~前回までのあらすじ~
日本全国にある国宝を全て見ると豪語する国宝ハンター。
これまでに990件の国宝をハンティングしたその自信から、
最近では、「僕はカリスマ国宝ハンターと呼ばれてる男ですから」 と発言しているとかいないとか。
そんな男国宝ハンターは、大台の1000件を目指して、現在、滋賀県を奔走中。
竹生島の宝厳寺では、改装中のためシートで覆われた国宝の唐門を、
“一部でも見られれば、見たこととする” というマイルールを主張し、ハンティングしたことに。
この疑惑の判定は奈良判定・・・もとい、滋賀判定と言われているとか言われていないとか。
伝説の島・竹生島から水上バスで長浜へ。
「いや、どこから顔出すねん!」
と、ツッコまざるをえない顔ハメ看板が、気になって仕方ありませんでしたが。
いつになくタイトなスケジュールなので、顔をハメることなく電車に乗車。
そして、甲西駅に降り立ちました。
予定通りなら、14時11分に到着しているはずなのですが、
乗換駅を乗り過ごすというイージーミスをしてしまったため、甲西駅に到着したのは14時39分。
この時間のロスが、のちに大きな問題になってくるとは!
その時の僕は知る由もなかったのです。
ちなみに、甲西駅があるのは、湖南(こなん)市。
その響きから、ついつい、あの国民的漫画を連想してしまいます。
そんな湖南市の観光協会で、スケボー・・・ではなく、レンタサイクルをゲット。
このレンタサイクルで、湖南市内で国宝を所有する3つのお寺、通称、「湖南三山」 を目指します。
まず訪れたのは、常楽寺。
こちらの 《常楽寺本堂》 (ジャンル:建造物)と、
《常楽寺三重塔》 (ジャンル:建造物) が、それぞれ国宝に指定されています。
無住職のお寺のため、普段は閉門されているそうなのですが、
毎年この時期に開催される 『国宝 湖南三山紅葉めぐり』 なるキャンペーン期間中は、
境内が特別公開されているのだそうです。
無住職のお寺ゆえ、防犯にかなり力をいれているのでしょう。
本堂の中には、ビックリするくらいの数の防犯カメラが設置されていました。。。
こんなにも警戒心の強いお寺は初めてです。
防犯カメラの映像を映し出すモニターは、なぜか本堂内に多数設置されていました。
おかげで、薄暗い本堂内を、探り探り進む自分の様子を何度も見させられることに。
こんなにも不審者扱いされたお寺は初めてです。
続いては、長壽寺へ。
こちらも 《長寿寺本堂》 (ジャンル:建造物) が国宝に指定されています。
外観からは想像がつきませんが、
実は、こちらの本堂の内部には、仏堂と礼堂の2つの建物がすっぽりと収まっているのだとか。
それぞれ独立した建物で、それぞれに屋根があるのだそう。
その2つの建物を、さらに巨大な屋根で覆ったのが、この本堂なのです。
見た目は地味、形状は複雑。その名は、《長寿寺本堂》。
さてさて、この時点で、時刻は15時40分。
最後の目的地である善水寺までは、約7㎞。
閉門時間である16時には、とても間に合う気がしません。
つくづく、先ほどの乗り換えミスが悔やまれます。
しかし、国宝の一部でも見られれば、OK。
もしかしたら、閉門していたとしても、
門の外から、国宝の本堂がチラッと見られる可能性はあります。
「よし、行くだけ行ってみよう!」
善水寺を目指して、自転車を走らせます。
しばらくは順調だったのですが、
残り約2.5㎞の地点にして、長い坂道が立ちはだかりました。
一瞬、ひるみそうになりましたが、ここで諦めるわけにはいきません。
気合いを入れて、坂道に挑みます。
・・・・・・・・が。
そこから約1㎞進んだところで、
果てしなく続く長い坂道に、ついに心が折れてしまいました。
気力と体力の限界。
もうこれ以上は進めそうにありません。
ちなみに、この時点で時刻は16時30分。
乗り換えをミスしてなくても、善水寺の国宝はハンティングできていなかったことでしょう。
一番のミスは、乗り換えでなく、自転車という選択肢を選んだことでした。
めちゃめちゃ悔しいですが、善水寺の国宝はお預け。
国宝ハンターは、やらせ一切なしの企画。
これぞリアルガチです。
国宝をゲットできなかったショックで、帰り道はずっと落ち込んでいたのですが。
ふと目に飛び込んできた看板に、思いがけず和まされました。
オッペンって。。。(笑)
バーロー!
今現在の国宝ハンティング数 993/1115
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これまでに990件の国宝をハンティングしたその自信から、
最近では、「僕はカリスマ国宝ハンターと呼ばれてる男ですから」 と発言しているとかいないとか。
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竹生島の宝厳寺では、改装中のためシートで覆われた国宝の唐門を、
“一部でも見られれば、見たこととする” というマイルールを主張し、ハンティングしたことに。
この疑惑の判定は奈良判定・・・もとい、滋賀判定と言われているとか言われていないとか。
伝説の島・竹生島から水上バスで長浜へ。
「いや、どこから顔出すねん!」
と、ツッコまざるをえない顔ハメ看板が、気になって仕方ありませんでしたが。
いつになくタイトなスケジュールなので、顔をハメることなく電車に乗車。
そして、甲西駅に降り立ちました。
予定通りなら、14時11分に到着しているはずなのですが、
乗換駅を乗り過ごすというイージーミスをしてしまったため、甲西駅に到着したのは14時39分。
この時間のロスが、のちに大きな問題になってくるとは!
その時の僕は知る由もなかったのです。
ちなみに、甲西駅があるのは、湖南(こなん)市。
その響きから、ついつい、あの国民的漫画を連想してしまいます。
そんな湖南市の観光協会で、スケボー・・・ではなく、レンタサイクルをゲット。
このレンタサイクルで、湖南市内で国宝を所有する3つのお寺、通称、「湖南三山」 を目指します。
まず訪れたのは、常楽寺。
こちらの 《常楽寺本堂》 (ジャンル:建造物)と、
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毎年この時期に開催される 『国宝 湖南三山紅葉めぐり』 なるキャンペーン期間中は、
境内が特別公開されているのだそうです。
無住職のお寺ゆえ、防犯にかなり力をいれているのでしょう。
本堂の中には、ビックリするくらいの数の防犯カメラが設置されていました。。。
こんなにも警戒心の強いお寺は初めてです。
防犯カメラの映像を映し出すモニターは、なぜか本堂内に多数設置されていました。
おかげで、薄暗い本堂内を、探り探り進む自分の様子を何度も見させられることに。
こんなにも不審者扱いされたお寺は初めてです。
続いては、長壽寺へ。
こちらも 《長寿寺本堂》 (ジャンル:建造物) が国宝に指定されています。
外観からは想像がつきませんが、
実は、こちらの本堂の内部には、仏堂と礼堂の2つの建物がすっぽりと収まっているのだとか。
それぞれ独立した建物で、それぞれに屋根があるのだそう。
その2つの建物を、さらに巨大な屋根で覆ったのが、この本堂なのです。
見た目は地味、形状は複雑。その名は、《長寿寺本堂》。
さてさて、この時点で、時刻は15時40分。
最後の目的地である善水寺までは、約7㎞。
閉門時間である16時には、とても間に合う気がしません。
つくづく、先ほどの乗り換えミスが悔やまれます。
しかし、国宝の一部でも見られれば、OK。
もしかしたら、閉門していたとしても、
門の外から、国宝の本堂がチラッと見られる可能性はあります。
「よし、行くだけ行ってみよう!」
善水寺を目指して、自転車を走らせます。
しばらくは順調だったのですが、
残り約2.5㎞の地点にして、長い坂道が立ちはだかりました。
一瞬、ひるみそうになりましたが、ここで諦めるわけにはいきません。
気合いを入れて、坂道に挑みます。
・・・・・・・・が。
そこから約1㎞進んだところで、
果てしなく続く長い坂道に、ついに心が折れてしまいました。
気力と体力の限界。
もうこれ以上は進めそうにありません。
ちなみに、この時点で時刻は16時30分。
乗り換えをミスしてなくても、善水寺の国宝はハンティングできていなかったことでしょう。
一番のミスは、乗り換えでなく、自転車という選択肢を選んだことでした。
めちゃめちゃ悔しいですが、善水寺の国宝はお預け。
国宝ハンターは、やらせ一切なしの企画。
これぞリアルガチです。
国宝をゲットできなかったショックで、帰り道はずっと落ち込んでいたのですが。
ふと目に飛び込んできた看板に、思いがけず和まされました。
オッペンって。。。(笑)
バーロー!
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