出張授業などでお世話になった小学生たちに、
名画に関する大喜利に挑んでもらい、その中から厳選されたオモシロ回答だけを紹介していく企画。
それが、名画IPPONグランプリです。
早速、今回のお題となる絵をご紹介いたしましょう。
風景画のイメージが強いクロード・モネが描いた肖像画 《ルクランシェ博士》 。
以前、"軽くイラっとくる美術" という記事でも紹介した一枚です。
やはり小学生たちも、この絵を観て軽くイラっとしたのでしょうね。
全体的に、カチンとくる感じのセリフが多かったです。
ルクランシェ博士を嫌いになっても、小学生たちは嫌いにならないでください。
まずは、こんな回答から。
態度、悪っ!
何かにつけてイチャモンをつけたがる人っていますけど、まさにソレ。
嫌々モデルをしている感じが、びんびんに伝わってきます。
その数十分後にルクランシェ博士が発したと思われるセリフがこちらです。
なんだ、お前!
あぁ、いいよ!もう帰れよ!
売り言葉に買い言葉となること必至。
続いては、違う角度からイラっとさせられる回答です。
どういうシチュエーションなん?
何故、コイツに、イイ女をあてがわなくてはならないのか??
ちなみに、この回答を考えてくれたのは、女の子でした。
この発想は、どこから生まれたのでしょうか。
少し心配になりました (笑)
ラストは、こんな回答です。
やくみつるだけが、軽くイラっとする回答です (笑)
「似せてねぇよ!」 と反論したいところでしょう。
どちらかと言えば、ミニにタコが出来る前のマーシーにも似ているような。
さてさて、今回はもう1問あります。
お題となる名画は、こちらです。
フランスの動物画家ジャン=バティスト・ウードリーの 《犬のサロン》 という一枚です。
作品自体がすでにボケているので、
一見すると、笑いは取りやすそうな感じはありますが。
逆に要素が多すぎて、難しいお題だったかもしれません。
まずは、小学生あるあるな回答から。
牛乳を拭いた雑巾って、何であんなに臭いんでしょうね。
そんな懐かしい記憶が小学生時代ぶりに蘇る回答でした。
嬉しくないことに、匂いまで蘇ってきました。
続いては、画面右の犬のポーズに注目した回答です。
確かに、カメラ目線でツッコんでますね。
そして、確かに、ツッコミのテンポがズレている感じもします。
片方が偉い人、片方がその配下という設定の髭男爵的なコンビなのでしょうか。
ツッコミを入れているという視点で見ると、
ジワジワ面白くなってくる回答がありました。
水煙草をポッキーと勘違いするというベタベタなボケ。
それにツッコむ犬。
犬の下の赤いのが、レッドカーペットに見えてきました。
最後は、こんな回答です。
小学生の回答とは思えないダジャレのクオリティ。
すぐにでも放送作家になれそうです。
じゃあ、例によって一応、僕の回答も。
・・・・・・・・・以上、名画IPPONグランプリでした。
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