すべての ひとに 石が ひつよう 目と、手でふれる世界
現在、ヴァンジ彫刻庭園美術館で開催されているのは、“すべての ひとに 石が ひつよう 目と、手でふれる世界” という展覧会。 ミケランジェロが愛した大理石の産地として知られるカッラーラで制作していた大木達実さんや、 全面にびっしりと刻まれた鑿痕が特徴的な長谷川さちさんや、 ペルーの首都リマにある博物館での個展経験を持つ北川太郎さんら、 “石の声”...
View Article素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号131
今から約10年前。ヴァンジ彫刻庭園美術館のミュージアムショップで見つけたこんな商品を紹介しました。 『素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号62』今回は、静岡アートの旅の途中に、クレマチスの丘のミュージアムショップで見つけた、静岡ならではのミュージアムグッズをご紹介。その名も、Fuji Love Glo…ameblo.jp 静岡県民の富士山愛から生まれたFuji Love...
View Article佐藤雅晴 尾行-存在の不在/不在の存在
現在、水戸芸術館現代美術センターで開催されているのは、“佐藤雅晴 尾行-存在の不在/不在の存在” という展覧会です。 2019年3月に、惜しまれつつも、45歳という若さで他界したアーティスト・佐藤雅晴。その没後初となる大規模回顧展です。 佐藤雅晴さんは、「ロトスコープ」 という技法で知られるアーティスト。「ロトスコープ」...
View ArticleViva Video! 久保田成子展
現在、東京都現代美術館では、“Viva Video! 久保田成子展” が開催されています。 こちらは、知る人ぞ知るヴィデオ・アーティスト、久保田成子 (しげこ) の没後初、日本では約30年ぶりの大規模な展覧会です。...
View Article重要文化財指定記念特別展 鈴木其一・夏秋渓流図屏風
現在、根津美術館で開催されているのは、“重要文化財指定記念特別展 鈴木其一・夏秋渓流図屏風” です。展覧会の主役はもちろん、この作品↓ 重要文化財 鈴木其一 《夏秋渓流図屛風》 日本・江戸時代 19世紀 根津美術館蔵 鈴木其一の 《夏秋渓流図屏風》。昨年、其一の作品として初めて重要文化財に指定された作品です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View ArticleFilm:60 『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』
■ダ・ヴィンチは誰に微笑む 監督:アントワーヌ・ビトキーヌ撮影:グザビエ・リバーマン2021年製作/100分/フランス レオナルド・ダ・ビンチの最後の傑作とされる絵画 《サルバトール・ムンディ》...
View Article東洋文庫名品展-「東洋学」の世界へようこそ
蔵書数は、約100万冊!日本最大の “本” のミュージアムこと、東洋文庫ミュージアムが、今年10月に開館10周年を迎えました。それを記念して、現在開催されているのが、“ミュージアム開館10周年記念 東洋文庫名品展-「東洋学」の世界へようこそ”。 国宝に指定されている 《文選集注》 や、 公開する機会が少ないため、保存状態が抜群の浮世絵、 さらには、教科書でお馴染みの 『解体新書』...
View Article野田弘志 新作展 神仙沼 -保木将夫氏に捧ぐ-
今年6月、ホキ美術館の創立者で、ホギメディカルの創業者でもある保木将夫さんが逝去されました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 生前は、大変お世話になりました。この場を借りまして、心よりお悔やみ申し上げます。...
View Articleユージーン・スタジオ 新しい海
東京都現代美術館で開催中の展覧会、“ユージーン・スタジオ 新しい海” に行ってきました。 こちらは、国際的に活躍するユージーン・スタジオの国内美術館では初となる個展です。ユージーン・スタジオという名前だけ聞くと、アーティストグループのような印象を受けますが、その実体は、アメリカ生まれの寒川裕人さんによるスタジオの名前。「ZARD≒坂井泉水」 「T.M.Revolution≒西川貴教」...
View Articleクリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]
現在、“ユージーン・スタジオ 新しい海” が絶賛開催中の東京都現代美術館。その1フロア上の展示室にて、同時開催されているのが、“クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]” という展覧会です。 クリスチャン・マークレー (1955~)...
View ArticleBook:42 『短編回廊 アートから生まれた17の物語』
■短編回廊 アートから生まれた17の物語 作者:ローレンス・ブロック、スティーヴン・キング、ジョイス・キャロル・オーツ他 出版社:ハーパーコリンズ・ ジャパン 発売日:2021/5/26 ページ数:576ページ作家ローレンス・ブロックは頭を悩ませていた。エドワード・ホッパーの絵から紡いだアンソロジー、 『短編画廊』...
View ArticleEveryday Life : わたしは生まれなおしている
年間に多くの公募展が開催されていることから、「公募展のふるさと」 とも称されている東京都美術館。そんな東京都美術館が2017年より毎年行っているのが、公募団体で活躍している作家を紹介する展覧会シリーズです。その名も、 「上野アーティストプロジェクト」。5年目となる今年は、“Everyday Life : わたしは生まれなおしている” と題して・・・・・...
View Article奥村土牛 ―山﨑種二が愛した日本画の巨匠 第2弾―
今年めでたく開館55周年を迎える山種美術館。先日まで開催されていた “速水御舟と吉田善彦” に続いて、開館55周年記念特別展の第5弾として、現在開催されているのが・・・・・ (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております) “奥村土牛 ―山﨑種二が愛した日本画の巨匠 第2弾―”...
View ArticleMickey Mouse Now and Future
「manksy ☆ gataro」 こと漫☆画太郎さんの展覧会を、つい先日まで開催していた渋谷のPARCO MUSEUM TOKYO。現在は、あの高熱が出た時にうなされてみる夢のような展覧会から一転して、夢の国ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が全面協力した展覧会が開催されています。 その名も、“Mickey Mouse Now and...
View ArticleアートなTシャツコレクション~2021冬~
【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100種類集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1種類とする ・ミュージアムショップや展覧会のグッズとしてのTシャツは除外する ・ユニクロ (UT) も除外する 最近すっかり寒くなってきましたね。さすがにTシャツ1枚で外に出るのは辛くなってきました。というわけで、この企画は今年はこれで打ち止め。年内ラストの...
View Article地中海人ピカソ―神話的世界に遊ぶ
ヨックモックの会長でもあり、美術館の館長でもある、藤縄利康氏が長年収集してきたピカソのセラミック (陶器) 作品。その質・量ともに世界有数のピカソのセラミックコレクションを公開すべく、2020年に南青山の住宅街の一角にオープンしたのが、ヨックモックミュージアムです。 ピカソのセラミック作品に特化した美術館だけに、館内のいたるところに、セラミックが用いられています。...
View Article聖徳太子 日出づる処の天子
現在、サントリー美術館では、開館60周年を記念して、さらに、今年が聖徳太子の1400年遠忌であることも記念して、“聖徳太子 日出づる処の天子” という特別展が開催されています。 (注:館内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。) 聖徳太子をフィーチャーした展覧会といえば、この夏、東京国立博物館でも大々的に開催されていましたが。...
View Article谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~
現在、弥生美術館で開催されているのは、“谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~”。ノーベル文学賞の候補者に何度も選ばれ、世界的にも評価の高い小説家・谷崎潤一郎をフォーカスした展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。)...
View Article続・無料で観れる 美術百選 《JR取手駅西口(茨城県取手市)》
東京藝術大学のキャンパスがあることから、1999年より、市を挙げてアートに力を入れている “アートのまち” こと茨城県取手 (とりで) 市。 それゆえ、町の中心部である取手駅の近辺には、数多くのパブリックアート作品が設置されています。 それらの中には、藝大の元学長の宮田亮平さんの作品も。...
View Articleグランマ・モーゼス展 素敵な100年人生
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“グランマ・モーゼス展 素敵な100年人生” という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) タイトルには、“100年人生” とありますが、正確には101歳で亡くなるまで絵を描き続けたアメリカの国民的画家、「グランマ・モーゼス (モーゼスおばあちゃん)」...
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