ほとけをめぐる花の美術
現在、根津美術館で開催されているのは、ちょっと変わった仏教美術展。釈迦の入滅を描いた仏涅槃図や、(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)密教の宇宙を絵で表したとされる曼荼羅などの仏教絵画、その他、華鬘 (けまん:仏堂を飾る法具)...
View Article南桂子展 コト、コト。コトリ。
現在、水天宮にある銅版画家・浜口陽三の美術館、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、“南桂子展 コト、コト。コトリ。” が開催中。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)浜口陽三ではなく、その妻である南桂子にスポットを当てた展覧会です。夫の浜口と同じく、南桂子 (1911~2004)...
View Article及川聡子展「光ノ萌」
昨年の春より中村屋サロン美術館でスタートした “中村屋サロン アーティストリレー” 。出展作家自身が次の作家を指名し、リレー形式で展覧会を繋いでいくという展覧会シリーズです。中村屋サロン美術館のほど近くにあるスタジオアルタにて、かつて行われていた 「テレフォンショッキング」...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《ゆりかもめ新橋駅(東京都港区)》
つい先日、ゆりかもめ新橋駅にパブリックアートが設置されたらしい。そんな最新㊙情報をゲットしたので、早速、ゆりかもめ新橋駅へと急行しました!作者は、日本画家の平松礼二さん。現代琳派の第一人者と言われる人物です。ちなみに、その名前にピンと来なくとも、平松氏が2000年から2010年まで担当した 『文藝春秋』...
View Article高野山金剛峯寺 襖絵完成記念千住博展
現在、そごう美術館で開催されているのは、“高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展” という展覧会。これまでに数多くの展覧会を訪れてきましたが、こんなにも沢山のお祝いの花が飾られている展覧会には、お目にかかったことがありません。「テレホンショッキング」...
View Articleカミワザ!-驚異の立体切り絵展-
東京ドームシティ内のGallery AaMoにて、3月8日よりスタートした展覧会 "カミワザ!-驚異の立体切り絵展-" に行ってきました。こちらは、立体切り絵作家として、話題沸騰中のSouMa (ソウマ) さんの待望となる東京での大規模展覧会。新作を含む約40点が出展されています。『ソウマ』...
View Article特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流―日本美を伝える―」
平成も残すところ、あとわずか。現在、東京国立博物館で開催されているのは、天皇陛下のご即位30年を記念した “両陛下と文化交流―日本美を伝える―”...
View Articleヨハネへの道~3週目~
お笑い (ツインツイン) 時代の相方が手掛けた大会形式のダイエットアプリ 【FITFES】 に参戦し、35日間かけて、カラヴァッジョの 《洗礼者聖ヨハネ》...
View Article柳宗悦の「直観」 美を見いだす力
現在、日本民藝館で開催されているのは、“柳宗悦の「直観」 美を見いだす力” という展覧会です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)民芸品に、民芸店に、味の民芸に (←?)、今でこそ、すっかり市民権を得ている 「民芸 (正しくは、民藝)」 。その概念を発見し、命名したのが、日本民藝館の初代館長である柳宗悦 (1889~1961)...
View Articleちひろのキッズファッション
現在、ちひろ美術館・東京で開催されているのは、"ちひろ美術館×文化服装学院 共同企画 ちひろのキッズファッション" という展覧会。昨年開催された "着るをたのしむ spoken words project"...
View ArticleExhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展
『サティスファクション』 や 『ジャンピン・ジャック・フラッシュ』 など、数々のヒット曲で知られる世界的なロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ。今なお第一線で活躍する彼ら自身がプロデュースした展覧会、"Exhibitionismーザ・ローリング・ストーンズ展"...
View Article1周回っても知られてない話
本日、年齢をまた一つ重ね、36歳となりました。お酒やケーキで、誕生日を祝いたいところですが。『ヨハネへの道』 企画の真っ最中のため、それは叶わず...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。 また、おひとりで参加される方が大半ですので、一人でもふらっと遊びにいらしてください!...
View Article明治150年記念 華ひらく皇室文化
平成も残すところ、あとわずか。皇室への注目度が1.5倍 (当社比) アップ中の今、この絶好のタイミングで、泉屋博古館分館で開催されているのは、"明治150年記念 華ひらく皇室文化 ―明治宮廷を彩る技と美―" という特別展です。展覧会は、大きく分けて2つのパートに分かれています。1つは、皇室 (帝室) が、技芸、つまり美術の制作活動を奨励する制度、「帝室技芸員」...
View Articleユーモアてん。/SENSE OF HUMOR
現在、21_21 DESIGN SIGHTでは、‟ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR” が開催されています。今なお第一線で活躍する世界的アートディレクター浅葉克己さんが、コミュニケーションにおける大切な感性である 『ユーモア』 をテーマにディレクションした展覧会です。(↑中国服スタイルの浅葉さん人形が会場入り口でお出迎えしてくれますw)「プププッ!」 と笑えるものから、「クスッ」...
View Articleラファエル前派の軌跡展
イギリスと縁の深い三菱一号館美術館で、現在、開催されているのは、イギリス美術をテーマにした "ラスキン生誕200年記念 ラファエル前派の軌跡展" という展覧会です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております)ラスキンと聞いて、"イギリスの清掃会社?" と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが。ラスキンは、会社名ではなく、人名。「ヴィクトリア朝きっての美術批評家」...
View Article特別展「大哺乳類展2ーみんなの生き残り作戦」
2010年に国立科学博物館で開催され、大好評だった "大哺乳類展" から、早9年―。全哺乳類待望 (?) となる続編、"特別展「大哺乳類展2ーみんなの生き残り作戦」" が、ついにスタートしました。特別展 「大哺乳類展2」 ポスタービジュアル映画でもなんでも、パート2は、たいてい、パート1よりも面白くないものです (※個人の感想です)。パート1が面白かっただけに、「続編は・・・」...
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