みんなの大東京建築ツアーの行程を、
誰にでも楽しんで頂けるように、『もしもの日曜日建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
今回の舞台は、四谷・赤坂。
東京23区内で唯一の国宝建造物 (=迎賓館赤坂離宮) あり、
モダニズム建築あり、バブル建築あり、そして、最新建築あり。
まさに、建築のオールスターが勢ぞろいしたエリアです。
さぁ、出発の準備が出来ましたか?
それでは、全員Stand Up!Ready Go!
01 四谷見附交番/中山繁信
東京都新宿区四谷1-1
ここに注目!
○バブル期に交番を建築家が手掛ける事例が多かったそうですが、この交番もそのうちの1つ
○バブル期に流行ったパンチングメタルが、この建築にももちろん採り入れられている
○江戸時代、この場所に四谷見附が設置されていたことから、枡形 (ハコ形) を採用
[とに~の呟き]
「江戸の時代も現代も、この場所では行き交う人を見張っているのですね」
02 番町教会/手塚貴晴+手塚由比
東京都千代田区六番町7-12
ここに注目!
○今年2018年に竣工したばかり。RC造3階建ての教会
○礼拝堂の壁や天井は総左官仕上げ
○天井から日光が差し込む。うち3枚のガラスは、ステンドグラス
[とに~の呟き]
「もともとは四番町にあったそうで、今年に入って六番町に移転してきたとのこと。
実は、約130年の歴史を有する教会なのだそうです。
荘厳というよりも、柔らかく親しみの持てる礼拝堂でした。オシャレなカフェみたい。」
03 麹町ダイビル/村野藤吾
東京都千代田区麹町5-7-1
ここに注目!
○やや傾斜のある細長い敷地に建つオフィスビル
○彫りの深いプレキャストコンクリートによるデザインが特徴的
(プレキャストコンクリート…工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品、あるいはこれを用いた工法)
[とに~の呟き]
「オフィスビルに見えない。そして、1976 (昭和51) 年の建物にも見えない。
こんな要塞みたいなところで仕事するなんて。
どんなもの好きな会社がテナントに入ってるんだ?!と思ったら、
『日本一美人が多い会社』 と言われるマッシュホールディングスでした。
この中に、女子がいっぱいいるのかァ」
04 紀尾井町南部ビル/村野藤吾
東京都千代田区紀尾井町3-3
ここに注目!
○村野建築によく見られる独特な窓のデザインが採用されている
○側面には小さな円形のバルコニーを設置
○エントランスの車寄せの庇の上にツバメのレリーフがある
[とに~の呟き]
「麹町ダイビルから歩いてすぐの場所に、再び村野建築。
パンチの効いた麹町ダイビルを見た後では、だいぶシンプルに見えます。
やる気が感じられないほどに。」
05 とらや 赤坂店/内藤廣
東京都港区赤坂4-9-22
ここに注目!
○約3年の工事を経て、2018年に新装リニューアル。扇形の敷地にあわせて扇形に作られている
○売り場正面の壁は、黒漆喰。左官職人がその出来になかなか納得いかず、5回塗り直したらしい
○格子状の壁が特徴的な地下一階のギャラリー。
この壁に使用されている何万個というパーツは、職人が檜を一つずつ切り出して制作したらしい
[とに~の呟き]
「シンプルで上品。そして、随所にこだわりが見て取れる。
まさに、とらやのイメージを地で行く建築でした。
ちなみに、この建築の一番のスゴさは、
法律上はもっと高く作れたところを、あえて低層にしたこと。
某歌舞伎座のようにテナントビルを併設することも出来たというのに」
06 ナインアワーズ赤坂/平田晃久
東京都港区赤坂4-3-14
ここに注目!
○今年2018年にオープンしたばかりの近未来的なカプセルホテル
○「街のなかにカプセルを投げ出す」 がコンセプト
○カプセルが収まっているボックスの四隅に柱が入っているため、館内は柱がないように見える
[とに~の呟き]
「外から丸見えじゃん!とは思ったものの、
さすがに内部には何か工夫されているのかと思いきや。
とあるインタビュー記事に、『2階窓際のカプセルから外の道路を眺めると、
クルマが自分に向かって走ってくるようなスリルを味わえる』 と平田さんが語っていました。
正気か?!」
ツアーでは、この他にも、MIDビル、聖イグナチオ教会、元赤坂今西ビルなどを見学しました。
その3つの建築に関しては、4年前の四ツ谷・赤坂編の記事で紹介しています。
気になった方は、バックナンバーをお楽しみくださいませ。
ちなみに、今年は、全部で15回の建築ツアーを開催しました。
寒い時期は、基本的に冬眠 (?) しますが、また暖かくなったら再開いたします。
建築に興味のある方も、興味を持ってみたい方も、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みんなの大東京建築ツアー 参加募集ページ
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
誰にでも楽しんで頂けるように、『もしもの日曜日建築ツアー』 として提案する企画。
「もしも建築ツアーズ
~the architecture tour makes your Sunday Happy~」
今回の舞台は、四谷・赤坂。
東京23区内で唯一の国宝建造物 (=迎賓館赤坂離宮) あり、
モダニズム建築あり、バブル建築あり、そして、最新建築あり。
まさに、建築のオールスターが勢ぞろいしたエリアです。
さぁ、出発の準備が出来ましたか?
それでは、全員Stand Up!Ready Go!
01 四谷見附交番/中山繁信
東京都新宿区四谷1-1
ここに注目!
○バブル期に交番を建築家が手掛ける事例が多かったそうですが、この交番もそのうちの1つ
○バブル期に流行ったパンチングメタルが、この建築にももちろん採り入れられている
○江戸時代、この場所に四谷見附が設置されていたことから、枡形 (ハコ形) を採用
[とに~の呟き]
「江戸の時代も現代も、この場所では行き交う人を見張っているのですね」
02 番町教会/手塚貴晴+手塚由比
東京都千代田区六番町7-12
ここに注目!
○今年2018年に竣工したばかり。RC造3階建ての教会
○礼拝堂の壁や天井は総左官仕上げ
○天井から日光が差し込む。うち3枚のガラスは、ステンドグラス
[とに~の呟き]
「もともとは四番町にあったそうで、今年に入って六番町に移転してきたとのこと。
実は、約130年の歴史を有する教会なのだそうです。
荘厳というよりも、柔らかく親しみの持てる礼拝堂でした。オシャレなカフェみたい。」
03 麹町ダイビル/村野藤吾
東京都千代田区麹町5-7-1
ここに注目!
○やや傾斜のある細長い敷地に建つオフィスビル
○彫りの深いプレキャストコンクリートによるデザインが特徴的
(プレキャストコンクリート…工場などであらかじめ製造されたコンクリート製品、あるいはこれを用いた工法)
[とに~の呟き]
「オフィスビルに見えない。そして、1976 (昭和51) 年の建物にも見えない。
こんな要塞みたいなところで仕事するなんて。
どんなもの好きな会社がテナントに入ってるんだ?!と思ったら、
『日本一美人が多い会社』 と言われるマッシュホールディングスでした。
この中に、女子がいっぱいいるのかァ」
04 紀尾井町南部ビル/村野藤吾
東京都千代田区紀尾井町3-3
ここに注目!
○村野建築によく見られる独特な窓のデザインが採用されている
○側面には小さな円形のバルコニーを設置
○エントランスの車寄せの庇の上にツバメのレリーフがある
[とに~の呟き]
「麹町ダイビルから歩いてすぐの場所に、再び村野建築。
パンチの効いた麹町ダイビルを見た後では、だいぶシンプルに見えます。
やる気が感じられないほどに。」
05 とらや 赤坂店/内藤廣
東京都港区赤坂4-9-22
ここに注目!
○約3年の工事を経て、2018年に新装リニューアル。扇形の敷地にあわせて扇形に作られている
○売り場正面の壁は、黒漆喰。左官職人がその出来になかなか納得いかず、5回塗り直したらしい
○格子状の壁が特徴的な地下一階のギャラリー。
この壁に使用されている何万個というパーツは、職人が檜を一つずつ切り出して制作したらしい
[とに~の呟き]
「シンプルで上品。そして、随所にこだわりが見て取れる。
まさに、とらやのイメージを地で行く建築でした。
ちなみに、この建築の一番のスゴさは、
法律上はもっと高く作れたところを、あえて低層にしたこと。
某歌舞伎座のようにテナントビルを併設することも出来たというのに」
06 ナインアワーズ赤坂/平田晃久
東京都港区赤坂4-3-14
ここに注目!
○今年2018年にオープンしたばかりの近未来的なカプセルホテル
○「街のなかにカプセルを投げ出す」 がコンセプト
○カプセルが収まっているボックスの四隅に柱が入っているため、館内は柱がないように見える
[とに~の呟き]
「外から丸見えじゃん!とは思ったものの、
さすがに内部には何か工夫されているのかと思いきや。
とあるインタビュー記事に、『2階窓際のカプセルから外の道路を眺めると、
クルマが自分に向かって走ってくるようなスリルを味わえる』 と平田さんが語っていました。
正気か?!」
ツアーでは、この他にも、MIDビル、聖イグナチオ教会、元赤坂今西ビルなどを見学しました。
その3つの建築に関しては、4年前の四ツ谷・赤坂編の記事で紹介しています。
気になった方は、バックナンバーをお楽しみくださいませ。
ちなみに、今年は、全部で15回の建築ツアーを開催しました。
寒い時期は、基本的に冬眠 (?) しますが、また暖かくなったら再開いたします。
建築に興味のある方も、興味を持ってみたい方も、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
みんなの大東京建築ツアー 参加募集ページ
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!