KING&QUEEN展─名画で読み解く 英国王室物語─
先日は、上野の森美術館で開催中の話題の展覧会、“ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展─名画で読み解く 英国王室物語─” へ。 こちらは、世界的にも珍しい肖像専門の美術館、ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーのコレクションの中から、イギリス歴代のKINGとQUEENたちの肖像画や肖像写真を紹介する展覧会です。...
View ArticleDOUBLE FANTASY - John & Yoko
スヌーピーミュージアムの跡地に、居抜きの形で、2019年にオープンしたソニーミュージック六本木ミュージアム。こちらで現在開催されているのは、“DOUBLE FANTASY - John & Yoko” という展覧会です。...
View ArticleエントリーNo.0008 朦朧問題(横山大観 菱田春草)
もしも、芸術家たちが漫才をしたら・・・こんな感じのネタを披露するのかもしれません。それでは、皆様、どうぞ芸術漫才をお楽しみください! 春草 「どーも!朦朧問題の菱田 [1] です」 大観 「伊勢谷友介です」 春草 「違うだろ!横山大観 [2] だろ!」 大観 「いやぁ、彼が世間に迷惑をかけましてね。 申し訳ない気持ちでいっぱいですよ、本当に」 春草 「何でお前が謝ってんだよ!」 大観...
View Article生命の庭―8人の現代作家が見つけた小宇宙
東京都庭園美術館で開催中の展覧会、“生命の庭―8人の現代作家が見つけた小宇宙” に行ってきました。 こちらは、東京都庭園美術館では久しぶりとなる現代アートの展覧会。青木美歌さん、淺井裕介さん、加藤泉さん、康夏奈 (吉田夏奈) さん、小林正人さん、佐々木愛さん、志村信裕さん、山口啓介さん計8人の現代アーティストと、アール・デコ様式の東京都庭園美術館 (旧朝香宮邸) がコラボした展覧会です。...
View Article分離派建築会100年展 建築は芸術か?
日本で最初の建築運動とされる分離派建築会が結成されてから、今年で丸100年。それを記念して、現在、パナソニック汐留美術館では、“分離派建築会100年展 建築は芸術か?” が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Articleだれも知らないレオ・レオーニ展
現在、板橋区立美術館で開催されているのは、“だれも知らないレオ・レオーニ展” という展覧会です。 レオ・レオーニを知らないという人の中には、この展覧会タイトルを見て、「知らないのは私だけじゃないんだ!」 と思われた方もいらっしゃることでしょう。残念ながら、レオ・レオーニは、決して知名度0な人物ではありません。もし、その名は知らずとも、彼が創作した絵本 『スイミー』 や、 『フレデリック』...
View ArticleBook:36 『画鬼と娘 明治絵師素描』
■画鬼と娘 明治絵師素描 作者:池 寒魚 出版社:集英社 発売日:2020/9/18 ページ数:320ページ日本のアートシーンが大きく変化した明治期に活動した三組の画家の親子の物語。巨匠河鍋暁斎とその画業を継いだ娘、暁翠の矜持...
View Articleトランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう
現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催されているのは、“トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう” という展覧会です。 今展のディレクターを務めるのは、情報学研究者のドミニク・チェン氏。「翻訳はコミュニケーションのデザインである」 という彼の考えに基づき、「翻訳」 を、 「互いに異なる背景をもつ 『わかりあえない』...
View Article東京好奇心 2020 渋谷
「“写真” という表現媒体を通じて社会のために何かできることはできないか?」そんな思いで組織された活動体・NPO東京画。そのプロジェクトとして、2018年に立ち上がったのが、“東京好奇心” という写真展です。2018年に渋谷ヒカリエで最初の展覧会が開催された後、パリ、ベルリンを巡回。そして、今年2020年、満を持して、再び渋谷の地へと凱旋してきました。それが、現在、bunkamura...
View Articleようこそ!お菓子の国へ ―日本とフランス 甘い物語―
約3年の工事を経て、2018年に新装リニューアルオープンした 「とらや 赤坂店」。 その地下1階にある虎屋 赤坂ギャラリーで、現在開催されているのが、“ようこそ!お菓子の国へ ―日本とフランス 甘い物語―” という企画展です。 パリのコンコルド広場のほど近く、オランジュリー美術館からも徒歩7分ほどの距離にある 「とらや...
View Article第百八十五話 国宝ハンター、悲しむ!
~前回までのあらすじ~ 僕たちはみんな1人1人顔が違うように、1件1件の国宝も違います。1件1件が特別でなかったら、国宝にならなかったはずです。来てください。・・・・・・・・・と、J.Y. Park風に語ったところで、国宝が僕のもとに来てくれるわけはありませんでした。真実、誠実、謙虚。これを持った国宝ハンターとして、日本全国の国宝をすべて目にするプロジェクトを励みます。...
View Article没後35年 鴨居玲展 静止した刻
すでにご視聴頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが、10月より、『アーティゾン 子どものひろば』 という動画が配信されています。 こちらの動画シリーズは、アーティゾン美術館のコレクションの中から1点を選び、その作品について、僕とアーティゾン美術館の貝塚健学芸員が掘り下げるというものです。配信は、毎月第2第4土曜日。1年かけて全24回配信する予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします!...
View Article【告知】 現在募集中のアートツアー 【告知】
注:新型コロナウイルスの影響により、通常のアートツアーはしばらく中止とさせて頂きます。再開は状況を見て判断いたしますm(__)m現在募集中のアートツアーです。アートに興味のない方でも楽しんで頂ける企画を心掛けております。初参加の方も多いので、どうぞお気軽にご参加くださいませ♪ (男女比は、7:3くらいで女性が多いです。...
View Article荒俣宏の大大マンガラクタ館
日比谷図書文化館で開催中の特別展、“荒俣宏の大大マンガラクタ館” に行ってきました。 こちらは、作家にして博物学者、そして、『トリビアの泉』 の品評会会員でもあった荒俣宏さんの展覧会。荒俣さんがこれまでに創作したさまざまな品や、荒俣さんがこれまでに集めたさまざまな品を紹介する展覧会です。アラマタ先生の代表作ともいうべき 『帝都物語』...
View Articleゲストキュレーターへの道 ~完~
2020年11月3日。人生で初めてキュレーションを担当した展覧会、“TADのベスト版 コレクション+(プラス)─あなたならどう見る?─” が無事に閉幕しました。...
View Article中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA
現在、東京ドームシティ内のGallery AaMoでは、“中村佑介展 BEST of YUSUKE NAKAMURA” が開催されています。...
View Articleフィリップ・ワイズベッカーが見た日本 大工道具、たてもの、日常品
現在、GALLERY A4 (ギャラリー エー クワッド) で開催されているのは、“フィリップ・ワイズベッカーが見た日本 大工道具、たてもの、日常品” という展覧会。...
View Article工の芸術―素材・わざ・風土
東京国立近代美術館工芸館、改め、「国立工芸館」 が、先月10月25日に、移転先の金沢にてリニューアルオープンしました。 建物は、旧第九師団司令部庁舎と旧金沢偕行社を活用。2つの歴史的建造物を繋ぎ合わせる形でリニューアルされています。東京国立近代美術館工芸館よりも、外観は明らかに大きくなりましたが。...
View Article有田&伊万里行ってみたらホントはこんなトコだった⁉
有田焼や伊万里焼は、これまで幾度となく目にしていますが。そう言えば、その産地である有田や伊万里って、どんな街なのでしょう?百聞は一見に如かず。ということで、初訪問してまいりました。 まず降り立ったのは、有田駅。 さすがは、日本を代表するやきものの街です。駅の手すりが、有田焼でした。 さらに、街の案内図も有田焼。 橋の欄干にも有田焼が設置されていました。...
View Article1894 Visions ルドン、ロートレック展
今年めでたく開館10周年を迎えた三菱一号館美術館。それを記念して、この秋開催されているのは、“1894 Visions ルドン、ロートレック展” という展覧会です。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 展覧会のキーワードとなるのが、タイトルにもある 「1894」...
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