ルノアールを筆頭に、モネ、ゴッホ、シャガール・・・と、
街を歩いていると、時に、美術界の巨匠たちと同じ名前のお店に出くわします。
果たして、それらのお店と巨匠との間に関係はあるのか??
気になるようで気にならない。
でも、気にしてしまったら、気になって仕方がない。
そんな疑問を解消すべく、アートテラーは今日も店へと赴く!!
先日、ポーラ美術館でのトークイベントを無事に終えた時のこと。
自分で言うのもなんですが、
イイ感じに会を盛り上げたので、
自分へのご褒美に、軽く祝杯をあげたくなりました。
ポーラ美術館から小田原駅に向かうバスの中で、
どこか良いお店は無いものかと検索していたところ、
「もうここしかないでしょ!」というお店を発見してしまいました!
その名も・・・・・
ベロ焼きピカソ。
トークショーでピカソの話題も飛び出ましたし、
祝杯をあげるには、まさに打ってつけのお店です。
席に座るやいなや、ビールを注文。
すると、ビールとお通しが運ばれてきました。
お通しは、牛タンのカルパッチョ。
さすが、ベロ焼きピカソです。
おすすめメニューは、もちろんベロ焼きとのこと。
ハーフでも食べ応えがあるとのことで、
ハーフのベロ焼き(¥980)を注文しました。
炭火で焼いた本格派の牛タン焼き。
中は程よいレアになっており、
これだけの厚みがありながらも、
サクサクと嚙み切れました。
仙台で本場の牛タン定食を食べたことがありますが、
正直なところ、美味しさで言ったら、こっちのが上かも。
それくらいに美味しいベロ焼きでした。
牛タン以外のメニューも充実しており、
この日のオススメだったトウモロコシの唐揚げと、
せがれカンパチのアテ巻きもオーダー。
これまたどちらも美味しく、
ビールがどんどん進みます。
他にも何品か注文しましたが、どのメニューも外れなし。
この店は何だ?天才か?
あ、だから、ピカソなのか!
ちなみに。
ドリンクにも独創的なメニューがあり、
気になったので、思わず注文してしまいました。
はまぐりトマト割、とのこと。
その色合いはまるで、
ピカソのバラ色の時代を彷彿とさせます。
どんなお味なのか。
一口頂いてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うん。
美味しいは美味しいのですが、
何も知らずに飲んだら、ただのトマト割。
はまぐりのエキスは、うっすらとしか感じられませんでした。
きっとハマグリは沖合にいるのでしょう。
と、かなりベロ鼓・・・もとい、舌鼓を打ったところで、
このコーナーの肝心なことを忘れているのに気が付きました。
果たして、店内にピカソは飾ってあるのでしょうか。
結果は、こちら↓
ピカソの《泣く女》っぽい絵が飾ってありました。
よく見れば、ベロ焼きピカソだけに、
泣く女性の口からベロが出ています。
ちなみに。
肝心の写真がブレてしまったのは、お酒のせいです。
ごめんなさい(๑´ڡ`๑)テヘペロ
<お店情報>
ベロ焼きピカソ
住所:神奈川県小田原市栄町2-5-7
定休日:不定休
営業時間:17:00~23:00
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