東京ドームシティ内のGallery AaMoにて、
3月8日よりスタートした展覧会 "カミワザ!-驚異の立体切り絵展-" に行ってきました。
こちらは、立体切り絵作家として、
話題沸騰中のSouMa (ソウマ) さんの待望となる東京での大規模展覧会。
新作を含む約40点が出展されています。
『ソウマ』 という名前から、男性を想像した方もいらっしゃるかもしれませんが。
実は、女性アーティスト。
こちらが、そのSouMaさんです。
ご本人曰く、6歳の時からカッターを手にし、
鉛筆やクレヨンで絵を描く代わりに、切り絵で遊んでいたとのこと。
天性の切り絵作家です。
そんな切り絵を愛し、切り絵に愛されたSouMaさんが、
編み出した立体切り絵とは、いかなるものなのでしょうか。
切り絵というのは、一般的に平面的でペタンとしているもの。
それに対し、SouMaさんの立体切り絵作品は、
「立体」 とあるように、作品が立体的に仕上がっています。
驚くべきは、この作品が繋がった1枚の紙で出来ているということ。
立体物に切り込みを入れたわけではなく、平面の紙を立体的に組み上げているのです。
つまり、元に戻そう (?) とすれば、平面の1枚の紙に戻るというわけです。
さらに驚くべきは、その繊細さと精巧さ。
羽1本の細さは、なんと1㎜にも満たないのだとか!
まさにカミワザ、カミってるとしか言いようがありません。
さらにさらに驚くべきは、立体切り絵を制作する際に、
SouMaさんは、ほとんど下絵や設計図を用いないとのこと。
基本的には、感性に任せて制作を進めていくのだそうです。
何をどうやってどうしたら、
1本のカッターと1枚の紙で、あれほどまでに繊細で複雑な立体作品になるのか。
凡人の頭では、まったく想像がつきません。
そのヒントすらわかりません。
SouMaさんは、もはや人ではなく、神なのでは?
そう考えた方が、むしろしっくりくるくらいです。
暇を持て余した神々の紙遊び、といったところでしょうか。
ちなみに、SouMaさんが新たに見つけた遊び、もとい新たな技法が、「剥がし切り」。
パッと見は、立体でなく、平面のようですが。
ギリギリまで近づいて、よ~~~~~くご覧くださいませ。
完全に切り取られている部分もありますが、
紙の層が薄~~~~~く剥ぎ取られている部分もあります。
これこそが、SouMaさんが編み出した新たな技法 「剥がし切り」。
SouMaさん曰く、実は、ミリ間隔で細く切るよりも、
剥がし切りの技法のほうが、数倍難しいのだそうです。
しかし、この激ムズの剥がし切りの技法を用いれば、
まるで日本画の濃淡のような表現が可能になるとのこと。
厚さ1㎜にも満たないですが、この作品もまた立体切り絵です。
そんな常に進化をし続けるSouMaさんの最新作が、《構造の火》。
平成から新たな元号へ、
さらに、来たる2020年に向かう日本をテーマにしたという作品です。
羽1本1本が、より繊細に。
そして、剥がし切りを駆使し、濃淡も表現されています。
また、作品のいたるところには、折り鶴の姿。
新たな表現にもチャレンジしています。
これまで以上に繊細で複雑な立体作品に仕上がっていました。
現時点での集大成ともいうべき作品です。
なお、随所にみられる白と金色の格子模様は・・・
このように編み込んで表現しているのだそうです。
・・・・・・・・・・・・。(←スゴすぎて、言葉が思いつかない)
東京オリンピックの種目に、切り絵があればいいのに。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
3月8日よりスタートした展覧会 "カミワザ!-驚異の立体切り絵展-" に行ってきました。
こちらは、立体切り絵作家として、
話題沸騰中のSouMa (ソウマ) さんの待望となる東京での大規模展覧会。
新作を含む約40点が出展されています。
『ソウマ』 という名前から、男性を想像した方もいらっしゃるかもしれませんが。
実は、女性アーティスト。
こちらが、そのSouMaさんです。
ご本人曰く、6歳の時からカッターを手にし、
鉛筆やクレヨンで絵を描く代わりに、切り絵で遊んでいたとのこと。
天性の切り絵作家です。
そんな切り絵を愛し、切り絵に愛されたSouMaさんが、
編み出した立体切り絵とは、いかなるものなのでしょうか。
切り絵というのは、一般的に平面的でペタンとしているもの。
それに対し、SouMaさんの立体切り絵作品は、
「立体」 とあるように、作品が立体的に仕上がっています。
驚くべきは、この作品が繋がった1枚の紙で出来ているということ。
立体物に切り込みを入れたわけではなく、平面の紙を立体的に組み上げているのです。
つまり、元に戻そう (?) とすれば、平面の1枚の紙に戻るというわけです。
さらに驚くべきは、その繊細さと精巧さ。
羽1本の細さは、なんと1㎜にも満たないのだとか!
まさにカミワザ、カミってるとしか言いようがありません。
さらにさらに驚くべきは、立体切り絵を制作する際に、
SouMaさんは、ほとんど下絵や設計図を用いないとのこと。
基本的には、感性に任せて制作を進めていくのだそうです。
何をどうやってどうしたら、
1本のカッターと1枚の紙で、あれほどまでに繊細で複雑な立体作品になるのか。
凡人の頭では、まったく想像がつきません。
そのヒントすらわかりません。
SouMaさんは、もはや人ではなく、神なのでは?
そう考えた方が、むしろしっくりくるくらいです。
暇を持て余した神々の紙遊び、といったところでしょうか。
ちなみに、SouMaさんが新たに見つけた遊び、もとい新たな技法が、「剥がし切り」。
パッと見は、立体でなく、平面のようですが。
ギリギリまで近づいて、よ~~~~~くご覧くださいませ。
完全に切り取られている部分もありますが、
紙の層が薄~~~~~く剥ぎ取られている部分もあります。
これこそが、SouMaさんが編み出した新たな技法 「剥がし切り」。
SouMaさん曰く、実は、ミリ間隔で細く切るよりも、
剥がし切りの技法のほうが、数倍難しいのだそうです。
しかし、この激ムズの剥がし切りの技法を用いれば、
まるで日本画の濃淡のような表現が可能になるとのこと。
厚さ1㎜にも満たないですが、この作品もまた立体切り絵です。
そんな常に進化をし続けるSouMaさんの最新作が、《構造の火》。
平成から新たな元号へ、
さらに、来たる2020年に向かう日本をテーマにしたという作品です。
羽1本1本が、より繊細に。
そして、剥がし切りを駆使し、濃淡も表現されています。
また、作品のいたるところには、折り鶴の姿。
新たな表現にもチャレンジしています。
これまで以上に繊細で複雑な立体作品に仕上がっていました。
現時点での集大成ともいうべき作品です。
なお、随所にみられる白と金色の格子模様は・・・
このように編み込んで表現しているのだそうです。
・・・・・・・・・・・・。(←スゴすぎて、言葉が思いつかない)
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