今年2018年は、いわさきちひろの生誕100年の節目の年。
そんなメモリアルイヤーを盛り上げるべく、ちひろ美術館・東京では1年を通して、
「Life」 をテーマに様々な分野で活躍する作家とコラボする “Life展” がシリーズ展開されています。
その第3弾となるのが、7月28日よりスタートした “あそぶ plaplax”。
多様なメディアを使い、体験型の作品を発表しているアートユニットplaplaxとのコラボ展です。
いわさきちひろ×体験型アート
何やら面白いものになりそうな予感がプンプンします。
でも、具体的にどんな作品があるのか、全く想像がつきません。
というわけで、早速、ちひろ美術館・東京へ遊びに行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
まず最初に現れたのは、白い床。
一見すると、ただの白い床ですが、
この上を歩いたところ、それに合わせて、ピアノの音が鳴りました。
さらに、ちひろ作品を彷彿とさせる水彩絵の具のにじみが浮かび上がりました。
た、楽しいじゃないかっ!
思わず、何度もグルグル床の上を歩いてしまいました。
犬のごとく。
本当はスキップしたり、走り回ってみたかったのですが、大人なので、そこはさすがに自粛です。
と、次の瞬間、そんな僕の代わりに (?) 、
子どもたちが、白い床の上を走り回り始めました。
ポロンポロンというピアノの音と、キャキャっという笑い声が会場に鳴り響きます。
あまりにも絵になる幸せな光景だったので、
“仕込みの子役モデル??” かと思ってしまったのですが、そうではないとのこと。
あの子たちは、本心からこの作品を楽しんでいたようです。
ちなみに、「美術館で走り回るなんて・・・」 と心配された方もいらっしゃるかもしれませんが。
今回の展覧会のテーマは『あそぶ』 ゆえ、走り回っても、はしゃいでもOK!
むしろ、めいっぱい遊んだもの勝ちの展覧会なのです。
続いて、展示されていたのは、《絵のなかの子どもたち》 という作品。
巨大なスクリーンに映し出されているのは、もちろんちひろの絵画です。
もっと近くで見ようと、このスクリーンの前に立ったところ・・・えっ!あれっ?!
自分のシルエットが、スクリーンに映し出されました!
それも、滲んだ感じで。
どうやら、ちひろの絵画の一部になってしまったようです。
動きは、リアルタイムで反映されるので、
ついつい、いろんなポーズを取ってみたくなってしまいます。
ちひろ風の僕が、僕に向かって手を振っている。
こんな体験は、間違いなくここでしか味わえません。
ちなみに、体験型作品といっても、デジタルな作品だけではありません。
《絵を見るための遊具》 というアスレチックのような作品も発表されていました。
登ったり、くぐったり、座って絵本を読んだり。
子どもが間違いなく楽しめる作品です。
展覧会が終わった後にも、このまま残しておいて欲しいくらいのクオリティ。
美術館で保管するのが難しければ、どこかの幼稚園が引き取らないかしらん。
今回紹介されていた中で一番印象に残っているのは、
こちらのちひろの絵にインスピレーションを受けたと思われる・・・
《画机の上のあそび場》 という作品。
ちひろが実際に使っていた画机と同じサイズの画机の上には、
パレットや絵筆、絵の具やラジオといった様々なモノが置かれています。
これらにそっと手を触れてみると・・・まぁ、なんということでしょう!
ちひろが描いた絵が、音とともに浮かび上がってきました。
しかも、パレットからは水彩画、鉛筆からはスケッチ、というようにモノと絵が対応しています。
“じゃあ、鏡からは一体どんな絵が?” と、手を触れてみたところ・・・
ハードボイルドなタッチのちひろの自画像が飛び出てきました。
「・・・・・。」
想定外だったので、ちょっと怖かったです。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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そんなメモリアルイヤーを盛り上げるべく、ちひろ美術館・東京では1年を通して、
「Life」 をテーマに様々な分野で活躍する作家とコラボする “Life展” がシリーズ展開されています。
その第3弾となるのが、7月28日よりスタートした “あそぶ plaplax”。
多様なメディアを使い、体験型の作品を発表しているアートユニットplaplaxとのコラボ展です。
いわさきちひろ×体験型アート
何やら面白いものになりそうな予感がプンプンします。
でも、具体的にどんな作品があるのか、全く想像がつきません。
というわけで、早速、ちひろ美術館・東京へ遊びに行ってきました。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)
まず最初に現れたのは、白い床。
一見すると、ただの白い床ですが、
この上を歩いたところ、それに合わせて、ピアノの音が鳴りました。
さらに、ちひろ作品を彷彿とさせる水彩絵の具のにじみが浮かび上がりました。
た、楽しいじゃないかっ!
思わず、何度もグルグル床の上を歩いてしまいました。
犬のごとく。
本当はスキップしたり、走り回ってみたかったのですが、大人なので、そこはさすがに自粛です。
と、次の瞬間、そんな僕の代わりに (?) 、
子どもたちが、白い床の上を走り回り始めました。
ポロンポロンというピアノの音と、キャキャっという笑い声が会場に鳴り響きます。
あまりにも絵になる幸せな光景だったので、
“仕込みの子役モデル??” かと思ってしまったのですが、そうではないとのこと。
あの子たちは、本心からこの作品を楽しんでいたようです。
ちなみに、「美術館で走り回るなんて・・・」 と心配された方もいらっしゃるかもしれませんが。
今回の展覧会のテーマは『あそぶ』 ゆえ、走り回っても、はしゃいでもOK!
むしろ、めいっぱい遊んだもの勝ちの展覧会なのです。
続いて、展示されていたのは、《絵のなかの子どもたち》 という作品。
巨大なスクリーンに映し出されているのは、もちろんちひろの絵画です。
もっと近くで見ようと、このスクリーンの前に立ったところ・・・えっ!あれっ?!
自分のシルエットが、スクリーンに映し出されました!
それも、滲んだ感じで。
どうやら、ちひろの絵画の一部になってしまったようです。
動きは、リアルタイムで反映されるので、
ついつい、いろんなポーズを取ってみたくなってしまいます。
ちひろ風の僕が、僕に向かって手を振っている。
こんな体験は、間違いなくここでしか味わえません。
ちなみに、体験型作品といっても、デジタルな作品だけではありません。
《絵を見るための遊具》 というアスレチックのような作品も発表されていました。
登ったり、くぐったり、座って絵本を読んだり。
子どもが間違いなく楽しめる作品です。
展覧会が終わった後にも、このまま残しておいて欲しいくらいのクオリティ。
美術館で保管するのが難しければ、どこかの幼稚園が引き取らないかしらん。
今回紹介されていた中で一番印象に残っているのは、
こちらのちひろの絵にインスピレーションを受けたと思われる・・・
《画机の上のあそび場》 という作品。
ちひろが実際に使っていた画机と同じサイズの画机の上には、
パレットや絵筆、絵の具やラジオといった様々なモノが置かれています。
これらにそっと手を触れてみると・・・まぁ、なんということでしょう!
ちひろが描いた絵が、音とともに浮かび上がってきました。
しかも、パレットからは水彩画、鉛筆からはスケッチ、というようにモノと絵が対応しています。
“じゃあ、鏡からは一体どんな絵が?” と、手を触れてみたところ・・・
ハードボイルドなタッチのちひろの自画像が飛び出てきました。
「・・・・・。」
想定外だったので、ちょっと怖かったです。
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