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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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とに~氏4冊目となる新刊が発売!

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こんばんは。 

ATN (=アートテラーニュース) のお時間です。

 

アートテラー・とに~氏の待望の新刊が、

今月6月28日に発売されることが、ATN取材班の調べでわかりました。

 

4冊目となる新作は、初の文庫本とのこと。

三笠書房の王様文庫というレーベルから発刊されるそうです。

気になるそのタイトルは、『名画たちのホンネ』

 

 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの 《モナ・リザ》 やフェルメールの 《牛乳を注ぐ女》

バンクシーの 《風船と少女》《鳥獣人物戯画》《曜変天目(稲葉天目)》 など、

美術史に名を残す古今東西の名画・名品の数々を紹介するガイド本とのことです。

 

image

 

 

この本の最大の特徴は、名画に描かれた人物やキャラクターが自己紹介をしている点。

上から目線のキャラもいれば、

あざとかわいいキャラや自虐キャラも。

さまざまなタイプのキャラクターが登場し、

名画の 「秘密」 をカミングアウトしているそうです。

そんな新感覚の美術ガイド本がどう誕生したのか。

とに~氏に直接インタビューしてまいりました。

 

 

―このたびは新刊の発売おめでとうございます。

ありがとうございます!

 

―どうして自己紹介スタイルにしようと思ったのですか?

美術をガイドする本は、世の中にまぁまぁありますし、

最近では本に限らず、YouTubeやPodcastで美術を解説されている方もいらっしゃいますし。

美術の解説なんて、正直なところ、

誰がやっても、内容はほとんど変わらないわけです。

事実を捻じ曲げるわけにはいかないですからね。

となると、自分にしかできない美術の解説って何だろうと思い悩みまして。

いろいろ考えた末に、『はじめまして、かみたまです。』 シリーズや、

 

 

 

『【美男化プロジェクト】Mr.ミュージアム』 シリーズなどで、

 

 

 

鍛えられた (?) 自分語りスタイルを美術ガイド本に取り入れられないかなと。

その思い付きから企画が動き出しました。

 

 

―とに~さんの得意分野という感じですね。執筆は楽でしたか?

いえ、全然です!

昨年の11月から今年の2月まで、

執筆期間の約4か月は、常に生みの苦しみと闘っていました。

その中で、よくブログや他の連載も続けていたなァと (笑)

何が一番キツかったかというと、

キャラクターを被らないようにしなくてはいけなかったことですよね。

そんなにキャラクターのパターンって無いので。

あと、モンドリアンの 《赤、青、黄のコンポジション》 とか、

ダリの 《記憶の固執》 とか、横山大観の富士山の絵とか。

擬人化させるパターンでは本当に頭を悩ませました。

あまりに何も思いつかない日なんて、

朝9時に机に向かって、気づいたら夜の19時、

なのに、パソコンを見ると、1行も書けていないっていう・・・。

過去に出版した3冊とは比べ物にならないほど、大変な執筆でした。

ただ、その分、良いものになったと自負しています!

 

 

―一番の見どころを教えてください。

全部ですね (笑)

全部頑張ったので、全部捨てるところがないです。

小ネタも満載なので、気づく人は気づくような笑いが随所にあります。

それと、一つ一つ読んでも楽しめるように書きましたが、

順番通りに読むと、美術史の流れがなんとなくわかるようにも書いてあります。

そういう意味では、美術がお好きな方にも、

美術にまったく興味が無かった方にも、どちらにも楽しんで頂ける本になったかと。

 

 

―最後に、皆様にメッセージを。

今回出版する本は、僕の集大成ともいうべき作品になりました!

自信をもってそう断言できます。

自分が持てる技やアイディアをすべて注ぎ込みました。

なので、もう今、カラッカラです (笑)

買ってくださいとは言いませんが、

お手に取って頂けたら嬉しく思います。

で、もし面白いと感じて頂けたら、

そういう感想を拡散してもらえたらなら、なお嬉しいです。

でも、逆に、もし面白くないと感じたら、その際は是非スルーしてください。

ネガティブな感想が目に入ると、どんよりと落ち込むタイプなので (笑)

 

 

以上、とに~への独占インタビューでした。

なお、amazonなどのサイトでも予約ができるようですが、

書店によっては、すでに店頭に並んでいるところもあるようです。

 

image

 

 

気になった方は、チェックしてみてはいかがでしょう。

私も一冊買います。





それでは、今夜のATNはこの辺りで。
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