2009年・・・“恐竜2009-砂漠の奇跡”
2010年・・・“地球最古の恐竜展”
2011年・・・“恐竜博2011”
もはや、毎年夏の恒例となりました恐竜展。
今年は、幕張メッセで、 “恐竜王国2012” が開催されています。
「今年は、一体、どんな恐竜に出会えるのかな♪」
あまりにワクワクしすぎて、
あっという間に、我が家から幕張メッセまで辿り着いてしまったような気がします。
入り口を抜けると、
そこには、積み上げられた木箱が!
“この木箱で、恐竜の化石が運ばれてきました” 的な演出がニクいですね。
また、この入り口部分の巨大スクリーンにて、
今回の恐竜博の見どころを紹介した映像が流されます。
その映像でも紹介されていたのですが、
今回の目玉は、何と言っても、ユティランヌス・フアリの化石の展示。
しかも、驚くなかれ、この化石が公開されるのは、この幕張メッセの恐竜展が世界初!
恐竜ファンでない方にとっては、 「・・・で?」 って感じなのでしょうが。
ユティランヌス・フアリは、今、世界中の恐竜ファンの熱い注目を浴びている恐竜なのです。
というのも、今年の4月に新発見されたばかりの恐竜で、
4月5日付英国科学雑誌 『nature』 にも掲載された、いわば “恐竜界のニューカマー”
その大きな特徴は、
全身を羽毛が覆っていたということ。
これまでにも、羽毛が生えた恐竜の化石は見つかっていましたが、それはどれも小型の恐竜ばかり。
しかし、今回、全長9メートルを超す大型恐竜で羽毛が生えているケースが見つかったことで、
「大型の恐竜には羽毛がなかった!」
という、これまでの説は、完全に覆されることになったのです。
しかも、ユティランヌス・フアリは、ティランノサウルス (※) の仲間であることがわかっているので、
ティランノサウルスにも羽毛が生えていたという可能性も浮上してきました。
(※違和感はありますが、今回の恐竜展では、こう表記されていました)
ちなみに、このユティランヌス・フアリを復元すると、こんな感じだそうです↓
さてさて、そんなわけで、
ユティランヌス・フアリに関しては、大変に満足いたしましたが。
その他の展示に関しては・・・・・・・・。
声を恐竜のように大にして言わせてもらえば、
「これで、2500円は無いわー!!!!!」
です。
ユティランヌス・フアリのおかげで、辛うじて1つ星。
会場には、 “恐竜王国” の名に恥じないくらいに、
たくさんの恐竜がいて、それはそれは、迫力があったわけですが。
実は、そのほとんどが、
複製・・・。
ユティランヌス・フアリ以外にも、
複製でないものは、無くはないのですが。
過半数の骨格模型が、複製。
「じゃあ、科博で (骨格模型を観れば) いいじゃん!」
という結論に、自分の中では落ち着きました (笑)
あんなに早く感じられた海浜幕張への道のりが、
帰りは、我が家までが、とてつもなく長~~~~く感じられました。
遠いよ、幕張メッセ!
とりあえず、ほとんど心が動かない恐竜博でしたが (凪状態)
唯一、衝撃を受けたのが、ミクロラプトルという小型羽毛恐竜に関して。
帰宅後に、ネットで見つけた復元図は、概ねこんな感じだったのですが↓
http://www.geocities.jp/zetumetudoubutu/mikuroraputoru.html
会場でパネルで紹介されていた復元図は、
それらとは掛け離れている、かなり衝撃的なビジュアルでした (笑)
「ハトじゃん!ちょっと派手なハトじゃんwww」
誰ですか?
恐竜展なのに、ハトのイラストを描いたのは。
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恐竜王国2012
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