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Channel: アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】
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素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号134

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本日ご紹介するのは、DIC川村記念美術館で絶賛開催中の、

“カラーフィールド 色の海を泳ぐ”の展覧会オリジナルグッズ。

その名も、しきめんきしめん(各600円)です。

 

 

 

カラーフィールド。

直訳すると、色の面。

色面。つまり、しきめん、からの~、きしめん。

ということなのでしょう。

 

DIC川村記念美術館といえば。

2018年のブリジット・ライリー展では・・・・・

 

 

 

オリジナルグッズとして、カラフルなそうめんを発売していましたっけ。

美術館の中に、やたらと乾麺が好きな人がいらっしゃるのかもしれません。

 

と、話をしきめんきしめんに戻しまして。

こういうお遊び系(?)のミュージアムグッズは、

ぶっちゃけ、通常1、2種類あるだけで十分なのですが。

そこは色と乾麺にこだわりのあるDIC川村記念美術館。

なんと全部で5種類も制作していました。

 

一人暮らしゆえ、そんなにきしめんを食べられる気がしないのですが。

せっかくなので、5種のうち3種を購入してみました。

 

 

 

まず、黄色は、かぼちゃ色素とのこと。

自然由来のため、斑点のようなものも練り込まれています。

 

 

 

また、青と緑にはそれぞれ、

リナブルー、スピルリナという色素が使われているそう。

 

 

 

なお、それらの色素はDICのグループ会社、

DICライフテックが開発した商品なのだそうです。

 

ちなみに。

きしめん自体は、大正6年に創業した、

愛知県の老舗製麺会社金トビ志賀によるもの。

乾麺に対する異常な本気度が伺えます。

 

 

ではでは、早速、調理開始。

沸騰したお湯に、3色のきしめんを投入してみましょう。

 

 

 

その数分後。

イイ感じできしめんが茹ってきました。

 

 

 

冷麺でも楽しめるきしめんとのことなので、

茹で終わった後、水で締めて、お皿に盛り付けてみます。

 

 

 

黄色と緑のきしめんは、キレイに発色していますが、

青のきしめんに関しては、かなり色落ちしてしまっていました。

十年以上着古したデニムみたいな色になっています。

 

まずは、あえて黄色だけを頂きます。

 

 

 

おっ、つるつるした食感で美味い!!

今さらカミングアウトするのもなんですが、

実は、きしめんはあんまり好きじゃない僕。

その自分が食べても、美味しいと感じました。

ただ、特にかぼちゃの味はしなかったです。

 

続いて、緑のきしめんを。

 

 

 

うん。食感は黄色と同じです。

黄色はかぼちゃの味がしなかったわけですから、

もちろん、緑のスピルリナきしめんも味はしないわけで。

黄色のきしめんと大差はありませんでした。

 

ということは、当然・・・・・・・、

 

 

 

青改め薄デニム色のきしめんも同じ味、同じ食感でした。

 

 

それゆえ。

 

 

 

3色まとめて食べても、

1色食べたのと、まったく変わりません。

味や食感ではなく、見た目を楽しむきしめん。

それが、しきめんきしめんです。

 

色はいろいろあるのに、味や食感は一つだけ。これな~んだ。

そんななぞなぞがもしも出題されたら、

その答えはきっと、しきめんきしめんです。

 

 

 


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