさい)
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
“BENTO おべんとう展-食べる・集う・つながるデザイン” という展覧会。
こちらは、日本独自の食文化である 「おべんとう」 を、
人と人とを繋ぐコミュニケーションデザインの観点から捉えてみようという展覧会です。
まず紹介されていたのは、江戸時代の弁当箱の数々。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
ひょうたん型に、楼閣型に、碁盤型、茶釜型、印籠型と、
実に、たくさんの変わり種の弁当箱が展示されていました。
こんなにも変わった弁当箱が存在しているということは、
江戸時代の人々が、それだけお弁当を楽しみにしていたし、サプライズを求めていたということ。
インスタ映えの無い時代でも、映える盛り付けをしていたのですね。
展覧会のメインとなるのは、現代作家による 「おべんとう」 をテーマにした作品。
『サラメシ』の 「お弁当ハンター」 でお馴染みの阿部了さんによるポートレート作品や、
発酵デザイナーの小倉ヒラクさんによる新作アニメーション、
さらには、おべんとうの精霊の案内 (ガイド機) のもと、巨大な空間をさまようという
オランダのデザイナーのマライエ・フォーゲルサングによるインスタレーション作品などが、
会場内にバランスよく、色とりどりに敷き詰められていました。
お弁当で例えると (?)、幕の内弁当のような感じでしょうか。
個人的に好きだったおかず・・・もとい、作品は、小山田徹さんによる 《お父ちゃん弁当》 です。
こちらは、保育園に通う弟のお弁当のために、小学生の姉がまず指示書を作成、
それを父である小山田徹さんが悪戦苦闘しながら再現した一連をアーカイブ化したもの。
お姉ちゃんの指示書が、何とも言えない絶妙な味を醸し出していました。
動物のように小学生らしいお題もあるのですが、
噴火や太陽の塔など、渋いお題のときも。
朝の限られた時間の中で、しかも、材料に限りがある中で、再現するのは至難の業。
お父ちゃんの努力、そして愛情には、頭が下がります。
確かに、おべんとうはコミュニケーションのツールでもあるのですね。
今さらながら、高校生時代に毎日お弁当を作ってくれていた母に感謝。
色味が茶色ばかりだの、フルーツはいらないだの、文句をいろいろと言ってしまっていたような。
ちなみに、おべんとうのおかずが、まるまる昨晩の残りのおでんだった時がありました。
クラスの友人みんなにイジられて、恥ずかしい思いをしたことが・・・。
それもまたおべんとうによるコミュニケーションですね。
おべんとうとそこまで直接結び付きは感じられませんでしたが (笑)
北澤潤さんによる 《おすそわけ横丁》 もコミュニケーションを楽しめる作品です。
中に入ってみると、そこには、たくさんのモノが溢れていました。
まるで、アジアの市場のようです。
こちらの横丁にあるモノは、なんとすべて 「おすそわけ」 して頂くことが可能!
気に入ったものがあれば、スタッフさんに声がけして、ゲットすることが出来るのです。
せっかくなので、何か一つくらい 「おすそわけ」 してもらうことに。
隅々まで目を光らせて、欲しいものを探します。
電卓とそろばんがセットになった謎のアイテムも気になったのですが・・・
悩みに悩んだ末、絶対にこの場所でしか手に入らない、
生涯で二度と出逢わないであろうモノを、「おすそわけ」 してもらうことにしました。
それが、こちらの浅野中学校、浅野高等学校の学校案内DVD。
TSUTAYAでもレンタルできない、Amazonでも取り扱ってない超貴重なDVDです。
浅野中学校、浅野高等学校に通っていたわけでないですし、
そもそもどこにある学校なのかも知りませんでしたが、これはきっと何かの縁。
帰宅後、早速、再生してみました。
・・・・・・・・・。
とりあえず、浅野中学校の1年生がマザー牧場に行くこと、
打越祭と呼ばれる文化祭が盛り上がるということは、わかりました。
あと、ネタバレになりますが (←?)。
DVDのラストでいきなり、
「いろんな個性100連発」 というバラエティ番組っぽいタイトルのコーナーが差し込まれます。
いうほど個性的な人は登場しないので、実にシュールな仕上がりのコーナーでした。
ちなみに、《おすそわけ横丁》 に、自分のモノを 「おすそわけ」 することも可能です。
会場で、こちらの箱を手に入れて、後日持ってくる流れとなっています。
再訪の際は、箱を見せれば、入場料はパスとなる仕組み。
僕は一番乗りであるモノを、《おすそわけ横丁》 に 「おすそわけ」 してきました。
そのモノが何なのか気になる方は、ぜひ会場へ!
(もう 「おすそわけ」 されていたら、ごめんなさい)
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