大人の事情により・・・と言いますか。
正確に言えば、信仰の対象という理由で、『名画たちのホンネ』 では、
東大寺の 《金剛力士像》 にオードリー風の漫才をさせるというネタがボツの憂き目に・・・。
せっかく作った渾身のネタゆえに、このブログで紹介することで成仏させました。
まさかあれから1か月も経たずして、再び同じことを経験しようとは・・・。
ボツとなったのは、今月11日に掲載予定であった、
読売新聞夕刊 「Pop Style」 での 『モーソウ美術館』 の連載です。
この連載は、古今東西の名画を1点取り上げ、
それを徹底的に “モーソウ (=妄想)” するというもの。
今月号では・・・・・
興○寺が所蔵する国宝の阿修羅像でモーソウを繰り広げました。
かつて出版した国宝の本でも、仏像のムック本に寄稿した記事でも、
興○寺の阿修羅像を、それも、わりとユルい感じで紹介しているので、
そこまで問題はないだろうと自分的に判断し、記事を一本仕上げました。
結論から言えば、その記事は興福寺は認めてくれる可能性が大であるものの、
仏教を熱心に信仰している方のために配慮したいとのことで、掲載不可ということに。
どこか具体的にマズい表現があるのでしたら、そこを変更する旨を編集部に伝えましたが、
具体的にどこがどうマズいというわけではなくて、新聞社的にゴニョゴニョ・・・という感じでした。
1か月温めたネタがあっさりボツになってしまうだなんて。
この世に神も仏もないようです。
というわけで、今回も成仏させることに。
ブログ用の特別ver.でお楽しみくださいませ。
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憂いを帯びたその表情がイケメンだと、
実は仏法を守る8人組 『
もし、
一緒の楽屋 (?) になったら、
俺、
「どうした、鳩槃荼 (くばんだ)?
「
「
「なぁなぁ、
「
うちらって、
「迦楼羅 (かるら)!
緊那羅 (きんなら) 君は、
「
彼スゴいですよね、八面六臂の活躍で!」
「・・・・・まぁ、正確にいうと、阿修羅は三面六臂なんだけどね」
冷静に考えると、ネタとしては弱かったかも。
結果的には、代案として、
急ピッチで仕上げたネタのほうが面白くなっているかも。
気になる方は今週水曜の 「Pop Style」 で。