2020年8月23日より配信をスタートした・・・・・
Podcasts番組 『そろそろ美術の話を...』。
本業を別に持つ番組プロデューサーと、
私アートテラー・とに~の素人2人が立ち上げたこの番組が、つい先日、
な・な・なんとApplePodcastでのアートカテゴリランキングで1位に輝きました!
し・し・しかも!!
総合ランキングでは13位に!
おそらく今だけの一過性のものなのでしょうが。
それでも、ニッポン放送やTBSラジオの番組よりも上位にいるだなんて。
ベテランアナウンサーや人気お笑い芸人の番組よりも上位にいるだなんて。
奇跡というより他ありません!
番組をご視聴頂いた皆様、ならびに、
番組に出演頂いたゲストの皆様、この場を借りて本当にありがとうございます。
さてさて、本日8月17日現在までに、
番組が配信したエピソードは、38本。
出演頂いたゲストは、実に19名にものぼります。
どの配信回も、もちろん激しくオススメなのですが。
本日は、泣く泣く絞って厳選した、
オススメ回5つをご紹介したいと思います。
まだ番組をご視聴されていない方のご参考になれば幸いです。
オススメ回 その1
#029 世界一入りづらい、独り占め美術館
ゲストは、現在リニューアル工事中の泉屋博古館東京館長の野地耕一郎さん。
泉屋博古館の成り立ちの話はもちろん、
泉屋博古館での展覧会を機に再ブレイクした木島桜谷の話など、さまざまな話が飛び出しました。
特に盛り上がったのが、野地さんが提唱する研究者に関する論。
それは、研究者はその研究対象に顔が似てくるというもの。
浮世絵を研究している人は、浮世絵のようにのっぺりした顔に、
青銅器を研究している人は、青銅器のように彫りの深い顔になっていくのだとか。
信じるか信じないかはあなた次第です。
オススメ回 その2
#027 写実絵画とは何だろう?画家・塩谷 亮さんと考える
大人気写実画家・塩谷亮さんをゲストに迎え、
ホキ美術館親善大使として、写実絵画の魅力を深掘りした回です。
塩谷さんの作品の魅力は、その人柄にあることを再確認しました。
塩谷さんの意外な音楽の趣味も明らかに。
オススメ回 その3
#015 芸術新潮 吉田編集長に特集の作り方やコロナの影響を聞く
日本を代表する芸術雑誌 『芸術新潮』 の吉田晃子編集長 (当時) をゲストに迎えました。
編集長自らここまで喋っていいのかというくらいに、
『芸術新潮』 の裏話がポンポンと飛び出した回です。
そんな 『芸術新潮』 で約3年ほど続いたかつての連載 「ちくちく美術部」。
連載終了から数年経って知らされた意外な真実とは?!
オススメ回 その4
#033 理想は覗き見。美人画家 池永康晟のモデルとの距離感。
現在の美人画ブームを牽引する池永康晟さんに、
ダメもとで出演をオファーしたところ、まさかの快諾。
さらに、調子に乗って池永さんの画室にお邪魔して収録させて頂きました。
とにかく、どのエピソードも興味深い!
後編 (#034) と合わせてお楽しみくださいませ。
神回。
オススメ回 その5
#017 印象派に産業史を重ねる視点
『印象派に産業史を重ねる視点』 という、
放送大学の講座名のようなお堅いタイトルとは裏腹に、
練馬区立美術館の小野寛子学芸員と、終始笑いながらトークを繰り広げています。
特にこの回がお気に入りという方が多く、
おすすめのPodcastを紹介するサイトでも、この回が特にオススメされていました。
さてさて、2年目に突入する 『そろそろ美術の話を...』。
さらに気合を入れて、今後も素敵なゲストの方から、
いろんなエピソードを引き出していきたく思っております。
それもすべて、リスナーの皆様のご視聴や応援があればこそ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
もちろん、こちらのブログもよろしくお願いいたします。