NHK Eテレの人気番組 『デザインあ』。
その番組コンセプトをベースとしつつ、デザインの視点や考え方を体験できる展覧会、
それが、この夏、お台場にある日本科学未来館で開催中の “デザインあ展 in TOKYO” です。
2013年には、六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、
“デザインあ展” が開催されましたが、動員数は驚異の22万人を記録しました。
今回の “デザインあ展” は、その最新版、パワーアップ版。
「あ」 っと驚く動員数を記録するのか、注目が集まります。
さてさて、今回の展覧会は、大きく分けて3つの空間から構成されています。
最初に待ち受けているのは、「観察のへや」。
観察のへや ©SATOSHI ASAKAWA
『お弁当』 や 『マーク』『なまえ』 など、
身近なものをデザインの視点から、楽しく (←ここ重要!) 観察してみるコーナーです。
観察とありますが、ただ観るだけではなく、実際に体験してみる作品も多くありました。
その中で、個人的に一番印象に残っているのは、
アートユニット、パーフェクトロンによる 《梅干しのきもち》 です。
パーフェクトロン 《梅干しのきもち》 ©SATOSHI ASAKAWA
“梅干しのきもち?必要以上に、酸っぱがられるとか??”
一体、どんな作品なのか、作品を外観から眺めているだけでは、全く想像がつきません。
う~む。
男梅のような顔で悩んでいると、スタッフさんより、
作品の中に入って穴の部分から顔を覗かせてみるよう案内されました。
言われるがままに、実行してみると・・・
「あ (笑)!」
確かに、梅干しの気持ちになれました。
人生で初めての、そして、おそらく最後の、梅干し目線体験。
お弁当の中で、梅干しはこんな光景を目にしているのですね。
バランが視界を妨げて仕方ありませんでした。
それから、こんな作品も。
こちらは、大日本タイポ組合+奥田透也さんによる 《名は顔をあらわす》 です。
まずはモニターに、自分の名前を入力します。
続いて、モニターに自分の顔を映します。
すると・・・
「あ!」
僕の顔が、文字で表現されました。
しかも、自分の表情に合わせて、文字が動きます。
上の写真を見るに、「とに~」 の文字だけでも、
キョトンとしているのが、十分に伝わってきますね (笑)
他にも、約8万の名字を人口に比例した大きさで表示した 《全国名字かずくらべ》 や、
コンパスを使って家紋を描いてみる 《もんどころ》 など、
ついつい時間を忘れて楽しめちゃう作品が多数あります。
鑑賞時間は長めに見積もっておくのがベターです。
続いて待ち受けているのは、4面の大きなスクリーンに囲まれた 「体感のへや」。
番組のオープニング曲 「『あ』のテーマ」 をはじめ、4曲がループ再生されています。
どの曲もクセになるものがあるのですが、
イチオシは、柴田大平さんの 《ガマンぎりぎりライン》 でしょうか。
柴田大平 《ガマンぎりぎりライン》 ©SATOSHI ASAKAWA
ししおどしに水が溜まっていき、ある一定の水量で 「カーン」 となったり、
クリップに磁石を徐々に近づけていき、ある距離になったときに、急に吸い寄せられたり。
身近なギリギリの瞬間をコーラス隊が歌い上げる、なんともシュールな映像作品です。
妙な中毒性があり、1時間くらい見てられる気がしました (笑)
さてさて、最後に待ち受けているのは、「概念のへや」。
こちらでは、時間や空間、仕組みといった概念にまつわる作品が展示されています。
最もインパクトがあったのが、《歯車になる》 という作品。
鑑賞者が歯車になって、電球を光らせたり音楽を流したりする体験型作品です。
社会の歯車になりたくない。
そう思っている人には、あまりオススメできない作品です (笑)
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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その番組コンセプトをベースとしつつ、デザインの視点や考え方を体験できる展覧会、
それが、この夏、お台場にある日本科学未来館で開催中の “デザインあ展 in TOKYO” です。
2013年には、六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、
“デザインあ展” が開催されましたが、動員数は驚異の22万人を記録しました。
今回の “デザインあ展” は、その最新版、パワーアップ版。
「あ」 っと驚く動員数を記録するのか、注目が集まります。
さてさて、今回の展覧会は、大きく分けて3つの空間から構成されています。
最初に待ち受けているのは、「観察のへや」。
観察のへや ©SATOSHI ASAKAWA
『お弁当』 や 『マーク』『なまえ』 など、
身近なものをデザインの視点から、楽しく (←ここ重要!) 観察してみるコーナーです。
観察とありますが、ただ観るだけではなく、実際に体験してみる作品も多くありました。
その中で、個人的に一番印象に残っているのは、
アートユニット、パーフェクトロンによる 《梅干しのきもち》 です。
パーフェクトロン 《梅干しのきもち》 ©SATOSHI ASAKAWA
“梅干しのきもち?必要以上に、酸っぱがられるとか??”
一体、どんな作品なのか、作品を外観から眺めているだけでは、全く想像がつきません。
う~む。
男梅のような顔で悩んでいると、スタッフさんより、
作品の中に入って穴の部分から顔を覗かせてみるよう案内されました。
言われるがままに、実行してみると・・・
「あ (笑)!」
確かに、梅干しの気持ちになれました。
人生で初めての、そして、おそらく最後の、梅干し目線体験。
お弁当の中で、梅干しはこんな光景を目にしているのですね。
バランが視界を妨げて仕方ありませんでした。
それから、こんな作品も。
こちらは、大日本タイポ組合+奥田透也さんによる 《名は顔をあらわす》 です。
まずはモニターに、自分の名前を入力します。
続いて、モニターに自分の顔を映します。
すると・・・
「あ!」
僕の顔が、文字で表現されました。
しかも、自分の表情に合わせて、文字が動きます。
上の写真を見るに、「とに~」 の文字だけでも、
キョトンとしているのが、十分に伝わってきますね (笑)
他にも、約8万の名字を人口に比例した大きさで表示した 《全国名字かずくらべ》 や、
コンパスを使って家紋を描いてみる 《もんどころ》 など、
ついつい時間を忘れて楽しめちゃう作品が多数あります。
鑑賞時間は長めに見積もっておくのがベターです。
続いて待ち受けているのは、4面の大きなスクリーンに囲まれた 「体感のへや」。
番組のオープニング曲 「『あ』のテーマ」 をはじめ、4曲がループ再生されています。
どの曲もクセになるものがあるのですが、
イチオシは、柴田大平さんの 《ガマンぎりぎりライン》 でしょうか。
柴田大平 《ガマンぎりぎりライン》 ©SATOSHI ASAKAWA
ししおどしに水が溜まっていき、ある一定の水量で 「カーン」 となったり、
クリップに磁石を徐々に近づけていき、ある距離になったときに、急に吸い寄せられたり。
身近なギリギリの瞬間をコーラス隊が歌い上げる、なんともシュールな映像作品です。
妙な中毒性があり、1時間くらい見てられる気がしました (笑)
さてさて、最後に待ち受けているのは、「概念のへや」。
こちらでは、時間や空間、仕組みといった概念にまつわる作品が展示されています。
最もインパクトがあったのが、《歯車になる》 という作品。
鑑賞者が歯車になって、電球を光らせたり音楽を流したりする体験型作品です。
社会の歯車になりたくない。
そう思っている人には、あまりオススメできない作品です (笑)
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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