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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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モーソウ美術館のこと

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読売新聞水曜夕刊見開きカラーの新感覚のカルチャー面 「Pop Style」。
その右下に、担当が週替わりでお届けするコラムが掲載されています。

1週目担当が、ハロプロ出身のアーティスト田村芽実さん。
3週目担当が、仮面ライダー出身のイケメン俳優・渡邊圭祐さん。
4週目担当が、お笑い第7世代の四千頭身のツッコミ後藤拓実さん。

そして、2週目を担当しているのが、アートテラー・とに~。

キラキラした執筆陣の中で、完全に僕だけが浮いています(笑)

 

 

 

ちなみに、コラムのタイトルは 『モーソウ美術館』。

毎回、古今東西の名画を1点取り上げ、
それを徹底的に “モーソウ (=妄想)” するという内容です。
 

さて、連載は1年と思っていたのですが、

今年5月に、まさかの2年目に突入しました!!

とってもありがたいことではあるのですが、

そんなにモーソウのバリエーションもなく・・・。

あと1年、この連載がもつのか不安もあります。

モーソウ力を鍛えなければ。

 

ということで、本日は、

まだ 『モーソウ美術館』 を読んだことがないという方のために、

過去の連載をダイジェストでお届けしたいと思います。

 

 

#1  《ミロのヴィーナス》

 

 

 

記念すべき初回のテーマは、《ミロのヴィーナス》

両腕が失われた 《ミロのヴィーナス》 に、

どのアニメのキャラクターの腕を足すと、一番しっくりくるかをモーソウしてみました。

 

 

#2  ゴッホ 《ひまわり》

 

 

 

ちょうど国立西洋美術館にて、

“ロンドン・ナショナル・ギャラリー展” が開催されていたこともあり、

ゴッホの 《ひまわり》 を取り上げました。

あのフラワーアーティストが、ゴッホのいけばなの才能を査定したら。

そんなモーソウをしてみました。

 

 

#3  ダ・ヴィンチ 《モナ・リザ》

 

 

 

もしも、《モナ・リザ》 がお見合い写真だったら。

絶対にありえないシチュエーションですが、

めちゃめちゃ真剣にモーソウしてみました。

改めて、このコラムを読み直すと、

我ながら、「何やってんだ」 とツッコみたくなりますw

 

 

#4  東洲斎写楽 《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》

 

 

 

この手のポーズは一体何を意味しているのか。

小さく前ならえ、とか、

じゃんけんホイホイ、とか、

小学生の懐かしネタをふんだんに取り込んでみました。

 

 

#5  岡本太郎 《太陽の塔》

 

 

 

おそらく日本で最もグッズが作られている美術作品、《太陽の塔》

誰に頼まれたわけではなく、

新商品のアイディアをいろいろ考えてみました。

カラーコーンは実現しても良さそうな。

 

 

#6  俵屋宗達 《風神雷神図屛風》

 

 

 

自分的には、わりとベタなモーソウで、

風神と雷神の2人に漫才をさせてみました。

700文字という字数制限さえなければ、

もうひと展開作ることができたのに、と、若干の消化不良です。

このネタじゃ、M-1の3回戦には進めません。

 

 

#7  ドラクロワ 《民衆を導く自由の女神》

 

 

 

もしも、自由の女神が現代に生きていたら、

この時代と違って革命も少ないので、あまり仕事はないはず。

であれば、ハローワークに通って、職員とこんな会話をしているかもしれない。

そんなモーソウをしてみました。

社会風刺を効かせたオチがお気に入り。

 

 

#8  狩野永徳 《唐獅子図屏風》

 

 

 

トーハクで開催されていた “桃山展” に合わせて、

狩野永徳の 《唐獅子図屏風》 を取り上げてみました。

オスとメスの会話を、バウリンガルならぬ、

唐獅子ンガルで聴いてみたら、という回です。

ただ、唐獅子ンガルっていうフレーズを使ってみたかっただけ。

 

 

#9  フェルメール 《牛乳を注ぐ女》

 

 

 

本編にはまったく触れず、

タイトルだけをいじった異色の回。

「牛乳を注ぐ女」 って、 『科捜研の女』 の各話タイトルっぽくない?

もしくは、ショートコントのタイトルっぽくない?

 

 

#10  長谷川等伯 《松林図屛風》

 

 

 

実は、《松林図屛風》 は、

UFOが森に着陸した場面を描いていた?!

そんなトンデモ説を、Mr.都市伝説の完全なるパロディでお届け。

自分的にはだいぶ自信作なので、

近日中に、別の形でこのネタを発表いたします。

 

 

#12  ムンク 《叫び》

 

 

 

耳を塞ぐ絵の中の彼は、一体何を聞きたくなくて耳を塞いでいるのか。

1stシーズンの最終回なので、

一周回ってシンプルなモーソウをしてみました。

 

 

#13  ボッティチェリ 《ヴィーナスの誕生》

 

 

 

2ndシーズンの初回ということで、

#1以来のヴィーナスを再登場させてみました。

モーソウのテーマは、ヴィーナスが誕生してから、

このキプロス島に辿り着くまで、どんな道のりだったのか。

絵の場面の前をモーソウするという新たなアプローチをしてみました。

 

 

最新作となる#14で取り上げるのは、

歌川広重の代表作 《東海道五十三次》

これまでと違った切り口のモーソウをしています。

6月9日の夕刊を是非チェック頂ければ幸いです!

 

 

最後に。

長谷川等伯の 《松林図屛風》 の回と同じくらいに、

反響の大きかった#11を特別にブログで紹介したいと思います。

 

 

 

《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》
さだまさしの歌ばりに質問を畳みかけてくる作品タイトルである。
もし、ゴーガンがYahoo!知恵袋にこの質問を投稿したならば、

おそらくベストアンサーは、こんな感じになるのではなかろうか。


『質問者さんがおっしゃる “我々”が、

 具体的に何を指すのかわからなくて恐縮なのですが。
 “我々=人類”ということであれば、我々の祖先のアウストラロピテクスは、

 アフリカ大陸で発生し、そこから長い年月をかけて、全世界へと広がったようです。
 また、我々が何者かというと、学術的にはホモ・サピエンスに分類されています。
 このまま地球の環境破壊が進み、資源が枯渇したら、

 遠くない未来、我々は月や火星など宇宙へ行くかもしれません。
 

 この回答は役に立ちましたか?』

 


その他の回答(6件)
 『わいの出身地は千葉県。フリーター。今からパチンコ行ってくる!』
 『一概に我々と言っても、地域や立場によっても範囲が変わりますよ』
 『我々って勝手に一括りにされるのは、ハッキリ言って迷惑です。
 あなたが代表者であるかのような発言は控えてほしい!』
 『う~ん…^^ ; そんなこと考えたこともなかった。
 「なんのために生まれて なにをして生きるのか」 なら考えたことあるけど』
 『僕は、医者です。

  出身地や自分自身のことを忘れているという症例は、解離性健忘の可能性があります。

  すぐに病院へ行くことをお勧めします』
 『それより僕と踊りませんか?』

 


ちなみに、一番イラっとくる回答は、これでしょう。


『以前同じような質問をした人がいますよ。

 それを参考にしてください。以下URL↓』





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