2010年に国立科学博物館で開催され、
大好評だった "大哺乳類展" から、早9年―。
全哺乳類待望 (?) となる続編、
"特別展「大哺乳類展2ーみんなの生き残り作戦」" が、ついにスタートしました。
特別展 「大哺乳類展2」 ポスタービジュアル
映画でもなんでも、パート2は、
たいてい、パート1よりも面白くないものです (※個人の感想です)。
パート1が面白かっただけに、
「続編は・・・」 ということにならないか、若干不安だったのですが、杞憂に終わりました。
確実に、前回の展覧会よりパワーアップしています。
展示されている剥製や骨格標本は、圧倒的ボリュームの500点以上!
さらに、「生き残り作戦」 という切り口のおかげで、
それぞれの哺乳類の生態や戦略を、より深く学ぶことが出来ます。
個人的には、フィットネスを日課にしていることもあり、
哺乳類のロコモーション (=移動運動) を紹介するコーナーに興味津々でした。
なるほど。こういう風に歩けば、着地の時に負担がかからないのか!
あー、こうやって走ると、エネルギーの消費を抑えられるわけか!
どのフォームも、ちゃんと理に適っています。
哺乳類たちは、これらの動きを自然とマスターできるわけですよね。
何度もトレーナーにフォームを注意される僕とは大違いです。
ちなみに、最速で移動できる哺乳類は、やはりチーターとのこと。
なんと秒速29メートル!
風に例えたら、暴風に匹敵する速さです。
しかも、ハンティング中に方向転換も可能なのだとか。
チーターの疾走中の骨格変化の再現 ©Animal System Physiology,Yamaguchi Uni.(Prof.Wada)
もし、この動きをマスター出来たなら、
100m走で9秒を切るのも夢ではないかもしれません。
他にも会場では、「食べる」 や、
「産む・育てる」 といった、
哺乳類のさまざまな "生き残り作戦" が紹介されています。
当たり前ですが、どの哺乳類も生きるのに必死。
みんな頑張っているんだなぁ。
生きるのに必死になれない哺乳類なんて、間違いなくヒトくらいなものでしょう。
そういう意味で、単に動物好きなヒトだけでなく、
今、いろいろ悩んでいるヒトにもオススメしたい展覧会です。
きっと生きる元気がもらえるはず。
ちなみに、今展のハイライトはなんといっても、
哺乳類の剝製標本150点以上を一堂に展示した 「動物大行進」 のコーナーです。
圧巻も圧巻です。
ディズ●ーランドのパレード並みに心躍るものがありました。
どのキャラクター (哺乳類) も、実に可愛らしかったですが、
特に何枚も写真を撮ってしまったのは、ラッコの親子です。
完全に胸を射貫かれました。
キュートにもほどがあります。
(「ところで、このラッコはどうやって行進しているの?」 という野暮な質問はNGです)
それと、約150体の剥製の中に、
村上ショージ似の哺乳類が混じっていました。
ドゥーン!
(シラガマーモットという名前なのだそう)
また、ウシやシカの仲間が整列したコーナーも圧巻でした。
シカとウシ。
今日の今日まで、その違いは体型にあるのかと思っていたのですが。
(スレンダーなのがシカ。ずんぐりしているのがウシ。)
その違いは、角にあるのだとか。
角が枝分かれしているのがシカ。枝分かれしていないのがウシなのだそうです。
なので、分類上、カモシカはウシとのこと。
ややこしや。
さらに圧巻だったのが、天井から吊るされたマッコウクジラ。
発泡スチロール製のただの模型かと思いきや、反対に回ってみると・・・
マッコウクジラの全身骨格がお目見え!
もちろん実物です。
左半分と右半分で、全く違う姿。
清水アキラの一人二役モノマネを彷彿とさせる模型です。
ちなみに、大哺乳類展パート1では、
マッコウクジラの頭部だけが展示されていたそう。
やはり、パート2はパワーアップしています。
さてさて、圧巻と言えば、
展覧会本編に負けず劣らず、お土産コーナーも圧巻の品揃えでした (笑)
あらゆる哺乳類の中で、もっとも物欲が強い哺乳類はヒト。
そんなことを実感を持って学べるコーナーです。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
大好評だった "大哺乳類展" から、早9年―。
全哺乳類待望 (?) となる続編、
"特別展「大哺乳類展2ーみんなの生き残り作戦」" が、ついにスタートしました。
特別展 「大哺乳類展2」 ポスタービジュアル
映画でもなんでも、パート2は、
たいてい、パート1よりも面白くないものです (※個人の感想です)。
パート1が面白かっただけに、
「続編は・・・」 ということにならないか、若干不安だったのですが、杞憂に終わりました。
確実に、前回の展覧会よりパワーアップしています。
展示されている剥製や骨格標本は、圧倒的ボリュームの500点以上!
さらに、「生き残り作戦」 という切り口のおかげで、
それぞれの哺乳類の生態や戦略を、より深く学ぶことが出来ます。
個人的には、フィットネスを日課にしていることもあり、
哺乳類のロコモーション (=移動運動) を紹介するコーナーに興味津々でした。
なるほど。こういう風に歩けば、着地の時に負担がかからないのか!
あー、こうやって走ると、エネルギーの消費を抑えられるわけか!
どのフォームも、ちゃんと理に適っています。
哺乳類たちは、これらの動きを自然とマスターできるわけですよね。
何度もトレーナーにフォームを注意される僕とは大違いです。
ちなみに、最速で移動できる哺乳類は、やはりチーターとのこと。
なんと秒速29メートル!
風に例えたら、暴風に匹敵する速さです。
しかも、ハンティング中に方向転換も可能なのだとか。
チーターの疾走中の骨格変化の再現 ©Animal System Physiology,Yamaguchi Uni.(Prof.Wada)
もし、この動きをマスター出来たなら、
100m走で9秒を切るのも夢ではないかもしれません。
他にも会場では、「食べる」 や、
「産む・育てる」 といった、
哺乳類のさまざまな "生き残り作戦" が紹介されています。
当たり前ですが、どの哺乳類も生きるのに必死。
みんな頑張っているんだなぁ。
生きるのに必死になれない哺乳類なんて、間違いなくヒトくらいなものでしょう。
そういう意味で、単に動物好きなヒトだけでなく、
今、いろいろ悩んでいるヒトにもオススメしたい展覧会です。
きっと生きる元気がもらえるはず。
ちなみに、今展のハイライトはなんといっても、
哺乳類の剝製標本150点以上を一堂に展示した 「動物大行進」 のコーナーです。
圧巻も圧巻です。
ディズ●ーランドのパレード並みに心躍るものがありました。
どのキャラクター (哺乳類) も、実に可愛らしかったですが、
特に何枚も写真を撮ってしまったのは、ラッコの親子です。
完全に胸を射貫かれました。
キュートにもほどがあります。
(「ところで、このラッコはどうやって行進しているの?」 という野暮な質問はNGです)
それと、約150体の剥製の中に、
村上ショージ似の哺乳類が混じっていました。
ドゥーン!
(シラガマーモットという名前なのだそう)
また、ウシやシカの仲間が整列したコーナーも圧巻でした。
シカとウシ。
今日の今日まで、その違いは体型にあるのかと思っていたのですが。
(スレンダーなのがシカ。ずんぐりしているのがウシ。)
その違いは、角にあるのだとか。
角が枝分かれしているのがシカ。枝分かれしていないのがウシなのだそうです。
なので、分類上、カモシカはウシとのこと。
ややこしや。
さらに圧巻だったのが、天井から吊るされたマッコウクジラ。
発泡スチロール製のただの模型かと思いきや、反対に回ってみると・・・
マッコウクジラの全身骨格がお目見え!
もちろん実物です。
左半分と右半分で、全く違う姿。
清水アキラの一人二役モノマネを彷彿とさせる模型です。
ちなみに、大哺乳類展パート1では、
マッコウクジラの頭部だけが展示されていたそう。
やはり、パート2はパワーアップしています。
さてさて、圧巻と言えば、
展覧会本編に負けず劣らず、お土産コーナーも圧巻の品揃えでした (笑)
あらゆる哺乳類の中で、もっとも物欲が強い哺乳類はヒト。
そんなことを実感を持って学べるコーナーです。
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