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有田&伊万里行ってみたらホントはこんなトコだった⁉

有田焼や伊万里焼は、これまで幾度となく目にしていますが。

そう言えば、その産地である有田や伊万里って、どんな街なのでしょう?

百聞は一見に如かず。

ということで、初訪問してまいりました。

 

まず降り立ったのは、有田駅。

 

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さすがは、日本を代表するやきものの街です。

駅の手すりが、有田焼でした。

 

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さらに、街の案内図も有田焼。

 

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橋の欄干にも有田焼が設置されていました。

 

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これだけ有田焼推しなので、

当然、街中のいたるところに、やきもの屋さんがあるのかと思いきや。

意外にも、駅前には有田焼を買えるお土産屋さんはほとんどありませんでした。

どうやら、その手のショップは、有田駅と上有田駅を結び道筋にあるとのこと。

それも、上有田駅側に密集しているとのこと。

 

そちら方面に向かおうかとも悩んだのですが、

スケジュールの都合で、上有田駅とは反対の位置にあるアリタセラへ向かうことにしました。

 

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ちなみに。

アリタセラに向かう道中では、

いくつもの窯を目にすることができました。

 

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コンビニは一軒も見かけなかったのに。

コンビニよりも窯がある街、それが有田です。

 

 

さてさて。

有田駅から歩くこと約30分。

やってきたのは、2018年にオープンしたアリタセラ。

 

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約2万坪もの敷地に、陶磁器を扱う22の店舗や、

カフェ、レストラン、さらに、レストランがある世界最大規模の有田焼ショッピングリゾートです。

 

実は、ひそかに趣味でお猪口を集めているので、真剣に物色することに。

お店によってもちろん扱っている商品は違いましたが、

なぜか多くの店舗で取り扱われていたのが、真右ェ衛門窯という窯元。

おそらく有田で今一番キてる窯元なのでしょう。

確かに、どの作品も美しく、人気があるのがわかりました。

辰砂や油滴天目など、いろんなタイプのお猪口がありましたが、

さんざん悩んだ末に、僕が選んだのは、こちらのモスグリーンに輝く 《鶯玉天目型ぐい吞》 。

 

 

 

ありそうでないカラーに一目ぼれしました。

ちなみに。

お会計の際、お店の方が、

当たり前のように2割引きしてくれました。

作家物でも値引きしてくれるだなんて。

さすがはやきものの街です。

 

 

なお、全22店舗の中で、個人的に気に入ったのが、

場違いなくらいに (?) 、ひときわオシャレな2016/というお店。

 

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こちらは、世界で活躍するデザイナー16組と、

有田の窯元や商社16ブランドがタッグを組んで誕生したニュー有田焼を販売するお店です。

 

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スタイリッシュでありながらも、

有田焼の伝統的な技術はちゃんと抑えられていました。

それでいて、リーズナブル。

欲しいものがたくさんありましたが、悩みに悩んで、

ドイツ生まれのデザイナー、クリスチャン・ハースによるカップと、

 

 

 

オランダのデザイナー、カースティ・ヴァン・ノートによるカップを購入。

 

 

 

一応、2つともコーヒーカップを想定しているそうですが、

やきものの使い方は人それぞれということなので、お猪口として使用したいと思います。

 

 

続いては、伊万里駅へ。

こちらも、さすがはやきものの街。

駅舎の一部にも、ちゃんとやきものが使われていました。

さて、一体、どこに使われているでしょう??

 

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正解は、ホーム。

 

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陶片がびっしりと混ぜ込まれていました。

踏み心地は、これと言っては特になんともなかったですが。。。 

 

 

さてさて、街中を散策してみると・・・・

 

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有田同様に、やきもののオブジェが設置されています。

 

・・・・・・・・・ところが。

有田駅周辺以上に、やきもの屋さんがありませんでした。

実は、伊万里焼というのは、有田焼を中心とする肥前国で生産された磁器の総称。

それらの磁器の主な積み出し港が伊万里だったため、消費地で伊万里焼と呼ばれていたのだとか。

つまり、伊万里ではほとんど磁器が生産されていないのです。

やきものを期待して行くと、ちょっとガッカリする。

それが伊万里です。

 

ちなみに。

伊万里で、やきもの以上に推されていたのが、カブトガニでした。

 

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なんと伊万里湾は、日本最大のカブトガニの生息地、繁殖地なのだとか!

まぁ、広い目で見れば、やきものみたいな生き物ですよね。

 




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