今年6月にリニューアルオープンを果たした板橋区立美術館 (略して、板美)。
外観や内部の雰囲気も一新しましたが、
実は、このタイミングで、ロゴマークも一新していました。
長年使われていたカラフルなロゴマークから、
板美の外観をモチーフにしたシンプルなロゴマークへとリニューアル!
シンプルながら、オリジナリティのある素敵なロゴマークです。
さてさて、リニューアル後、リニューアル前、
その両方のロゴマークのデザインを手がけたのが、駒形克己さん。
『Little Tree』『Little Eyes』 といった絵本で知られる造本作家、デザイナーです。
そんな板美と関わりの深い駒形克己さんの回顧展が、現在、板美にて開催されています。
その名も、“小さなデザイン 駒形克己展”。
タイトルにこそ、『小さな』 とは付いていますが、
これまでの駒形作品約300点 (!) が一堂に会した大々的な展覧会です。
まず最初の展示室では、単身アメリカに乗り込んだ初期の作品から、
帰国後~現在まで駒形さんの作品や、そのスケッチなどが紹介されていました。
それらの中には、NBAのオールスターゲーム案内状や、
NBA オールスターゲーム案内状 1982年
コムデギャルソンなどのファッションブランドの招待状、
コムデギャルソン オム メッセージカード 1988年
『マツコの知らない世界』 でも紹介された絵本もあります。
『ごぶごぶ ごぼごぼ』 福音館書店 1999年
さらには、タバコのパッケージのデザインや、
オフコースや安全地帯のアルバムジャケットも。
とても一人の人間のとは思えないほどの仕事量でした。
しかも、作風の幅が広い!
そんな “技のデパート” ぶりにも驚かされましたが、
それ以上に驚かされたのは、駒形さんの物持ちの良さ。
展示されていた作品のほとんどが、なんと駒形さんの私物とのこと。
手元に置いておくのが、なんとなく恥ずかしくて、
仕事で作ったモノをポイポイ捨ててしまう自分とは大違いです。
さて、もう一つの展示室では、駒形さんの数々の絵本が、
駒形さん自身の手によって、インスタレーション作品のように展示されていました。
絵本の展示というと、普通は展示ケースや展示棚で並べられていますが。
こちらの展示室では、立ち上げてみたり、同じ絵本を何冊も組み合わせてみたり、
まるでおもちゃのような感じで楽しげに展示されていました。
なお、これらの本は、特に展示台と固定はしていないのだそう。
そのため、展示室の入り口には、こんな注意書きが。
こちらの展示室は、写真撮影も可能なので、
ギリギリまで近づきたいところでしょうが、くれぐれも風圧にお気を付けくださいませ。
ちなみに、中央の展示台では、
駒形さんの代表作 『Little Tree』 が紹介されていました。
1冊をただ展示するのではなく、
『Little Tree』 を何冊も用意し、全ページを並べて展示しています。
ありそうでなかった展示スタイル。
本というよりも、繊細なオブジェのようでした。
さてさて、展示室で数々の絵本を目にして、
実際に手に取って読んでみたくなった方も多いことでしょう。
ご安心ください。ちゃんと絵本を読めるコーナーが用意されていました。
また、実際に絵本を買いたくなった方も多いことでしょう。
ご安心ください。ちゃんと小さな特設ミュージアムショップがオープンしていました。
1冊と言わず、4、5冊買えば、
自分の家でも、インスタレーションが楽しめますよ。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
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実は、このタイミングで、ロゴマークも一新していました。
長年使われていたカラフルなロゴマークから、
板美の外観をモチーフにしたシンプルなロゴマークへとリニューアル!
シンプルながら、オリジナリティのある素敵なロゴマークです。
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その両方のロゴマークのデザインを手がけたのが、駒形克己さん。
『Little Tree』『Little Eyes』 といった絵本で知られる造本作家、デザイナーです。
そんな板美と関わりの深い駒形克己さんの回顧展が、現在、板美にて開催されています。
その名も、“小さなデザイン 駒形克己展”。
タイトルにこそ、『小さな』 とは付いていますが、
これまでの駒形作品約300点 (!) が一堂に会した大々的な展覧会です。
まず最初の展示室では、単身アメリカに乗り込んだ初期の作品から、
帰国後~現在まで駒形さんの作品や、そのスケッチなどが紹介されていました。
それらの中には、NBAのオールスターゲーム案内状や、
NBA オールスターゲーム案内状 1982年
コムデギャルソンなどのファッションブランドの招待状、
コムデギャルソン オム メッセージカード 1988年
『マツコの知らない世界』 でも紹介された絵本もあります。
『ごぶごぶ ごぼごぼ』 福音館書店 1999年
さらには、タバコのパッケージのデザインや、
オフコースや安全地帯のアルバムジャケットも。
とても一人の人間のとは思えないほどの仕事量でした。
しかも、作風の幅が広い!
そんな “技のデパート” ぶりにも驚かされましたが、
それ以上に驚かされたのは、駒形さんの物持ちの良さ。
展示されていた作品のほとんどが、なんと駒形さんの私物とのこと。
手元に置いておくのが、なんとなく恥ずかしくて、
仕事で作ったモノをポイポイ捨ててしまう自分とは大違いです。
さて、もう一つの展示室では、駒形さんの数々の絵本が、
駒形さん自身の手によって、インスタレーション作品のように展示されていました。
絵本の展示というと、普通は展示ケースや展示棚で並べられていますが。
こちらの展示室では、立ち上げてみたり、同じ絵本を何冊も組み合わせてみたり、
まるでおもちゃのような感じで楽しげに展示されていました。
なお、これらの本は、特に展示台と固定はしていないのだそう。
そのため、展示室の入り口には、こんな注意書きが。
こちらの展示室は、写真撮影も可能なので、
ギリギリまで近づきたいところでしょうが、くれぐれも風圧にお気を付けくださいませ。
ちなみに、中央の展示台では、
駒形さんの代表作 『Little Tree』 が紹介されていました。
1冊をただ展示するのではなく、
『Little Tree』 を何冊も用意し、全ページを並べて展示しています。
ありそうでなかった展示スタイル。
本というよりも、繊細なオブジェのようでした。
さてさて、展示室で数々の絵本を目にして、
実際に手に取って読んでみたくなった方も多いことでしょう。
ご安心ください。ちゃんと絵本を読めるコーナーが用意されていました。
また、実際に絵本を買いたくなった方も多いことでしょう。
ご安心ください。ちゃんと小さな特設ミュージアムショップがオープンしていました。
1冊と言わず、4、5冊買えば、
自分の家でも、インスタレーションが楽しめますよ。
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