龍に、ペガサスに、ガネーシャに。
今、様々なモンスターが、古代オリエント博物館に大集合しています。
ハロウィンの季節にピッタリの “空想動物の世界展” は、11月11日まで。
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僕も、モンスターは好きな方ですが、
世の中にも、モンスター好きの方は、意外に多いらしく、
古代オリエント博物館にしては (←失礼!) 、平日でもお客さんで賑わっていました。
確かに、 《ケルベロス小像》 や、
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《辟邪》 (中国などで古来より信仰された、疫鬼を懲らしめ退散させる善神)
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《ヴィヤーラ》 (古代インドのライオンに似た怪物)
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・・・などなど。
純粋に造形が面白い作品が、たくさん展示されていました。
個人的なお気に入りは、シリアで出土したとされる 《魔除けの眼》
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効果無さそう~ (笑)
これで退散する “魔” なんて、たかが知れています。
それから、こちらのモンスターもお気に入りに。
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破壊の神シヴァが第三の目から生み出した怪物・キルティムクハです。
何でも、あらゆるものを食べてしまうモンスターだそうで、
最終的には、自分の体も食べてしまって、顔しか残っていないのだとか。
まさに、モンスター級の食欲と言えましょう (笑)
この他にも、たくさんのモンスターが次から次へと登場して、
モンスター好きとしては、テンションが上がりっぱなしだったのですが・・・あれっ?
美術館の展示室の残り半分は、“空想動物の世界展” ではなく、
なぜか、モンスター関係なしの古代オリエントの器の展示。
そもそも、そんなに広くない古代オリエント博物館の展示室。
その半分のスペースでしか、 “空想動物の世界展” が開催されていないとは・・・。
思っていたより、小規模な展覧会に、ちょっとガッカリしました。
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ただ僕は、ガッカリするくらいで済んでいましたが。
会場では、 「これだけ?!」 と監視員に詰め寄っているお客さんがいらっしゃいました。
あのお客さんもまた、モンスターでした。
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空想動物の世界展
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