草間彌生さんのファンの聖地、
草間彌生美術館が、この秋、いよいよ開館3年目に突入しました!
通算5回目となる展覧会として開幕したのは、”集合の魂たち” 。
草間芸術の中でもっとも重要なキーワードである、
『集合』 あるいは 『集積』 をフォーカスした展覧会です。
これまでの展覧会のほとんどは、2階から展示がスタートしていましたが。
今回の展覧会では、早くも1階から草間ワールドが展開されています。
エントランス部分を埋め尽くしているのは、
草間さんのアイコンともいうべき水玉が集合したバルーン作品。
そのビジュアルもインパクトがありましたが、
それ以上にインパクトがあったのが、作品のタイトルです。
その名も、《水玉強迫》。
『夜露死苦』 とか 『仏恥義理』 とか、
世の中にはいろんな四字熟語がありますが (←?)。
字面のインパクトは、『水玉強迫』 のほうが圧倒的に強烈でした。
さて、続く2階のギャラリーでは、
さまざまなタイプの 『集合』『集積』 作品が紹介されています。
例えば、こちらの平面作品。
離れた位置から見た限りでは、抽象画のようにも思えますが、
近づいてみると、何やらシールが大量に貼られているのに気が付かされます。
その正体は、航空便に貼るエアメールステッカー。
貼って貼って貼りまくって、キャンバスを埋め尽くす。
もはや執念のようなものすら感じる作品でした。
さらに、このギャラリーでは・・・
『YAYOI KUSAMA』 の文字が大集合した 《文字の集積》 や、
1ドル札っぽいもの (『ONE ROLLAR』 と書かれています) が集まった 《無題》 も紹介されていました。
1つ1つのパーツは取るに足らないもの (?) ですが、
それらが集まることで、大きなパワーのようなものが生まれる。
まるで、スイミーのようなアート作品です。
なお、3階のギャラリーでは、これまでと同様に、
草間さんにとって最大の絵画シリーズである 《わが永遠の魂》 が紹介されています。
今展では、現時点で620点を超えるというシリーズの作品の中から、
特にモチーフが集合、集積したものが厳選して紹介されているとのこと。
それらの作品の中で、個人的に一番印象に残ったのは、
《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》 という一枚です。
しばらくジーっと見つめていると、
作品の周囲を囲むつけまつげみたいなものに、心を撫でられたような感覚に。
妙にゾワゾワさせられるものがある作品です。
また、画面の全体を占めるカラフルな部分は、
どこかアサヒペンの看板を連想させるものがあります。
ちなみに、3階ギャラリーには、《わが永遠の魂》 のモチーフが、
そのまま絵の中から飛び出したような立体作品も併せて展示されていました。
草間さんの立体作品としては、そこまで大きなサイズではないのですが。
思わずこちらが後ずさってしまうほどに、生命力に溢れています。
あまりにも生命力がありすぎるため、
目に飛び込んできた瞬間、こんな風に感じられました↓
草間芸術の根幹ともいうべき、
『集合』『集積』 を存分に味わえる展覧会です。
草間ファンなら、この秋、草間彌生美術館に集合すべし!
最後に、最新グッズ情報を。
グッズコーナーでは、この秋より加わった新商品・・・
オリジナルの缶に入った上野風月堂のゴーフルが販売されていました。
もちろん、集積された状態で。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
草間彌生美術館が、この秋、いよいよ開館3年目に突入しました!
通算5回目となる展覧会として開幕したのは、”集合の魂たち” 。
草間芸術の中でもっとも重要なキーワードである、
『集合』 あるいは 『集積』 をフォーカスした展覧会です。
これまでの展覧会のほとんどは、2階から展示がスタートしていましたが。
今回の展覧会では、早くも1階から草間ワールドが展開されています。
エントランス部分を埋め尽くしているのは、
草間さんのアイコンともいうべき水玉が集合したバルーン作品。
そのビジュアルもインパクトがありましたが、
それ以上にインパクトがあったのが、作品のタイトルです。
その名も、《水玉強迫》。
『夜露死苦』 とか 『仏恥義理』 とか、
世の中にはいろんな四字熟語がありますが (←?)。
字面のインパクトは、『水玉強迫』 のほうが圧倒的に強烈でした。
さて、続く2階のギャラリーでは、
さまざまなタイプの 『集合』『集積』 作品が紹介されています。
例えば、こちらの平面作品。
離れた位置から見た限りでは、抽象画のようにも思えますが、
近づいてみると、何やらシールが大量に貼られているのに気が付かされます。
その正体は、航空便に貼るエアメールステッカー。
貼って貼って貼りまくって、キャンバスを埋め尽くす。
もはや執念のようなものすら感じる作品でした。
さらに、このギャラリーでは・・・
『YAYOI KUSAMA』 の文字が大集合した 《文字の集積》 や、
1ドル札っぽいもの (『ONE ROLLAR』 と書かれています) が集まった 《無題》 も紹介されていました。
1つ1つのパーツは取るに足らないもの (?) ですが、
それらが集まることで、大きなパワーのようなものが生まれる。
まるで、スイミーのようなアート作品です。
なお、3階のギャラリーでは、これまでと同様に、
草間さんにとって最大の絵画シリーズである 《わが永遠の魂》 が紹介されています。
今展では、現時点で620点を超えるというシリーズの作品の中から、
特にモチーフが集合、集積したものが厳選して紹介されているとのこと。
それらの作品の中で、個人的に一番印象に残ったのは、
《いまわしい戦争のあとでは幸福で心が一杯になるばかり》 という一枚です。
しばらくジーっと見つめていると、
作品の周囲を囲むつけまつげみたいなものに、心を撫でられたような感覚に。
妙にゾワゾワさせられるものがある作品です。
また、画面の全体を占めるカラフルな部分は、
どこかアサヒペンの看板を連想させるものがあります。
ちなみに、3階ギャラリーには、《わが永遠の魂》 のモチーフが、
そのまま絵の中から飛び出したような立体作品も併せて展示されていました。
草間さんの立体作品としては、そこまで大きなサイズではないのですが。
思わずこちらが後ずさってしまうほどに、生命力に溢れています。
あまりにも生命力がありすぎるため、
目に飛び込んできた瞬間、こんな風に感じられました↓
草間芸術の根幹ともいうべき、
『集合』『集積』 を存分に味わえる展覧会です。
草間ファンなら、この秋、草間彌生美術館に集合すべし!
最後に、最新グッズ情報を。
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オリジナルの缶に入った上野風月堂のゴーフルが販売されていました。
もちろん、集積された状態で。
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