第百六十八話 国宝ハンター、踏んづける!
~前回までのあらすじ~日本全国にある国宝1115件 (2018年11月1日現在) を全て目にする。一般の人にとっては、どうでもいい、“勝手にしやがれ”...
View Articleスイーツ展
ギネス世界記録にも認定された世界最大級のプラネタリウムを持つ名古屋市科学館に行ってきました。その大きさは、実に直径35m!球体と言えば、フジテレビにもありますが、調べてみたところ、その直径は32mとのことでした。名古屋市科学館のプラネタリウムのなんと大きいことでしょう!1962年に開館したとあって、館内の展示物はやや古・・・もといレトロチックな印象を受けましたが。懐かしの...
View Article建築オールスター大感謝祭~四谷・赤坂編vol.2~
みんなの大東京建築ツアーの行程を、誰にでも楽しんで頂けるように、『もしもの日曜日建築ツアー』 として提案する企画。「もしも建築ツアーズ ~the architecture tour makes your Sunday Happy~」今回の舞台は、四谷・赤坂。東京23区内で唯一の国宝建造物 (=迎賓館赤坂離宮)...
View Article大江戸グルメと北斎
現在、すみだ北斎美術館で開催されているのは、“大江戸グルメと北斎” 。江戸時代のグルメ事情にスポットを当てた展覧会です。タイトルは、“大江戸グルメと北斎” となっていますが、北斎は、食を題材にした絵には、そこまで興味がなかったのでしょうか。北斎による浮世絵作品は、数えるほどしか出展されていませんでした。葛飾北斎 《春興五十三駄之内 白須賀》ただ、浮世絵こそ少なかったですが、北斎による肉筆画の...
View Article産業の世紀の幕開け ウィーン万国博覧会
2025年に、大阪万博の開催が決定しました。そんな万博にまつわる展覧会が、現在、たばこと塩の博物館で開催されています。その名も、“産業の世紀の幕開け ウィーン万国博覧会” 。1873年に開催されたウィーン万国博覧会をテーマにした展覧会です。ウィーン万国博覧会は、日本が国家として初めて公式参加した記念すべき万国博覧会。そのデビュー戦 (?)...
View ArticleChim↑Pom「グランドオープン」
テレビ東京天王洲スタジオのほど近くにある・・・寺田倉庫が運営する現代アートの複合施設TERRADA ART COMPLEX。その4階に、新たな現代美術ギャラリーがオープンしました。その名は、ANOMALY(アノマリー)。山本現代とURANO、そして、ハシモトアートオフィス。3つの実力派現代美術ギャラリーが、まさかの合併を果たし、誕生したギャラリーです。ちなみに、ANOMALY...
View Articleアドリアーン・ブラウエルという男
先日、オモシロい絵はないかと調べていたところ、これまで目にしたことがないタイプのパンチの効いた絵画と出逢いました。赤ちゃんのお尻をせっせと拭く男性。匂いに耐えかねているのでしょう。鼻で息を吸わないように必死な表情を浮かべています。ちなみに、タイトルを直訳すると、《父親の不快な仕事》...
View Article生誕135年 石井林響展−千葉に出づる風雲児−
現在、千葉市美術館で開催されているのは、“生誕135年 石井林響展−千葉に出づる風雲児−” 。千葉を愛し、千葉に愛された日本画家・石井林響 (1884~1930) の大々的な回顧展です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております)今ではすっかり知る人ぞ知る存在となっている石井林響ですが。「どこの展覧会でも光っていた」 という証言も残っているほどの実力者で、当時は、「西に (橋本)...
View ArticlePénétrable BBL Bleu
ルイ・ヴィトン表参道ビルの7階にあるエスパス ルイ・ヴィトン東京で、現在開催されているのは、“Pénétrable BBL Bleu” という展覧会 (?) です。いや、正しくは、展覧会といいますか、会場には、パリにあるフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵作品のうち1点があるのみ。実にシンプルな展示です。展示されているのは、ベネズエラ出身でパリで活躍したアーティスト、ヘスス・ラファエル・ソト...
View Article見る、知る、感じる──現代の書
現在、東京都美術館の企画展示室では、“ムンク展-共鳴する魂の叫び” が絶賛発売中ですが。すぐその近くにあるギャラリーA・Cでは、“見る、知る、感じる──現代の書” という展覧会が開催されています。年間に多くの公募展が開催されることから、「公募展のふるさと」 と称されている東京都美術館。そんな東京都美術館が満を持して昨年からスタートさせたのが、公募団体で活躍している作家を紹介する展覧会シリーズ...
View Article人・ひと・人 -人って面白い-
現在、ホキ美術館で開催されているのは、“人・ひと・人 -人って面白い-” という展覧会。こちらは、ホキ美術館コレクション約480点の中で、最も多くを占める人物画にスポットを当てた展覧会で、老若男女の写実画家が描いた老若男女の作品が一堂に会しています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)五味文彦さんの 《YOUKO Ⅳ》 や、五味文彦 《YOUKO Ⅳ》...
View Article竜に丸呑みされても無傷という奇跡。
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・?インタビュアー (以下:イ) 「放送席、放送席。 こちらには、マルガリタさんにお越し頂いております」マルガリタ (以下:マ) 「マルガリタです。どうぞよろしくお願いいたします」フランシスコ・デ・スルバラン...
View Article花魁ファッション
現在、太田記念美術館では、“花魁ファッション” という展覧会が開催中です。美貌で、教養があって、芸事は一流で。まさに非の打ち所がないがない完璧な女性であった花魁は、男性からはもちろん、ファッションリーダーとして、江戸の女子たちからも羨望の眼差しを集めていました。そんな花魁のファッションやライフスタイルにスポットを当てたのが、今回の展覧会です。歌川国貞 《松葉屋内代々山 かけを...
View Article川瀬忍 作陶50年の間
現在、菊池寛実記念智美術館で開催されているのは、“川瀬忍 作陶50年の間” という展覧会。現代を代表する青磁作家で、今年作陶50年の節目を迎えた川瀬忍さん (1950~)...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View Articlekrank marcello ぼくらはいつのまにか 虹にさわれないことをおぼえていた
福岡の中心地・天神にある八角柱のファッションビル、イムズ (IMS)。その8階にあるのが、三菱地所アルティアム。今年開館30周年を迎える現代アートのギャラリーです。そんな三菱地所アルティアムでは、現在開催されているのは、“krank marcello ぼくらはいつのまにか 虹にさわれないことをおぼえていた” という展覧会。藤井健一郎、輝彦兄弟を代表に、福岡を中心に活動をするkrank...
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