ここ最近は、コロナのせいで、海外から日本へ作品を運びづらくはなりましたが。
レオナルド・ダ・ヴィンチの 《モナ・リザ》 に、
ムンクの 《叫び》 に、フェルメールの 《真珠の耳飾りの少女》 に、エトセトラに。
これまで世界各国の美術館博物館から名画の数々が来日しています。
それでは、これから登場する名画は来日したことがあるのでしょうか?
それとも来日していないのでしょうか?
2択形式で10問連続で出題いたします。
全問正解を目指して、頑張ってみてください!
Q1
1971年に国立西洋美術館で開催された展覧会、
“ゴヤ展と外国美術展” に 《着衣のマハ》 とともに来日。
ちなみに、2011年に再び国立西洋美術館に、
《着衣のマハ》 は再来日しましたが、《裸のマハ》 は来日しませんでした。
Q2
正解は・・・・・
1981年に国立西洋美術館で開催された “アングル展” で来日しているそうです。
もちろん展覧会の目玉作品でした。
Q3
正解は・・・・・
1999年に 「日本におけるフランス年」 の文化財海外交流展の一環として、
ルーヴル美術館から東京国立博物館に、《民衆を導く自由の女神》 が約1ヶ月間貸し出されたそう。
ちなみに、このタイミングで日本からフランスへは、法隆寺の百済観音像が貸し出されたそうです。
Q4
正解は・・・・・
2002年に上野の森美術館にて開催された展覧会、
“MoMA ニューヨーク近代美術館名作展” にマティスの 《ダンス》 は来日しています。
が、こちらの作品ではなく、第一作のほうです。
Q5
正解は・・・・・
その “MoMA ニューヨーク近代美術館名作展” で、アンリ・ルソーの 《夢》 も来日していました。
他にもシャガールの 《誕生日》 をはじめ、
ピカソやダリ、マグリット、ポロックなどの名品が多数来日していたそう。
なんて豪華な展覧会。
Q6
正解は・・・・・
1966年に東京国立博物館で開催された、
“フランスを中心とする17世紀ヨーロッパ名画展” で初来日。
以降、1997年に京都市美術館で開催された “ミレーとバルビゾン派の画家たち” や、
2003年にBunkamuraザ・ミュージアムで開催された“ミレー3大名画展” でも来日している。
トム・クルーズばりに、わりとよく日本に来ているようです。
Q7
正解は・・・・・
来日してるようで、意外と来日してないのが、
スーラの 《グランド・ジャッド島の日曜日の午後》。
新印象派の展覧会は定期的に何度か開催されているようですが。
Q8
正解は・・・・・
1965年に東京国立博物館で開催された “ツタンカーメン展” で来日。
2012年にも大阪会場と東京会場を合わせて、
総入場者数が173万人を突破した “ツタンカーメン展” が開催されていましたが。
この時は、「黄金のマスク」 は来日しませんでした。
Q9
正解は・・・・・
2003年に、エジプトから大英博物館に返還が要求されました。
以来、ずっと揉めている 《ロゼッタ・ストーン》。
この問題が解決しない限り、来日することはないでしょう。きっと。
Q10
正解は・・・・・
東京オリンピックが開催された1964年。
《ミロのヴィーナス》 が来日し、国立西洋美術館と京都美術館でそれぞれ展示されました。
国立西洋美術館での会期は、38日間。
その入場者数は、83万人以上!
1日あたりの入場者数は、なんと21874人で、
この記録は今なお、国立西洋美術館での展覧会歴代1位の記録を誇っているそうです。
ちなみに、国立西洋美術館から続く行列は、
上野公園内を蛇行しながら西郷隆盛像も通過し、上野公園の下にまで達していたのだとか。
さて、出題は以上となります。
皆様は、何問正解できましたか?
現段階で 「来日してない」 作品が、
数年後には 「来日してる」 になるかもしれませんね。