集合の魂たち
草間彌生さんのファンの聖地、草間彌生美術館が、この秋、いよいよ開館3年目に突入しました!通算5回目となる展覧会として開幕したのは、”集合の魂たち” 。草間芸術の中でもっとも重要なキーワードである、『集合』 あるいは 『集積』...
View Articleネクタイの話
アートテラー・とに~にとって、もっとも重要なアイテム。それは、ネクタイです。アートテラーとして初めて舞台に立つ数日前のこと。衣装をどうしようかと悩んでいると、大学時代からの腐れ縁の友人から、「スーツでいいんじゃね?」...
View Article小倉遊亀と院展の画家たち展
現在、富山県水墨美術館では、”小倉遊亀と院展の画家たち展 滋賀県立近代美術館所蔵作品による” という展覧会が開催されています。充実した近代日本画コレクションで知られる滋賀県立近代美術館。その所蔵品の中から、菱田春草の 《落葉》 や、菱田春草 《落葉》 明治42(1909)年 滋賀県立美術館蔵 (注:展示は、10/8~11/4)速水御舟の 《洛北修学院村》、速水御舟 《洛北修学院村》...
View Article藤原隆洋 Somewhere
今回は、最寄りのあいの風とやま鉄道線入善駅から、徒歩で1時間ほどの距離にある美術館へ。(町営バスは1日4本ありますが、タクシーを利用するのがベターです)しかも、美術館の周りは・・・・・見渡す限り、一面の田んぼが広がっていました。なぜ、こんなところに美術館が??まさに、ポツンと一軒家な美術館。それが、下山芸術の森 発電所美術館です。(「下山」 と書いて 「にざやま」...
View Article開運 岡本“福”太郎
今年、開館20周年を迎えた岡本太郎美術館。このたび、約半年間の改修工事期間を経て、常設展示室がリニューアルオープンいたしました!その新生第一弾を飾るのは、『開運』 をテーマとした展覧会。タイトルはズバリ、“開運 岡本“福”太郎” です。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)・・・・・・・・と言われてみたものの。『開運』...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号127
本日は、川崎市岡本太郎美術館の隠れた人気商品をご紹介いたします。それは、TAROの夢最中 (1個 ¥160)。川崎市岡本太郎美術館がオープンしたのを記念して、多摩区にある和菓子店数店が共同で創作した最中なのだそうです。ちなみに、太郎さんの 《夢》...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。 また、おひとりで参加される方が大半ですので、一人でもふらっと遊びにいらしてください!...
View Articleしかくのなかのリアリティ
現在、横浜市民ギャラリーあざみ野では、毎年秋に行われる現代アートのシリーズ展 “あざみ野コンテンポラリー”、その第10弾として、”しかくのなかのリアリティ”...
View Article第百七十八話 国宝ハンター、痺れる!
~前回までのあらすじ~毎日でも国宝をハントしたい。 そんな国宝ハンター・とに~は、日々、 国宝全制覇というミッションを楽しく、クールで、セクシーに取り組んでいる。 しかし、企画開始から、早8年。まだゴールには達していません。 果たして、あと何年後に、その目標を実現させることができるのか。 10年後?20年後?はたまた、30年後?? その質問に彼は、こう答えたという。...
View Article大津絵 -ヨーロッパの視点から-
三井寺 (園城寺) の北隣に位置する大津市歴史博物館に行ってきました。こちらは、旧東海道の大津宿や天智天皇の大津宮、そして、浮世絵の題材でお馴染みの 「近江八景」...
View Article印象派からその先へ ― 世界に誇る吉野石膏コレクション展
松方コレクションに、大原美術館コレクションに、石橋財団美術館コレクションに、ポーラ美術館コレクションに。日本には、世界にも誇れる西洋美術コレクションがいくつかあります。そのうちの一つが、吉野石膏コレクション。「タイガーボード」...
View Article凹凸に降る
現在、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、冬の企画展として、“凹凸に降る” という展覧会が開催されています。(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)こちらは、『凸凹 (おうとつ)』...
View Article新・無料で観れる 美術百選 《node hotel(京都府京都市)》
京都市の中心部、四条烏丸エリアに、今年7月26日にオープンしたばかりのnode hotel(ノード ホテル)。「アートコレクターの住まい」...
View Article流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美
この秋、京都国立博物館で開催されているのは、“流転100年 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美” という展覧会。鎌倉時代の絵巻物 《佐竹本三十六歌仙絵》 を中心に、和歌にまつわる美術や書の名品を紹介する展覧会です。展覧会の目玉はもちろん、《佐竹本三十六歌仙絵》。小野小町や大伴家持ら、いわゆる三十六歌仙を描いた、「三十六歌仙絵」...
View Article目 非常にはっきりとわからない
宇都宮の空に、どこにでもいるようなおじさんの顔を浮かべてみたり。何の変哲もないコインランドリーが、とんでもなく不思議な世界へと繋がっていたり。資生堂ギャラリーのホワイトキューブの展示室を、ホテルそっくりな空間に変えてしまったり。《たよりない現実、この世界の在りか》 制作:2014年 制作場所:東京/資生堂ギャラリー 撮影:加藤健僕らが当たり前と思っている 「日常」...
View Article開館記念 福美コレクション展
今年10月1日。渡月橋や竹林の道でお馴染みの京都屈指の観光地・嵐山に、「100年続く美術館」 をコンセプトにした福田美術館がオープンしました。美術館前庭(水盤)オーナーは、福田吉孝さん。なんと、あのアイフルの社長です。「嵐山に美術館はあるんか?」 と気になってしまったので、早速、足を運んでまいりました。現在、開催されているのは、“開館記念 福美コレクション展”...
View Article