日本初の洋画商として、90年以上の歴史を誇る日動画廊。
あの藤田嗣治やアンディ・ウォーホルも生前に訪れたという銀座を、いや日本を代表する画廊です。
そんな日動画廊で、現在開催されているのが、"PHILIP COLBERT NEW PAINTINGS" という展覧会。
ロンドンを拠点に、絵画や音楽、ファッションデザインなどの分野で、
マルチな活躍を見せる世界的なネオポップアーティスト、フィリップ・コルバートの日本初個展です。
老舗中の老舗の画廊だけに、
普段はいい意味で風格が漂っている日動画廊の空間が・・・
展覧会に合わせて、フィリップ・コルバートの 「超ポップ」 な空間に大変身!
いい意味で、老舗感が消えてしまっていました (笑)
まさか、壁紙すべてがフィリップのアイコンの一つである目玉焼き柄になっているだなんて!
まさか、インスタ映え間違いなしの超ポップなフォトブースが設けられているだなんて!
いつもの日動画廊からは、まったく想像がつかない世界が広がっていました。
間違えて他の画廊に入ってしまったのかと、本気で錯覚してしまったほど。
あの日動画廊が、ここまでやるだなんて。
そのやり切る姿勢、チャレンジングな姿勢に、新鮮な感動を覚えました。
強いて例えるなら、年末の 『笑ってはいけないシリーズ』 で、
大御所俳優が全力でお笑いネタに挑んでいるのに近いものがあります。
これまで、「敷居が高そうで、入りづらい・・・」 と、
日動画廊の扉を開けるのを躊躇していた皆様、今回がデビューするチャンスですよ!
(注:実際は、普段も気軽に入れます。マンツーマンで接客されることとか無いですよw)
もちろん、ただ単純にポップなだけの展覧会ではありません。
フィリップ・コルバートの作品は、パッと見は、ポップ=軽く感じられるかもしれませんが。
よーく見ると、そこに様々な要素が描かれていることがわかります。
例えば、こちらの作品。
まず目を惹くのは、フィリップの分身ともいうべき、真っ赤なロブスター君。
彼が手に持っているのは、『アベンジャーズ』 に登場する盾。
その盾で受けているのは、『スター・ウォーズ』 でお馴染みのライトセーバーです。
そのすぐ近くには、『トイ・ストーリー』 に出てくる馬。
映画をモチーフにした作品なのかと思いきや、
ゴッホやエゴン・シーレの 《自画像》 、バスキアやフランシス・ベーコンらしき要素も描かれています。
美術史もまたモチーフとなっているようです。
さらに、Facebookのアイコンやアディダスの服、
液晶がバキバキに割れたスマホなど、現代ならではのモチーフもあちらこちらに。
それらの時間もマテリアルもバラバラなモチーフが、
違和感が無いようであるようで、やっぱり無いようで、1枚の画面の中に不思議と収まっています。
見れば見るほど味が出るスルメのような絵画です。
(↑なんとかロブスター関連で例えたかったのですが、無理でした)
そんなフィリップの作品、しかも新作が会場には10点ほど展示されています。
ほとんどが大きな作品です。
その中でも一際大きいのが、こちらの作品。
日動画廊と縁の深いアンディ・ウォーホルの絵が、
さりげなく下の方に描き込まれていました。
大画面の中に、小ネタが満載。
長いこと鑑賞しましたが、全部見つけられた気がしません (笑)
一度ハマると抜けられない謎の中毒性があるフィリップ・コルバートワールド。
「開けたら最後」 ならぬ 「見始めたら最後!You can't stop!」 な展覧会です。
ちなみに、会場には、絵画作品以外にも。
今週のビックリドッキリメカかと思いきや、
1体1体が作品として販売されているとのこと。
両腕の部分は稼働するそうです。
後ろから見ると、こんな感じ。
色合いが、なんとなく桔梗信玄餅を彷彿とさせます。
あくまで、なんとなく。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
あの藤田嗣治やアンディ・ウォーホルも生前に訪れたという銀座を、いや日本を代表する画廊です。
そんな日動画廊で、現在開催されているのが、"PHILIP COLBERT NEW PAINTINGS" という展覧会。
ロンドンを拠点に、絵画や音楽、ファッションデザインなどの分野で、
マルチな活躍を見せる世界的なネオポップアーティスト、フィリップ・コルバートの日本初個展です。
老舗中の老舗の画廊だけに、
普段はいい意味で風格が漂っている日動画廊の空間が・・・
展覧会に合わせて、フィリップ・コルバートの 「超ポップ」 な空間に大変身!
いい意味で、老舗感が消えてしまっていました (笑)
まさか、壁紙すべてがフィリップのアイコンの一つである目玉焼き柄になっているだなんて!
まさか、インスタ映え間違いなしの超ポップなフォトブースが設けられているだなんて!
いつもの日動画廊からは、まったく想像がつかない世界が広がっていました。
間違えて他の画廊に入ってしまったのかと、本気で錯覚してしまったほど。
あの日動画廊が、ここまでやるだなんて。
そのやり切る姿勢、チャレンジングな姿勢に、新鮮な感動を覚えました。
強いて例えるなら、年末の 『笑ってはいけないシリーズ』 で、
大御所俳優が全力でお笑いネタに挑んでいるのに近いものがあります。
これまで、「敷居が高そうで、入りづらい・・・」 と、
日動画廊の扉を開けるのを躊躇していた皆様、今回がデビューするチャンスですよ!
(注:実際は、普段も気軽に入れます。マンツーマンで接客されることとか無いですよw)
もちろん、ただ単純にポップなだけの展覧会ではありません。
フィリップ・コルバートの作品は、パッと見は、ポップ=軽く感じられるかもしれませんが。
よーく見ると、そこに様々な要素が描かれていることがわかります。
例えば、こちらの作品。
まず目を惹くのは、フィリップの分身ともいうべき、真っ赤なロブスター君。
彼が手に持っているのは、『アベンジャーズ』 に登場する盾。
その盾で受けているのは、『スター・ウォーズ』 でお馴染みのライトセーバーです。
そのすぐ近くには、『トイ・ストーリー』 に出てくる馬。
映画をモチーフにした作品なのかと思いきや、
ゴッホやエゴン・シーレの 《自画像》 、バスキアやフランシス・ベーコンらしき要素も描かれています。
美術史もまたモチーフとなっているようです。
さらに、Facebookのアイコンやアディダスの服、
液晶がバキバキに割れたスマホなど、現代ならではのモチーフもあちらこちらに。
それらの時間もマテリアルもバラバラなモチーフが、
違和感が無いようであるようで、やっぱり無いようで、1枚の画面の中に不思議と収まっています。
見れば見るほど味が出るスルメのような絵画です。
(↑なんとかロブスター関連で例えたかったのですが、無理でした)
そんなフィリップの作品、しかも新作が会場には10点ほど展示されています。
ほとんどが大きな作品です。
その中でも一際大きいのが、こちらの作品。
日動画廊と縁の深いアンディ・ウォーホルの絵が、
さりげなく下の方に描き込まれていました。
大画面の中に、小ネタが満載。
長いこと鑑賞しましたが、全部見つけられた気がしません (笑)
一度ハマると抜けられない謎の中毒性があるフィリップ・コルバートワールド。
「開けたら最後」 ならぬ 「見始めたら最後!You can't stop!」 な展覧会です。
ちなみに、会場には、絵画作品以外にも。
今週のビックリドッキリメカかと思いきや、
1体1体が作品として販売されているとのこと。
両腕の部分は稼働するそうです。
後ろから見ると、こんな感じ。
色合いが、なんとなく桔梗信玄餅を彷彿とさせます。
あくまで、なんとなく。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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