新型コロナウイルスの影響で、お花見も自粛ムードが強まっていますね・・・。
と、そんな今だからこそ、ぜひ観に行きたいのが、
山種美術館の “【特別展】桜 さくら SAKURA 2020 ―美術館でお花見!―” という展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)
奥村土牛の代表作の一つで、醍醐寺のしだれ桜を描いた 《醍醐》 や、
奥村土牛 《醍醐》 1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館
開化と同時に葉をつける山桜をモチーフにした横山大観の 《山桜》 を筆頭に、
横山大観 《山桜》 1934(昭和9)年 絹本・彩色 山種美術館
会場を埋め尽くしているのは、
山種美術館コレクションの中から厳選された桜の名画の数々。
まさに、桜満開、春満開な展覧会です。
上野公園や代々木公園など、
花見の自粛を要請されている桜の名所と違って、山種美術館はどれだけ滞在してもOK!
たまには、美術館でお花見するのも悪くないかもしれません。
また、さらに嬉しいのは、東京にいながらにして、
日本三大桜の一つに数えられている福島の三春滝桜や、
橋本明治 《朝陽桜》 1970(昭和45)年 紙本・彩色 山種美術館
約3万本ともいわれるシロヤマザクラが豪華絢爛に咲き乱れる吉野山など、
日本全国の桜の名所の光景を楽しむことが出来るところ。
サザエさんのOPばりに、ちょっとした国内旅行気分が味わえました。
さらにさらに、もう一つ嬉しいのが、第二会場が展開されている夜桜コーナー。
現時点で、今年は日本各地で桜のライトアップの中止が決定しています。
今年はその分、山種美術館で夜桜を満喫くださいませ。
さてさて、出展作品の中で個人的に印象に残っているものをご紹介いたしましょう。
まずは、小茂田青樹の 《春庭》。
小茂田青樹 《春庭》 1918(大正7)年 絹本・彩色 山種美術館
一見すると、うららかな春の光景なのですが、
よくよく見てみると、桜の枝がなんとも奇妙な感じです。
どことなく寄生獣のよう。
桜の樹の下には、なんとやらが埋まっていると言いますが。
もしかしたら、この桜が人間を捕まえ、そして、そのあとに。。。
自分で想像しておきながら、ゾッとしてきました。
続いては、菱田春草の 《桜下美人図》。
菱田春草 《桜下美人図》 1894(明治27)年 絹本・彩色 山種美術館
何と言っても気になるのが、女性たちのヘアスタイルです。
一人だけではなく、全員が全員変。
一番左側の人は、バルーンアートで作ったプードルみたいだし。
センターの2人は、『&』 という文字みたいですし。
お互いがそれぞれ “変なヘアスタイル・・・w” と含み笑いをしているようにも見えます。
最後に紹介したいのは、渡辺省亭の 《桜に雀》。
渡辺省亭 《桜に雀》 20世紀(明治-大正時代) 絹本・彩色 山種美術館
桜の木の枝に止まる3羽のスズメが妙にエモかったです。
「俺、スズメ辞めるわ」
「マジで?」
「辞めてどうすんだよ?」
「昔から鷹になりたかったんだわ。だから、鷹になれるよう頑張ってみようと思う」
「・・・・・そっか。お前なら、なれるかもな。頑張れよ」
「もし、お前が鷹になったらさ、その時は遠慮なく俺たちのこと食べろよ」
「お前ら・・・・・」
ちなみに、花より団子派の皆さまへ。
今回も山種美術館のミュージアムカフェ、
カフェ椿では、展覧会限定の和菓子が提供されています。
2個よりお持ち帰りも出来るそうですよ。
┃会期:2020年3月14日(土)〜5月10日(日)
┃会場:山種美術館
┃http://www.yamatane-museum.jp/exh/2020/sakura2020.html
~読者の皆様へのプレゼント~
“桜 さくら SAKURA 2020” の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、3月29日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!
と、そんな今だからこそ、ぜひ観に行きたいのが、
山種美術館の “【特別展】桜 さくら SAKURA 2020 ―美術館でお花見!―” という展覧会です。
(注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)
奥村土牛の代表作の一つで、醍醐寺のしだれ桜を描いた 《醍醐》 や、
奥村土牛 《醍醐》 1972(昭和47)年 紙本・彩色 山種美術館
開化と同時に葉をつける山桜をモチーフにした横山大観の 《山桜》 を筆頭に、
横山大観 《山桜》 1934(昭和9)年 絹本・彩色 山種美術館
会場を埋め尽くしているのは、
山種美術館コレクションの中から厳選された桜の名画の数々。
まさに、桜満開、春満開な展覧会です。
上野公園や代々木公園など、
花見の自粛を要請されている桜の名所と違って、山種美術館はどれだけ滞在してもOK!
たまには、美術館でお花見するのも悪くないかもしれません。
また、さらに嬉しいのは、東京にいながらにして、
日本三大桜の一つに数えられている福島の三春滝桜や、
橋本明治 《朝陽桜》 1970(昭和45)年 紙本・彩色 山種美術館
約3万本ともいわれるシロヤマザクラが豪華絢爛に咲き乱れる吉野山など、
日本全国の桜の名所の光景を楽しむことが出来るところ。
サザエさんのOPばりに、ちょっとした国内旅行気分が味わえました。
さらにさらに、もう一つ嬉しいのが、第二会場が展開されている夜桜コーナー。
現時点で、今年は日本各地で桜のライトアップの中止が決定しています。
今年はその分、山種美術館で夜桜を満喫くださいませ。
さてさて、出展作品の中で個人的に印象に残っているものをご紹介いたしましょう。
まずは、小茂田青樹の 《春庭》。
小茂田青樹 《春庭》 1918(大正7)年 絹本・彩色 山種美術館
一見すると、うららかな春の光景なのですが、
よくよく見てみると、桜の枝がなんとも奇妙な感じです。
どことなく寄生獣のよう。
桜の樹の下には、なんとやらが埋まっていると言いますが。
もしかしたら、この桜が人間を捕まえ、そして、そのあとに。。。
自分で想像しておきながら、ゾッとしてきました。
続いては、菱田春草の 《桜下美人図》。
菱田春草 《桜下美人図》 1894(明治27)年 絹本・彩色 山種美術館
何と言っても気になるのが、女性たちのヘアスタイルです。
一人だけではなく、全員が全員変。
一番左側の人は、バルーンアートで作ったプードルみたいだし。
センターの2人は、『&』 という文字みたいですし。
お互いがそれぞれ “変なヘアスタイル・・・w” と含み笑いをしているようにも見えます。
最後に紹介したいのは、渡辺省亭の 《桜に雀》。
渡辺省亭 《桜に雀》 20世紀(明治-大正時代) 絹本・彩色 山種美術館
桜の木の枝に止まる3羽のスズメが妙にエモかったです。
「俺、スズメ辞めるわ」
「マジで?」
「辞めてどうすんだよ?」
「昔から鷹になりたかったんだわ。だから、鷹になれるよう頑張ってみようと思う」
「・・・・・そっか。お前なら、なれるかもな。頑張れよ」
「もし、お前が鷹になったらさ、その時は遠慮なく俺たちのこと食べろよ」
「お前ら・・・・・」
ちなみに、花より団子派の皆さまへ。
今回も山種美術館のミュージアムカフェ、
カフェ椿では、展覧会限定の和菓子が提供されています。
2個よりお持ち帰りも出来るそうですよ。
┃会期:2020年3月14日(土)〜5月10日(日)
┃会場:山種美術館
┃http://www.yamatane-museum.jp/exh/2020/sakura2020.html
~読者の皆様へのプレゼント~
“桜 さくら SAKURA 2020” の無料鑑賞券を、5組10名様にプレゼントいたします。
住所・氏名・電話番号を添えて、以下のメールフォームより応募くださいませ。
https://ws.formzu.net/fgen/S98375463/
なお、〆切は、3月29日です。当選は発送をもって代えさせていただきます。
1位を目指して、ランキングに挑戦中。
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです!