~前回までのあらすじ~
私の目標は万人にとって、安心安全なハンティングをすることで。
所有者にとって、国宝ハンターのファンにとって。
そして、最も重要なのは、
Chinese First-class cultural artifacts (中国の一級文物)
・・・Japanese national treasure (日本の国宝)、ガンバリマショウ。
やれ緊急事態宣言だの、
やれまん延防止等重点措置だの。
今年に入って以来、すっかり国宝ハンターをお休みしています。
それは、国宝ハンターの天敵 (?) 文化庁も同じようで。
例年3月頃に発表される新指定国宝が、今年はありませんでした。
こんなことは国宝ハンターを開始して以来初めて!
ゴールは変わらず、1115件のままです。
そんな膠着状態がしばらく続いていましたが、
トーハクで絶賛開催中の特別展 “聖徳太子と法隆寺” にて、
新たな国宝をハンティングすることができました。
それも3件も!
一つは、展覧会のメインビジュアルにも使われている、
《木造聖徳太子〈山背王、殖栗王/卒末呂王恵慈法師〉坐像(聖霊院安置)》 (ジャンル:彫刻)。
聖徳太子というと、温和なイメージがありましたが、
国宝の聖徳太子像は、打って変わって、圧が強かったです。
10人の話を同時に聞くどころか、
「俺に話しかけんな!」 的な雰囲気を漂わせていました。
続いては、《黒漆螺鈿机》 (ジャンル:工芸品)。
僕の記憶が確かならば、
国宝に指定されている机は初めて目にしました。
高さは約95cmと、机にしてはかなり高め。
ちなみに、曲線を描くこの特徴的な脚を 『鷺脚』 と呼ぶのだそう。
実際の鷺はこんな脚ではないし。
おそらく、鷺の首に見立てたのでしょう。
だったら、鷺首脚では?
最後は、昨年国宝に指定されたばかりの 《木造天蓋(所在金堂)》 (ジャンル:彫刻)。
天蓋そのものは展示されていませんでしたが、
展覧会では、天蓋から取り外され別で保存されている飾りの一部が展示されていました。
こちらの天人が手にしているのは、
腹筋ローラー的なモノなのかと思いきや。
シンバルに似た楽器の鈸子 (ばっし) とのことでした。
そうそう。
国宝といえば、昨年の第1弾に引き続き、
今年も 「国宝シリーズ」 の切手第2弾が発売されていました。
《風神雷神図》 と 《曜変天目(稲葉天目)》 の切手は使うのがもったいない!
大崎八幡宮と崇福寺大雄宝殿をチョイスするなんて渋すぎる!
この切手をセレクトした人と、
いつかゆっくり語り合ってみたいものです。
今現在の国宝ハンティング数 1037/1125
1位を目指して、ランキングに挑戦中!
下のボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです