【ルール】
名画をモチーフにしたTシャツを100種類集めたらゴール
・ただし、1アーティストにつき、1種類とする
・ミュージアムショップや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する
・ユニクロ (UT) も除外する
最近すっかり寒くなってきましたね。
さすがにTシャツ1枚で外に出るのは辛くなってきました。
というわけで、この企画は今年はこれで打ち止め。
年内ラストの 『アートなTシャツコレクション』 は、
岡田美術館で特別に撮影させていただきました!
(注:館内は撮影禁止です)
31枚目 エゴン・シーレ (1890~1918)
時計ブランドとして知られるKLONから発売されているTシャツ。
エゴン・シーレが描き残したデッサンがデザインされています。
着用した姿での写真では伝わらないですが、
前面と後面で丈の長さが違うのが、ポイントです。
ちなみに。
ブランド曰く、「エゴン・シーレに捧げる1枚」 とのこと。
Tシャツを捧げられても、シーレも困るのでは?
32枚目 アンリ・マティス (1869~1954)
me+em selectというレディスブランドのTシャツ。
レディスブランドではありますが、
Tシャツなので、メンズが着ても違和感はありません。
「おしゃれなアートデザインとゆるシルエットが
韓国っぽコーデを叶えてくれるビッグTシャツ」 で、
「韓国で大人気のフランスの画家アンリ・マティスをモチーフにした、
フロントのプリントデザインは1枚着るだけでこなれたゆる韓国スタイルが完成!」 とのこと。
・・・・・・・・・韓国スタイルになっているのでしょうか??
なお、下部に書かれた 『BERGGRUEN & CIE』 とは、
1954年に発刊されたマティスのリトグラフのカタログ名です。
33枚目 俵屋宗達 (生没年不詳)
岡田美術館のシンボルともいうべき、
福井江太郎さんによる巨大壁画 《風・刻》 の下で、、
俵屋宗達の国宝 《風神雷神図》 をモチーフにしたTシャツを着て撮影。
風神が巻き起こした風のいたずらで、
マリリン・モンローのスカートがめくれています。
風神さんのエッチ!
34枚目 ジャン=フランソワ・ミレー (1814~1875)
言わずと知れたミレーの名画 《落穂拾い》 を大胆アレンジ。
牧歌的なシーンが一転、緊迫したシーンになっています。
彼女らは、落穂ではなく、
事件現場から微細な証拠を拾い集めていたのですね。
科捜研の女たち。
35枚目 テオ・ファン・ドゥースヴルフ (1883~1931)
モンドリアンとともに、デ・ステイルを起こした、
オランダの画家で建築家のテオ・ファン・ドゥースブルフ。
そんな彼が1920年に制作した 《Composition XX》 が大胆にバックプリントされたTシャツです。
マニアックな画家のマニアックな作品ではありますが、
作品の詳細を知りたいという方は、ネーム横のQRコードをチェック!
詳細を知ることができます。
36枚目 ジャック=ルイ・ダヴィッド (1748~1825)
鹿児島にあるリハーサルスタジオ、
WALK INN STUDIOが発売しているTシャツ。
前面にデザインされているのは、フランスの新古典主義の画家、
ジャック=ルイ・ダヴィッドの代表作 《サン=ベルナール峠を越えるボナパルト》 を、
アーティストでモデルのColliu (コリュ)が大胆にアレンジしたものです。
なぜかナポレオンのお腹がぽっこり。
このナポレオンの辞書には、
『不可能』 の文字だけでなく、『節制』 の文字も無いのかもしれません。