三重県のルーブル彫刻美術館についてお届けしましたが。
実は、その向かいに、アート (?) なお寺が存在しています。
その名は、大観音寺。
屋根の上には、なぜか烏天狗のオブジェ。
そして、入り口脇には、なぜかカエルのオブジェ。
この時点で、いろいろとよくわからないですが、
境内はもっと、いろいろよくわからないものだらけでした。
本日は、そんな大観音寺の見どころをご紹介いたしましょう。
ちなみに、入山料は大人800円ですが、
ルーブル彫刻美術館との共通チケットがあります。
というのも、ルーブル彫刻美術館の初代館長が、
何を隠そう、大観音寺を開山した竹川勇次郎氏その人です。
価格は2000円で、800円相当のお守り付き。
なんとお得な共通チケットなのでしょう。
さて、入り口を抜けると、
そこには大量の石が並んでいました。
それもただの石ではなく、天然貴石。
「自然が生んだ幻想美術」 と紹介されています。
例えば、これらの石の表面には、
水墨画のような景色が現れているとのこと。
まぁ、確かに。
言われてみれば、そう見えなくはありません。
また例えば、こちらの石の表面には、
竹林や柳の木が現れているとのこと。
・・・・・うん。
まぁ、見えるっちゃ見えますね。
他にも、舞妓やシルクハットの紳士、
お地蔵さまやHITO (←なぜアルファベット表記??) が浮かび上がったものも。
極めつけは、こちらの天然貴石。
上段に並んだ石にご注目くださいませ。
左から、A、B、C、D、Eと、
アルファベットがその表面に浮かんでいます。
1つ見つかるだけでも奇跡的でしょうが、
大観音寺は、A~Zまですべてコンプリートしていました。
そんな奇跡すぎる石ゾーンを抜けて、境内へ。
まずは、金運招き猫がお出迎え。
さらにその先には、セコムが守る純金の巨大な桝があります。
だいぶツッコミどころ満載ですが、
ルーブル彫刻美術館からの天然貴石という流れのせいで、
これくらいのものでは驚かない謎の抗体が出来上がっていました (笑)
ところが。
次に目に飛び込んできた光景には、
さすがに、「ナニコレ!」 と叫んでしまうことに!
境内の中央にいらっしゃったのは御本尊。
その名も、純金開運寶珠大観世音菩薩です。
高さは、実に33m。
純金の仏像としては、世界最大級なのだそう。
黄金の国ジパングには、
まだまだ知られざる純金があったものです。
さてさて、大観音寺の境内には他にも、
強烈なインパクトを放つ像が多々あります。
こちらは、カラオケ観音。
手にするマイクは、やや大きめ。
DJ赤坂さんくらい大きなマイクです。
こちらは、ガン封じの効能があるという神獣白澤の巨大な像。
顔は、やや松崎しげる似。
カラオケ観音よりも、こっちにお祈りしたほうが、歌が上手くなるような。
こちらは、『パーマン』 のバードマンが乗っているUFO・・・・・ではなく。
世界一大きな釜、萬倍釜。
弘法大師秘伝とありましたが、何がどう??
まだまだ紹介したいものはあるのですが、
そのすべてにツッコミを入れていたら、キリがないので、この辺で。
最後に紹介したいのは、これまた純金製の七福神像です。
シェーをする大黒天。
そのポーズも気になるところですが、
僕が注目したのは、その足元に置かれた石。
そこには、ハッキリと 「福」 の一字が浮かび上がっていました。
これはものすごい貴石!いな、奇跡!!
しかし、大観音寺の奇跡はそれだけにとどまりません。
なんと七福神すべての足元に、
「福」 の一字が浮かんだ貴石が置かれていたのです。
「福」 という字が浮かび上がった石が1つ見つかるだけでも、奇跡なのに。
それが、7個もあるだなんて。
ドラゴンボールよりも集めるのは難しいのではなかろうか。
奇跡を見すぎて、お腹いっぱい。
奇跡疲れしました。