日本一下世話なアートに関するクイズ。
それが、『芸術家!してる?してない?クイズ』 です。
前回は芸術家の逮捕歴をクイズにしましたが、
今回は、芸術家の離婚歴をクイズにしてみました。
芸術家といえば、自由奔放・・・なイメージ。
4度の離婚歴がある藤田嗣治を筆頭に、
結婚と離婚を繰り返しているようなイメージがあります。
そこで、本日は、2回以上離婚しているかどうかをクイズ形式で出題。
してるか?してないか?2択でお答えくださいませ。
Q1
正解は・・・・・
実は意外にも、ピカソは離婚歴がありません。
最初の妻オルガと離婚しようとしたものの、
資産の半分を渡さねばならないことがわかったため中止。
オルガとの別居状態は約20年ほど続き、1955年にオルガと死別。
晴れて、その数年後、ジャクリーヌ・ロックと再婚する。
愛人が多数存在していたのは、言うまでもない。
Q2
正解は・・・・・
ヨーロッパでの生活に嫌気がさし、
妻子を捨てて単身、南国タヒチへと移住したゴーギャン。
その後、二度と妻子と会うことはなかったそうですが、正式に離婚はしていなかったそう。
なお、タヒチでは、当時14歳だったパウラと、
さらに、その後移住したマルキーズ諸島では、当時14歳だったヴァエホと結婚。
離婚歴は無いにも関わらず、結婚歴は3回あります。
Q3
正解は・・・・・
結婚歴は4回。
結婚に至らずとも、多くの女性との交際が発覚しています。
その中には、ダリの妻・ガラや女性シュルレアリストとして知られるレオノール・フィニも。
わりと身近で済ませるタイプだったようです (?)。
ちなみに、3番目の妻は、世界的な美術コレクタ―のペギー・グッゲンハイム。
わずか2年でスピード離婚しています。
Q4
正解は・・・・・
メキシコ壁画運動の巨匠ディエゴ・リベラ。
2番目の妻との間に2人目の子供をもうけた頃に、
当時女生徒だった15歳のフリーダ・カーロと出会い、恋愛関係に。
リベラが42歳の時、20歳下のフリーダと結婚する。
のちに、リベラの浮気性とDVが理由で離婚。
しかし、その翌年には再婚する。
それも含めると、結婚歴は5回。
Q5
正解は・・・・・
イサム・ノグチやトロツキー、
両性愛者だったこともあり、ジョージア・オキーフとも関係があったといわれるほど、
数々の著名人と浮名を流してきたフリーダ・カーロですが。
意外にも離婚歴は、ディエゴ・リベラとの1度のみです。
Q6
正解は・・・・・
ジョン・レノンの妻という印象が強すぎますが。
実はその前に、作曲家でピアニストの一柳慧さんと、
アメリカの映像作家アンソニー・コックスと結婚しています。
Q7
正解は・・・・・
20世紀を代表するアメリカの抽象画家サム・フランシス。
その色彩豊かな作風と呼応するかのように、恋愛遍歴も色とりどり。
4度の離婚、5度の結婚を経験しています。
ちなみに、4番目の妻は、出光興産創業者・出光佐三の四女。
その間に産まれた子どもフランシス真悟さんは、現在抽象画家として活躍中です。
Q8
正解は・・・・・
“大正の火野正平” (?)こと、恋多き男・竹久夢二ですが、
離婚したのは、結婚して2年で離婚した岸たまき (夢二と結婚するときはバツ1) だけ。
離婚後も、同姓別居を繰り返す。
富山県の海岸で、夢二がたまきの腕を刺すという事件もあった。
Q9
正解は・・・・・
1920年、永野明代なる女性と結婚。
翌年、長男が生まれる。
その状態で1929年2月に中村修子なる女性と結婚披露宴を挙げる。
その翌月3月には、愛人の西崎盈子 (みつこ) とメスで頸動脈を切り、ガス自殺をはかり、救出される。
さらに、その年に、宇野千代と同棲を始める。
・・・と無茶苦茶な女性遍歴ながらも、離婚は永野明代との1回だけ。
彼女との離婚後、愛人だった西崎盈子と再婚。
Q10
正解は・・・・・
藤田嗣治のバツ4を上回る驚異のバツ5。
『美味しんぼ』 の美食俱楽部のモデルとなった高級料亭・星岡茶寮で、
魯山人が料理長を務めていた時のこと、従業員の一人である中島キヨに心を奪われそう。
そして、妻がいるにも関わらず、彼女の気を引くため、
他の従業員の倍以上の給料を渡したというエピソードも。
食にも女性にも好奇心旺盛な人物だったようです。
出題は以上となります。
皆様は、何問正解できたでしょうか?
クイズを制作するために、いろいろリサーチしましたが、
予想していたよりも、離婚歴の多い芸術家は存在していませんでした。
芸術家は、あまり離婚しないようです。
たとえ、離婚した過去があったとしても、
彼ら (彼女ら) の作品が素晴らしいことには、変わりありません。
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