先日、あの人気漫画 『約束のネバーランド』 を手がけたコンビ、
白井カイウさん&出水ぽすかさんとシャネルがコラボしたコミックスが販売されました。
タイトルは、『MIROIRS』。
シャネルのアイデンティティと、
その創業者ガブリエル・シャネルの人生と哲学から、
インスピレーションを受けて制作された3作を収録した短編集です。
そんな話題の漫画の世界観を追体験できる展覧会、
“MIROIRS – Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか” が、
現在、シャネル・ネクサス・ホールで開催されています。
会場のデザインを手掛けたのは・・・・・
“The UKIYO-E 2020” や “長岡秀星回顧展” など数々の展覧会で
革新的な展覧会場を生み出した鬼才のデザイナー・おおうちおさむさん。
あのおおうちさんが手掛けたのであれば、
きっと、予想を大きく超える展示風景が広がっているはず。
これまでの経験則から、そう予想した上で会場を訪れたのですが・・・・・
さらに、その予想を何倍も上回ってきました!!
いやはや、こんな会場が広がっていようとは。
一体誰が予想できようか (いや、誰も予想できない)。
『MIROIRS』 に収録された3作に合わせ、
会場は、3つの独立したスペースに分けられていました。
昭和の漫画家とは違って (←?) 、
デジタルで漫画を描く出水ぽすかさん。
それゆえ、いわゆる生原稿はありません。
展示されているのは、出力された漫画の原稿です。
しかし、それだけではなく。
あえて出水さんによる下絵が、
展示壁に引き延ばされた状態で使われていました。
たかが下絵。いや、されど下絵。
まるで描き殴ったかのようなラフなタッチですが、
おそらく楽しんで描いているであろうご本人の姿が目に浮かぶようでした。
コミックスでは、決して見ることのできない下絵。
それゆえ、ファンであれば、展覧会を訪れておきたいところです。
ちなみに。
“漫画はあんまり興味がなくて・・・” という方でも、
シャネルやファッションに興味があれば、楽しめることでしょう。
というのも、今回の展覧会には、
シャネルの貴重な資料の数々も併せて展示されています。
それらの中には、ココ・シャネルのポートレートの数々も。
ココをイメージしたキャラクターが活躍する漫画と、
ココのポートレートが隣り合う光景が観られるのは、おそらく世界でもココだけ。
しかも、入場料は無料。
完全予約制となっていますので、
訪れる前には予約をするのをお忘れなきように。
ちなみに。
『MIROIRS』 の中で特に象徴的に登場するアイテムが・・・・・
マリリン・モンローが寝る時に身にまとったことでも知られるシャネルN°5。
漫画の中でもたびたび登場するので、
会場にいればいるほど、シャネルN°5が欲しくなってくるはずです。
『MIROIRS』 のコミックスとともに。
そう聞いて、
“なーんだ。無料の展覧会とはいえ、
シャネルN°5を販促したいだけじゃん?”
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
が、しかし、そこはさすが世界のシャネル。
来場者全員に無料で、シャネルN°5をプレゼントしていました。
なんという神対応!
とりあえず今夜寝る時に身にまとってみようと思います。
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