俺は、今、モーレツに腹が立っている!
展覧会に合わせて、レストランが提供する限定メニューってあるだろ?
なぜ、フレンチだとか、スイーツだとか、女が喜ぶメニューばっかりなんだ?!
漢 [おとこ] が、あんなこじゃれたものを、食ってられるか!
漢なら、ガッツリと丼が食いたいんだ。
展覧会に合わせたアートな丼も作ってくれ!
何、作らないだと?それなら、俺が作るしかないじゃないかっ!
そう。これが、漢のアート丼だ!
今年2019年は、クリムトイヤー。
東京都美術館では、史上最大規模のクリムト展が、
国立新美術館では、クリムトを含むウィーン世紀末の美術を紹介する展覧会が開催されています。
そこで、今回は、クリムトをイメージした丼、クリムト丼に挑んでみようと思います。
クリムトといえば、美術界きっての肉食男子。
生涯で一度も結婚はしていませんが、多くのモデルと愛人関係になり、
そんな愛人たちとの間には、少なくとも14人の子供が生まれていることが知られています。
ならば、メインとなる食材は、もちろん肉!
がっつりした肉の丼を作りましょう。
まずは、塩コショウを振って、
よく熱したフライパンで両面を焼いていきます。
焼きあがったら、一旦取り出して、
アルミホイルで5分ほど包んで休ませます。
(そうすることで、肉汁が中に閉じ込められ、プロの味に近づくのだそうです)
さて、その間に味の決め手となるソースを作っていきましょう。
クリムトの芸術を語る上で欠かせないキーワードは、間違いなく 『官能性』。
それだけに、ソースはやはり官能的な味わいに仕上げたいところです。
・・・・・ところで、官能的な食べ物って??
しばらく考えた末に辿り着いたのは、チョコレートでした。
たぶん官能的。きっと官能的です。
とはいえ、一口にチョコレートと言っても、いろんな種類があります。
今回はクリムト丼ということで、
数あるチョコレートの中から、クリムトの代表作にちなんで・・・
こちらのチョコレートをチョイスしました。
ハーシーズのキスチョコです。
もちろん 《接吻》 だけに。
フライパンを弱火にして、キスチョコを投入します。
そうしたら、酒、しょうゆ、ニンニクを入れ、味を調えていきましょう。
この時、チョコレートを焦がさないよう、ご注意くださいませ。
ソースを仕上げたところで、ご飯を丼によそいます。
・・・・・・・が!
う~ん、しっくりきません。
しばらくして、その理由に、はたと気が付きました!
クリムトは、正方形のキャンバスを好んだ画家。
ならば、器も円形でなく、正方形にするべきなのでは!
ということで、改めて、ご飯を別の器によそいました。
うん。こっちのがしっくりきます。
ただ、一つ大事なことに気が付いてしまいました。
まさに、重箱の隅をつつくようですけれど、
これでは、クリムト丼ではなく、クリムト重ですね。
気を取り直して、クリムト丼、改め、クリムト重を仕上げていきましょう。
まずは、ご飯の上にカットしたステーキを乗せます。
そして、その上から官能的な味わいのチョコレートソースをたっぷりと。
さらに、クリムトが生まれ育った街ウィーン、
彼が結成したグループがウィーン分離派であることにちなんで、こんなものも用意しておきました。
そう。ホイップクリームです。
ホイップクリームを浮かべたコーヒーは、ウイーン発祥の飲み方といわれています。
だから、ウインナーコーヒー (=ウイーン風のコーヒー) なのですね。
ということで、ホイップクリーム (無糖) を、
分離しないように、よーくかき混ぜてから、丼の上にトッピング。
ウイーン風に仕上げました。
これで完成・・・・・と言いたいところですが。
あと一歩、クリムト感が足りません。
そんなこともあろうかと、この日のために、
三井記念美術館のミュージアムショップで見つけて、購入していたものがありました。
箸を開くと、金が舞う。
その名も、ぱっきん箸。
ぱっきん箸を割って、金箔を振りかければ、クリムト感が一気に上昇!
クリムト重の完成です。
これまで数々のアート丼を作ってきましたが、
史上最大にゴージャスな丼が生まれたのではないでしょうか。
では、早速、食べてみます。
まずは、チョコレートソースのかかったステーキから。
キスチョコの官能的な甘みと、ステーキの旨味が、予想以上にマッチ!
ホイップクリームのふわふわ感も悪くないです。
「エミーリエを呼んでくれ!」
(↑クリムト最期の言葉)
と思わず声を出しそうになる味でした。
(自宅には、エミーリエはもちろん、誰一人いませんがw)
続いては、ご飯とともに口の中へ。
うんうん・・・・・・・ん?・・・・・・・ん!・・・・・・・ん~。。。
最初はイケるかなと思ったのですが。
ご飯とチョコレートソースが、まったく合いませんでした (泣)
米とチョコが、お口の中で分離派。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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展覧会に合わせて、レストランが提供する限定メニューってあるだろ?
なぜ、フレンチだとか、スイーツだとか、女が喜ぶメニューばっかりなんだ?!
漢 [おとこ] が、あんなこじゃれたものを、食ってられるか!
漢なら、ガッツリと丼が食いたいんだ。
展覧会に合わせたアートな丼も作ってくれ!
何、作らないだと?それなら、俺が作るしかないじゃないかっ!
そう。これが、漢のアート丼だ!
今年2019年は、クリムトイヤー。
東京都美術館では、史上最大規模のクリムト展が、
国立新美術館では、クリムトを含むウィーン世紀末の美術を紹介する展覧会が開催されています。
そこで、今回は、クリムトをイメージした丼、クリムト丼に挑んでみようと思います。
クリムトといえば、美術界きっての肉食男子。
生涯で一度も結婚はしていませんが、多くのモデルと愛人関係になり、
そんな愛人たちとの間には、少なくとも14人の子供が生まれていることが知られています。
ならば、メインとなる食材は、もちろん肉!
がっつりした肉の丼を作りましょう。
まずは、塩コショウを振って、
よく熱したフライパンで両面を焼いていきます。
焼きあがったら、一旦取り出して、
アルミホイルで5分ほど包んで休ませます。
(そうすることで、肉汁が中に閉じ込められ、プロの味に近づくのだそうです)
さて、その間に味の決め手となるソースを作っていきましょう。
クリムトの芸術を語る上で欠かせないキーワードは、間違いなく 『官能性』。
それだけに、ソースはやはり官能的な味わいに仕上げたいところです。
・・・・・ところで、官能的な食べ物って??
しばらく考えた末に辿り着いたのは、チョコレートでした。
たぶん官能的。きっと官能的です。
とはいえ、一口にチョコレートと言っても、いろんな種類があります。
今回はクリムト丼ということで、
数あるチョコレートの中から、クリムトの代表作にちなんで・・・
こちらのチョコレートをチョイスしました。
ハーシーズのキスチョコです。
もちろん 《接吻》 だけに。
フライパンを弱火にして、キスチョコを投入します。
そうしたら、酒、しょうゆ、ニンニクを入れ、味を調えていきましょう。
この時、チョコレートを焦がさないよう、ご注意くださいませ。
ソースを仕上げたところで、ご飯を丼によそいます。
・・・・・・・が!
う~ん、しっくりきません。
しばらくして、その理由に、はたと気が付きました!
クリムトは、正方形のキャンバスを好んだ画家。
ならば、器も円形でなく、正方形にするべきなのでは!
ということで、改めて、ご飯を別の器によそいました。
うん。こっちのがしっくりきます。
ただ、一つ大事なことに気が付いてしまいました。
まさに、重箱の隅をつつくようですけれど、
これでは、クリムト丼ではなく、クリムト重ですね。
気を取り直して、クリムト丼、改め、クリムト重を仕上げていきましょう。
まずは、ご飯の上にカットしたステーキを乗せます。
そして、その上から官能的な味わいのチョコレートソースをたっぷりと。
さらに、クリムトが生まれ育った街ウィーン、
彼が結成したグループがウィーン分離派であることにちなんで、こんなものも用意しておきました。
そう。ホイップクリームです。
ホイップクリームを浮かべたコーヒーは、ウイーン発祥の飲み方といわれています。
だから、ウインナーコーヒー (=ウイーン風のコーヒー) なのですね。
ということで、ホイップクリーム (無糖) を、
分離しないように、よーくかき混ぜてから、丼の上にトッピング。
ウイーン風に仕上げました。
これで完成・・・・・と言いたいところですが。
あと一歩、クリムト感が足りません。
そんなこともあろうかと、この日のために、
三井記念美術館のミュージアムショップで見つけて、購入していたものがありました。
箸を開くと、金が舞う。
その名も、ぱっきん箸。
ぱっきん箸を割って、金箔を振りかければ、クリムト感が一気に上昇!
クリムト重の完成です。
これまで数々のアート丼を作ってきましたが、
史上最大にゴージャスな丼が生まれたのではないでしょうか。
では、早速、食べてみます。
まずは、チョコレートソースのかかったステーキから。
キスチョコの官能的な甘みと、ステーキの旨味が、予想以上にマッチ!
ホイップクリームのふわふわ感も悪くないです。
「エミーリエを呼んでくれ!」
(↑クリムト最期の言葉)
と思わず声を出しそうになる味でした。
(自宅には、エミーリエはもちろん、誰一人いませんがw)
続いては、ご飯とともに口の中へ。
うんうん・・・・・・・ん?・・・・・・・ん!・・・・・・・ん~。。。
最初はイケるかなと思ったのですが。
ご飯とチョコレートソースが、まったく合いませんでした (泣)
米とチョコが、お口の中で分離派。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
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